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2006/11/12

見苦しい・・・

 文部科学省の大臣と官僚が責任逃れに躍起である。

 まさに今の日本を象徴している権力者の対応である。口では 「正直者が報われる社会」 だの、「不正を許さない」 だの言っているくせに。ことが自分に及ぶと 「自分は知らなかった」、「現場が勝手にやったこと」 と見苦しい言い訳を繰り返す。

 省庁の官僚にとっては、国民に “見苦しい” と思われることなどどうでもいいのである。彼ら・彼女らにとって一番大切なのは省庁内で出世をすること、そのために上司に高い評価をもらうこと。国民が彼ら・彼女らの人事評価をするわけではない。

 もちろん、国民の感情で官僚を人事評価するのは問題である。そんなことをすれば、官僚は国民におもねる政策ばかりjを行い、結局、国が破綻をしてしまう。それは歴史を見ればだいたい予想がつく。第二次世界大戦前に、ドイツでは国民の感情に訴えかけた人物が、その後独裁政治を行い、結果周囲の国民も、ドイツ国民も不幸となっている。

 国民の評価・感情では責任を取らされないことをいいことに、官僚は好き勝手な行動をする。都心の賃貸マンションの家賃が相場の10分の1~100分の1、年金の自己負担額が少ない、などなど。私が問題にしたいのはそこである。

 権限があるのに責任がなければ、暴走するのは人間の性である。なればこそ、システムによってその人間の性を抑えなければいけない。では、どのようなシステムにすればいいのか?

 私程度の知識と経験では、残念ながら明確な回答を持ち合わせていない。ただ、私には一つ思っていることがある。それは、“責任者を明確にする” ことである。政策にしろ、法案にしろ、誰が責任者としてそれを立案、実行するのかが、今のシステムでは明確にしなくてもいいことになっている。それを、あらかじめ明確にするのである。ネット上でも匿名であれば好き勝手な発言ができても、記名発言となると発言が慎重になる原理の応用である。自分の名前が公になって政策や法律が実行されるとすれば、いい加減なものは世に出せないだろう、というのが私の考えである。

 “責任が明確でないおかげで、さまざまな政策を実行することができる” という考えもあるだろう。現に今はその考えで日本の政治・官僚システムが動いていると思う。しかし、その考えを官僚が悪用して、暴走をしているのが現状である。であれば、その反対の考えを取り入れるべきではないのか、というのが私の考えである。

 国でもっとも厳しく責任を取らなければいけない人たちが、愚にもつかない言い訳で責任を回避しようとしている。企業においても、社長や重役がとるべき責任を回避しているような企業は、早晩、立ちゆかなっていく。同じように、日本という企業がまもなく立ち行かなくなっていくのではないか、ということを私は心配している。

 とにかく、政治屋や官僚たちが好き勝手にやって、責任をとろうとしないさまは、他国民を多数拉致したり、衛星打ち上げといって弾道ミサイルを撃ったり、危険を顧みずに核実験を強行する某国の権力者達を見ているようで、私にはとても不快である。

 政府も、NHKに拉致問題を重点的に放送するように命令するんだったら、官僚の不適切な行動についても重点的に放送するように命令して欲しいものである。

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