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2006/12/10

道路特定財源の一般財源化問題

 なにやら “道路特定財源” 周りが騒々しい。阿部首相周辺は、巨額な道路特定財源を一般財源化して国家財政を立て直す、様なことをいっているようだ。しかし、要は人様からむしりとった大切なお金を誰(国?地方?どこの官庁?)が好きに使えるか、誰(土建屋?建築屋?政治屋の身内?)に渡すかということだと思う。結局、一般財源化は自民党の反対でつぶされたようだが。もういい加減、無駄な道路を作って必要のない土建屋を延命(=無駄に土建屋に金を渡す)のは、(少なくとも私には)とても迷惑な話である。

 自分自身がよくわかっていなかったので、少しいろいろなサイトで自分なりに調べてみた。そうしたら、別な問題もあることがわかった。このサイトによくまとめられていると思う。特に “暫定税率” は意外と知られていないと思った。一言で(悪く)いえば、「本来の税率の二倍税金をむしりとっている」 制度である。

 「倍額お金をふんだくっていたが、道路を作らなくなってきたから、お金が余ってきた。じゃ~、そのあまったお金を別なことに使おう。」 という、いかにも役人的な発想である。「お金を取りすぎていたから、料金(税金)を下げよう。」 という発想は一切ない。前に書いた “目的と形式化と自己利益追求と” で書いた構図がそのまま当てはまると思った。一度手にした “二倍税収” という “既得権” を離したくがないために、いろいろな姑息な手段を使っている、ように私には思えて仕方がない。

 先ほどの “道路特定財源を用いた公共交通整備の推進を” というサイトで別な方が指摘しているように、今の暫定税率が通常税率より、ガソリンの消費を抑えている側面は確かにあると思う。だとすれば、それを素直に認めて、増収分を環境対策に回せばいいのである。そういう話も一部ではされているようではあるが、なかなか聞こえてこない。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 大手のテレビや新聞社関係のニュースサイトを見ても、“暫定税率” のことはほとんど出てこない。税金を払っている側に都合の悪い情報は意図的に少なくして、税金をむしりとって好き勝手に使っている権力者側に都合のいい報道のされ方をしているように、私には見える。

 四男を優遇している石原東京都知事の問題も、私が見ているニュースの範囲ではあまり大きく取り上げられていない。私は、多くのマスコミがもっと鋭く突っ込んでいっていい問題だと思っているのだが・・・。やはり、権力者にたてつくといろいろマスコミの仕事ができにくくなるだろうから、“長いものには巻かれろ”ということなのか。日増しに大手マスコミが信用できなくなっていく自分がいる。

 その意味では、個人の持つさまざまな情報、さまざまな意見を、ほぼリアルタイムにしかも簡単に目にすることができるインターネット技術がある、いい時代になったものである。あとはこの国で、14億人もいる国や核ミサイルを持とうとしている国のように、インターネット上の情報が検閲および規制されないよう願うばかりである。阿部首相の言動を見ていると、戦前の 国家主義・全体主義・徴兵制・軍事立国 を目指しているように見えて、とても不安な気持ちにさせられる。

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 東国原宮崎県知事は、最近の知事としては好感が持てる。しかしながら、道路特定財源 [続きを読む]

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