プリンターを買いました (Canon PIXUS iP7500)
前回、プリンターがなかなか決められない、と投稿した。その後も、あれこれ考えて、先週末ようやく購入した。
各情報サイトが今年のプリンターのレビューをやってからとも思ったのだが、まったく印刷が出来ない状態というのなかなか不便なので、カミさんからのプレッシャーもあり購入に踏み切った。
購入までの私の頭の中の展開は以下のようなものであった。
1. 壊れた PM-900C を修理しようか?
PM-900Cは私にとってはよいプリンターであった。よく言われる印刷速度の遅さも、そんなに大量に印刷しなかったので気にならなかった。写真画質は十分に満足できるものであった。プリンタドライバーも細かいところまで設定が出来て私好みであった。インクカートリッジは一体型であったが、カラー6色で実売1500円は、最近主流の独立タンク一式に比べればずいぶんと安い。
しかしながら、去年やはり年末が近づいてから紙送り部分が壊れて修理に出していた。約一年で今度は印字ヘッド部分の故障である。エプソンによると PM-900C の修理対応期限が 2007年9月 になっている。1年後である。修理費用は、1万500円+輸送料+部品代である。おそらく2万近くかかると予想した。
であれば、その2万円を新プリンター購入に当てたほうがいいと考えたわけである。
2. エプソンにしようか? キヤノンにしようか?
いろんな掲示板を読むと、写真画質がいいのはエプソン、という意見が大半であった。一方のキヤノンは印字速度、印字ヘッドの目詰まりの少なさ、印字ヘッドが交換可能、という利点をあげる人が多かった。
PC Watch の 2005年モデルの印刷サンプルを見ても確かにエプソンのほうが写真画質はよいと感じた。写真画質優先な私としてはやはりエプソン優先で考えていた。
3. 複合機か? 単機能機か?
エプソンもキヤノンも販売の主流を複合機においているようであった。単機能機の価格下落が著しい状況においては、付加価値を高めて価格を維持しようという戦略であることがわかった。おかげで、単機能プリンターのラインナップが変に偏っているように思われた。
我が家では印刷物のスキャンは取り立てて必要ないと思われた。ただ、印刷物のコピーはときおりコンビニに行ってやっていたので、家でコピーが出来ればそれなりに便利になるのかな?と考えた。何より複合機であっても、昔と比べれば十分に価格が安くなっているのが魅力である。6年前にPM-900Cを買ったときは5~6万円した記憶がある。今は、複合機の最上位機種でもそこまでの値段はしない。
ということで、複合機で考えてみることにした。
4. 最新機種か? 型落ちか?
エプソンは今年は更なる写真画質の向上をうたい文句にしてきた。私にとっては魅力的である。キヤノンは写真が質についてはそれほど大きな進歩は内容であった。
一番の売りにするぐらい画質が向上したのであればやはり最新機種かな?とエプソンの2006年の最新機種にターゲットをあてることにした。
5. でもちょっと待てよ?
価格.コムによると、2006年モデルと2007年モデルを比較すると、なんと倍半分の価格差があった。(@_@;)
ここで、「ちょっと待てよ? ということは、2007年モデルも来年にはこの値段に下がっているのか?」 と思い至った。上位機種の場合、5万円と2万6千円の違いであった。実に2万円以上の差である。
「ということは、今年旧機種を買えば、来年に今年の新機種を買ってもほぼ同額の支出になるな?」 と考えたわけである。
6. で結局 Canon PIXUS iP7500 に落ち着いた
2005年モデルを買って、もし気に入らなければ来年2006年モデルを買うことに決めた。来年買い換えることも考慮すると、今回買うプリンターは比較するためにもキヤノンにすることとした。で、もしキヤノンで満足できないようであれば、2006年エプソンモデルが安くなった来年に買い足すつもりである。
実際に購入をしたのは、ヨドバシカメラのAkihabara店であった。たまっていたポイントも使い1万5千円弱で購入することが出来た。
使用感:
エプソンに比べればドライバーのつくりがキヤノンのほうが甘いというか、手を抜いているというか、使い方がわかりにくい感じであった。
肝心の写真画質は、PM-900Cと比べてもやや劣る印象を受けた。ただし、紙との相性もあり、PM-900Cでも納得がいく組み合わせを見つけるのに半年ぐらいかかったと記憶している。
しかしながら、何よりも驚き、気に入ったのは細かい機能が充実しているところである。
・ 電源の自動オン・自動オフができる。
・ 前面給紙ができる。
・ 前と後ろで二種類の紙が同時にセットできる。
・ CD/DVD に直接印刷できる。
・ 自動両面印刷ができる
特にこの五点が気に入っている。
これだけのプリンターが1万5千円で買えるようになったというのは、ほんとうによい時代になったものである。
当面はこのプリンターと付き合って、年末の年賀状を印刷する予定である。また、なにか気がついたことがあれば随時ここにレポートする予定である。
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