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2006/11/30

家事と共働きを求める夫、家事分担と給料を求める妻

 “座談会 少子化から見た21世紀の展望” という記事を読んだ。その中に、私を驚かせる部分があった。以下が私が驚かされた部分である。(抜粋)

江原 全く結びつかない。しかし、仕事だけという生き方を強いられることには恐怖感が強い。共働きをすれば家計的には非常にいいとわかっている。それがなぜか家事分担の問題となると、家事を分担するのは面倒としか思えなくなる。男子にとっては女の人が家事全部やってくれて、共働きするのが一番いいと思っているのです。

高津 もし、女の子が納得しているのなら、男の子にとって最高でしょうね。(笑)

江原 そうでしょう。ただ、女子にとっても男の人が家事も育児も半分手伝ってくれ、働かなくて済むというのがいい。5、6割の女の人はそれがベストだと思っている。全部やれとはいわないが、せめて私と同程度に家事や育児をし、働いてない時は家事、育児を手伝ってほしい。それで、給料は持ってきてくれて、私は働かなくても、当然その給料を全部もらう。それがいいと思っている。

「めんどくさいことやたいへんなことはしたくないが、何かの恩恵にはあやかりたい」 そんなことを臆面もなく公言する若者が確かに私の周りにもいる。これは、その延長線上にあると考えればよいのだろうか。
 今はどちらかというと男のほうの欲求(妻も働いて、家事も全部妻がやる)が現実になっているような気がする。たまに女のほうの欲求(家事を分担してもらって、妻は外で働かない)を実現している専業主婦がいる。 “セレブもどき” としてワイドショーなどに取り上げられている。そんな専業主婦は、夫と子供がいない昼間に、友人達とリッチなランチを食べにいったりしている。

 もしこれが今の若い世代のメジャーな考え方だとすると、結婚がなかなか続かないケースが多いのも納得できる。こういう考えをもっていたとしても、おそらく結婚相手にはそんなことをいったりはしないであろう。しかし、心の中ではずっとそうであればいいと思い続けて、でも、それが実現するはずもなく、結局相手に対する不満として噴出してしまうのではなかろうか。もっとも、上記の男女の欲求を互いに相手に伝えたとしても、そもそも受け入れられるはずもないのであるが。

 私は自分にとってのみ都合のいい希望は考えないようにしている。それは以前の “他人に勝手に期待をしない” でも述べたとおりである。そして自分に希望があるときは、それをきちんと相手に伝えるようにしている。けっして、相手がこちらの気持ちを察することを期待したりはしない。

 日本にはよく “あうんの呼吸” や、相手に気持ちを察して何かをしてあげることが、とても重要なことであるという文化がある。あうんの呼吸 や 気持ちを察すること は、とてもよいことだと、わたしも思う。また、そういうことをされた相手はたぶん気持ちいいだろうということは理解できる。しかし、そのような言葉によらない一方の犠牲の上に成り立つコミュニケーションを、私個人は好きではないし、使いたいとも思わない。
(私も思春期の頃は、“うる星やつら” の “ラム” のように勝手に世話を焼いてくれる人にあこがれたりしたのは、実は内緒である。(^_^;) )

 だから逆に、私が言わずに思っていることを相手が気がつかなくても、私はぜんぜん気にならない。もちろん気を回してなにかしてくれれば、それはそれで感謝をするようにしている。
 もっとも、相手が気を回してしてくれることは、私が期待することとはいつも微妙にずれているので、結局は自分でこっそりやり直したりするのだが。私が気を回されるのがイヤなのは、そういうことでもある。私の期待に及ばないことをされるくらいなら、何もしてもらわないで、自分で一からやったほうがめんどくさくなくていい、ということである。

 こういう態度、性格(= 気を回さない、気を回されたくない) は、残念ながら異性に対してはきわめて評判が悪い。(苦笑)  いわゆる “気の利かない男” だからである。女性は、どうやら “不完全でもいいから、ちょっと気の利いたこと” を男に期待、要求するようである。でも、私にはできない。つまり、女性には好かれない。ということである。

 なので、私のやり方は安易に他の人にはお勧めできない。
 この私のやり方が有効なのは、十分に理解が進んだ両者においてである。その条件においては、この “要求を明確に相手に伝える。伝わっていないことはないものとする” 方法は、スマートに物事をするめることにかなり有効であると思っている。そこには男女関係も含まれる。

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