« Windows Vista Upgrade Advisor | トップページ | 客より仕事を優先する店員 »

2007/02/01

CPU と オーバークロック と 劣化 と

 900MHz にクロップアップしていた Celeron 600MHz がとうとう 900MHz で動作しなくなった。

 カミさんの使っているパソコンが起動しなくなった。以前から、頻繁にシステムがハングアップしていたが、再起動すれば問題なく動作していたのでほうっておいた。またメモリの一部がいかれたのか?ぐらいに思っていた。そうしたら、先日まったく起動しなくなってしまった。BIOS画面すら表示しなかった。

 まず、ハードディスクを疑ったのだが、音を聞いてみるとどうやら正常に動作しているようだ。

 そこで次に疑ったのが CPU である。何しろ、ベースクロック 66MHz の 600MHz のセレロンを、無理やりベースクロック 100MHz の 900MHz で動かしていたのである。内部の配線やコンデンサーは、さぞ劣化が進んでいると思われた。

 そう入っても、とりあえず動くようにしなければいけない。まず最初にやったのが、悪あがきとは思いつつも電圧の昇圧である。定格1.5V のところを、すでに、1.9V かけている。それを、1.95V まであげてみた。一度 OS が起動したが、二度目以降は起動しなかった。私もさすがにそれ以上に電圧を上げる勇気はなかった。

 そこで、元の 66MHz、1.5V に戻すことにした。規定値の設定で、今は何の問題もなくパソコンが使えている。動作が少し遅くなったのが、問題といえば、問題だが。

 近いうちにカミさん用に新しいパソコンを買う予定なので、これ以上この古いパソコンへの投資はするつもりはない。当面は、だましだまし使うことになる。

 それにしても、この CPU はがんばってくれた。この CPU に入れ替えたのは、おそらく 2000年~2001年ぐらいである。すると、5~6年、オーバークロックでがんばってくれていたことになる。一日平均で五時間使ったとして、一年で約1800時間。5~6年で、約一万時間。定格の状態で使っていれば、一万時間ぐらいで劣化することはないだろが、何しろ1.5倍の働きをずっとしていたのである。「よくやった。感動した。」 とほめてあげたい。入れ替えた時は、「ま~、2~3年もてば十分だな。そのあとまた上のクラスに入れ替えればいいや。」 程度にしか考えていなかったのだから、その倍以上も動き続けたわけである。

 いまさら上位の CPU に入れ替えるつもりはないが、CPU っていうのは、“私が思っていた” よりも耐久性があるんだな、ということがわかった一件であった。

|
|

« Windows Vista Upgrade Advisor | トップページ | 客より仕事を優先する店員 »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

CPUもそうですが、電子部品は、シリコン素子の固まりである。
たたまたその個体が優秀だけだったと私は思います。

同じ工程、同じ部品で作られてもどうしても個体差は生じてきます。自動車も同様に同じメーカー同じ車種で同じ時期に作られても、取付の微妙な誤差により、いい車であったり故障しやすい車もあります。

自動車よりも部品構成(制御CPUも含めても)が多いCPUも同様で、たまたま、全体の素子の具合がよかったのだと思います。

1つのCPUだけで判断されるのではなく、これまでにも何千と取り扱ってきた私は、そう感じております。
電子部品にも製品の個体差があると…

投稿: はやみ | 2007/03/08 20:23

はやみ さん、コメントをありがとうございます。
私が買ったCPUが当たりだったというのは、私もたぶんそうだと思います。
実際、以前に買ったDVDマルチドライブは1年半でDVD-RAMを認識しなくなり、DVD-Rへの書き込みができなくなりました。DVD-ROM/Rの読み込みはできるんですけどね。

投稿: マスト | 2007/03/09 09:15

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61641/13684302

この記事へのトラックバック一覧です: CPU と オーバークロック と 劣化 と:

« Windows Vista Upgrade Advisor | トップページ | 客より仕事を優先する店員 »