いつまで「袋はいりません」といい続けなければならないのか
私は買い物に行くときに、かならず買い物袋、いわゆる “マイバッグ” をもって行く。
にもかかわらずお店では、自分から 「袋はいりません。そのままで結構です。」 といわなければ、強制的にビニールの手提げ袋に入れようとする。
理由はいくつかあろう。
- ビニール袋に入れるまでがルーチンワークになっているため無意識にやってしまう。
- ビニールに入れたほうが、代金を支払ったものという区別がつきやすい。
- 下手に気を利かせて 「ビニール袋はいりますか?」と聞くと気の利かない店と店員と思われる
などなど。
買い物バッグを推奨している行きつけの大型スーパーでも、ビニール袋が “いらない” 人が、買い物かごに “袋いりませんカード” を準備しなければいけない。買い物バッグ推奨なら、なぜ逆に “袋くださいカード” にしないのだろう。袋をもらう人の方が多いから?袋をもらうのが常識だから? だからこそ、ビニール袋をもらうためには、「意思表示をするという “努力” が必要なんですよ」 というふうに考えてもらうようになってほしい。
たまに行く生協では、“袋なし&袋有料” がすでに定着している。商店街の小さな店でも、袋を優良にして、「袋1枚につき5円いただきます」 ときちんと説明しているところもある。
駅前の商店街では、ポスターや街頭放送で 「マイバッグを使いましょう」 と宣伝している。にもかかわらず、その商店街の大半の店では、ビニール袋が “デフォルト” (コンピューター用語で “規定値” のこと) である。そのギャップに、私などは 「ポスターや放送は、『やってますよ』ということを見せるだけで、本当はやる気がないんだろう」 と思ってしまう。商店街として買い物バッグを推奨することが、逆に私には商店街のイメージを悪くしている。
「ビニール袋をもらうことが当たり前」 と思っている人が大半な現在、手さげ袋を持っている人に 「ビニール袋はご入用ですか?」 と聞いたら、「当たり前だろ! いちいち聞くな!!」 などと怒鳴り散らす人が大量発生しそうではある。
しかし、ビニール袋の無料&デフォルト サービスはそろそろやめるべきである。ビニール袋を要求する人には、それなりの代価を支払ってもらう時代になっても、そろそろいいころである。
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