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2006/11/22

元の位置に戻してますか?

 私は道具や普段持ち歩いているものを使い終わったら、かならず決まった位置に戻すようにしている。次に使うときにどこにあるか探さなくて済むようにである。たまに、決まった位置に戻さなかったときなど、どこにおいたか思い出せず、探すのに一苦労である。

 最初のきっかけは自分が中学生のときまでさかのぼる。当時私は卓球部に所属をしていた。うまくなろうと解説書を読んでいると “ホームポジション” の大切さが書いてあった。いわく、

「最後に球を打ったところから次に球を打つところまで直接移動をすれば一番効率がよい。しかし、一番遠い反対サイドに強打された場合、ほとんどの場合、返球に間に合わない。
どの方向に返球されても確実に間に合うようにするには、自分が打ち返したあとはかならずホームポジションに戻って相手の返球を待つようにしなければいけない。」

と書かれていた。実際、卓球に限らず、ほとんどの球技に当てはまることだと思う。

 次のきっかけは “タッチタイピング” である。自分が大学生のときに本格的にパソコンを触るようになり、どうせならばと一生懸命にタッチタイピングを習得した。余談ではあるが、このときにタッチタイピングを苦労して習得したおかげで、その後の人生でずいぶんと得をしたように思う。
 タッチタイピングでも指のホームポジションが大切である。キーボードを見ないのであるから、指は相対位置でしかキートップを識別できないので当然である。時々、ホームポジションを間違えて、キートップを一つずつずらして打ってしまい、「あれ?」 というときがある。PCキーボードでは、左:F、右:J が両手人差し指のホームポジションとしてキートップに突起がある。Macキーボードでは、左:D、右:K のキートップに両手中指用の突起がある。またまた余談であるが、Macキーボードでホームポジションの突起が中指用なのは、 「人は人差し指より、中指のほうが敏感であるため。」 という話を以前どこかで開発者がしているのを聞いたことがある。と思ってしらべてみたら、こんなページがありました。最近は、Mac も F J に突起があるのね。

 ダメ押しは、ソフト会社に入ってからのソフト開発であった。
 まず、プログラマーはプログラムを書くときに、各コードにコメントを書くことがもともめられていた。書かれたプログラムを他人が読むときに理解しやすくすることが第一目的である。しかし、人は自分のことでもよく忘れる。自分がなぜそのようなコードを書いたのかを思い出すためにも、各コードのコメントはとても重要なものである。
 仕様を考えるときも “人はすぐに忘れる” ことを前提に設計することが重要である。毎日使っていれば、多くの機能の使い方や呼び出し方を覚えていられる。しかし、少し間を空けてしまうとすぐに使い方を忘れてしまう。そんなときでも見ただけで使い方がわかるような設計になっていることが理想である。忘れるたびに、説明書を読んだり、他人に聞いたりしなければいけないようでは、よい設計とはいえない。

 以上のような経験を経て、私は使ったものをすぐに決まった位置に戻すくせをつけるようになった。「財布はここ。ケータイはここ。メガネはここ。ハサミはここ。」 といった具合である。

 ところが、カミさんは “すぐに” 元に戻すことをしない。私が 「すぐに戻して欲しい」 とお願いして、よくけんかになる。カミさんいわく 「あとで片付ければいいじゃん。」、「またすぐに使うから」、「いちいちうるさい!(`Д´)ノ」(笑) と。最近は、何も言わずに私が片付けることにしている。

 カミさんの気持ちもわかる。確かに、使うたびにいちいち戻しにいくより、目の前のテーブルの上やたんすの上に置いたほうが楽である。しかし、毎日のように 「メガネがない」、「財布がない」、「帽子はどこ?」 と探し回っているのを見ると、やっぱり 「いつも決まったところに置くようにしてくれよ」 と思うのである。まあ、探し回るのがストレスになる性格なのか、ならない性格なのかで決まってくるのだろうけど。

 皆さんは普段、どうされてますかね?

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