【CNET】この10年間でのトップ10
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THE POWER OF 10
CNET TOP 10 LISTS
CNET のライターたちが選んださまざまなトップ10が紹介されている。
このトップ10を眺めると、日本人の私の感覚では “???” な物がいっぱい入っている。日本がアメリカ文化の後追い、とか言われつつも、やはり日本とアメリカは、明らかに異なる文化であると感じるときでもある。
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私は音楽を携帯する趣味がないので、1位の iPod にはピンとこない。それでも、音楽市場やコンテンツ販売に与えた影響から考えて、1位でも不思議ではない。2位の TiVo はむしろ、よく知らない日本人の人の方が多いのではなかろうか。日本だと “各社のHDDビデオレコーダー” ということになろうか。6位の PalmPilot も日本人にとってはなじみが薄い。日本では結局 PDA は一般には受け入れられなかったと思う。かろうじて シャープの“ザウルス” がこれに該当するだろうか。むしろ、最近の電子辞書の方が日本人にとってはインパクトが大きかったかもしれない。9位の Sony Digital Mavica も日本では カシオの“QV-10” の方がインパクトがあったと思う。10位の The Sims も日本で受けたという話は聞いたことがない。それは Second Life にも言えることだが。
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もっと日本人に理解できないのが、この video games だろう。日本人ならやはり “ドラゴンクエスト”シリーズ や “ファイナル ファンタジー”シリーズ ははずさないと思う。そのほかにも、“風来のシレン”、“トルネコ”、“マザー”、“リッジレーサー”、“鉄拳”、“バーチャファイター” なども入りそうだ。“機動戦士ガンダム 連邦 vs ジオン” も多くのプレーヤーをひきつけた。
一方で Top 10 を見ると、日本では知らない人の方が多そうなゲームが多数見られる。Starcraft は日本ではそれほど受けなかった。NFL Football にいたっては、日本で発売すらされていない気さえする。Halo も日本では鳴かず飛ばずの状態だ。
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これ以外にも、Downloads で ICQ が1位だったりと、政治家の経費・金銭感覚並 (゜▽゜;) に、日本人の感覚からずれているところが、なかなか興味深い。
逆に考えれば、この Top 10 を出す文化の中の人たちが作る OS や オフィスアプリケーション が、随所に日本人になじまない仕様を抱えているという点については、みょうに納得できそうである。
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