解けた謎はすべて簡単
当たり前のことであるが、解けた謎というのはすべからくすべて簡単、と思われてしまう。
では、今回は何の話かというと 『パソコンゲーム (PCゲーム)』 の話である。
私はPCゲームが好きでよく遊んでいる。特に謎解きを多く含むロール・プレイング・ゲーム (RPG) を多く遊んできた。でも今は、遊んでいた、と過去形で語るほうが正しいかもしれない。
最近のゲームは面白くないのである。謎を解いたときの、やったー!という爽快感がないためである。
その原因の一つと考えられるのが、謎の不条理さにある。攻略本がなければ先に進めないような謎解きばかりになってしまった。私は攻略本を買わないので、ゲームのヒントや解凍がかかれたブログ、そして2chを読んで不条理謎解きを回避している。
私は ファイナル・ファンタジー XI オンライン (FF XI) をかなり長い間遊んでいた。しかし、ミッションやクエストのうち謎解きを含むものを独力でクリアした記憶がない。たいてい、どこかのサイト・ブログ・2chで答えを探してからプレイしていた。FF XI のマップは広大で各地の移動にはかなりの時間を要する。試行錯誤を行うのに多大な時間と労力を要する。あまりプレイ時間の取れない私にとってこれは苦痛以外の何者でもなかった。効率よくゲームを進めていくためには、他人の情報に頼るしかなかった。
“解けた謎は簡単である” つまり、製作する人たちはすべての答えを知って製作しているから、どんな謎も簡単に思えてしまうのではないか? 昔、武器で3回攻撃すると壊れる扉というのがあった。しかし、そのためのヒントはなかった。2回目であきらめてしまう人であればおそらく永久に先には進めないであろう。そんなときに、1回目から扉に変化が/angryであるとか、耐久性のような目に見えるデータが表示されたら、ほとんどのプレーヤーはどうすればいいのか気が付くのではないのか?
政策をしている人たちは “そんなにヒントを与えてしまっては、謎解きの面白さがなくなってしまう” とでも考えているのではないのか? だとすれば、それは思い違いと私は言いたい。ゲーム以外の外部から情報を得なくてはゲームを進められない謎解きを私はこれ以上遊びたくない。
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