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2006/12/27

液晶モニターの色温度

 最近、液晶モニターの色温度を “5000K” で使っている。5000K での光の三原色の割合は、

  赤、緑、青 = 100%、89%、78%

となっている。つまり、‘赤っぽい’画面ということになる。

 一般に、日本人は太陽光に近い‘青っぽい’室内灯を好み、欧米人は電球のような‘赤っぽい’室内灯を好む、と聞いたことがある。実際、アメリカで生活しているときは、青白い蛍光灯を使っているのは、会社のビルの中とか、大きなショッピングモールであった。プライベートな空間ではほとんどが赤っぽい電球で、しかもほとんどが間接照明。私が借りたアパートも、備え付けの照明器具はすべて間接照明であった。間接照明だけでは暗くて、とても夜にまともな生活ができそうになかった。そこで、大型ショッピングモールにいって、明るい大型のハロゲンランプを二台ほど買ってきたほどである。

 部屋の照明が暗いのは、日本人と欧米人の光に対する目の感度が違うからという話も聞いたことがある。欧米人は目が黒くないため、光に対する目の感度が高く、まぶしく感じやすい。そのために、夏はサングラスが必要になる、みたいな話を以前どっかで読んだ気がする。

 とまあ、いつのまにか話が脱線してしまった。

 液晶モニターの色温度を 5000K にした。理由はひとえに、少し前に記事にした “ICM” のためである。モニターの色温度の規定値(≒ 標準)は  6500K である。6500K だと、モニター上の白がいわゆる人がイメージする白に近い。私は、CRT モニターのときも含めて、今まではほとんど 6500K か、時にはもっと青い 9300K で使ってきた。ところが、6500K 状態で、‘印刷用紙の白’を表現すると、どう見ても白が‘クリーム色’にしかならない。写真上の白く印刷したい部分がクリーム色で表示され、しかも絶対に‘白く’できない。以前の記事では、「白を青にシフトする」 ことを書いたと思う。それをしても、やはりどうにも落ち着かないのである。

 液晶モニター用の ICC プロファイル に 5000K 用のプロファイルがあるのを思い出したので、ためしに液晶モニターを 5000K にして写真を表示させてみた。

 すると、数値上の‘白’が、見た目もかなり白っぽく表示されたのである。つまり、モニターの色温度を 5000K にすると、‘モニター上の白’が‘紙の上の白’にかなり近くなることに、ようやく気がついたのである。この状態で写真を調整すると、かなり落ち着いて調整できることもわかった。

 といった理由で、液晶モニターの色温度を 5000K に変更したわけである。切り替えた直後は、やはり全体が‘赤っぽく’というか‘黄色っぽく’感じて、落ち着かなかった。しかし、一日二日使っていくと、人間というのはやはりうまくできていて、気にならなくなったのである。

 結局、写真を調整するときのことを優先して、常時モニターの色温度を 5000K にすることにした。

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