【書籍】 ドリトル先生
ここでのドリトル先生は、ヒュー・ロフティング著のアメリカ合衆国の児童書シリーズ のことで、エディ・マーフィー主演によるおバカ映画 ドクター・ドリトル、ドクター・ドリトル2 のことではない。
私は小学生のころ、このドリトル先生シリーズが大好きで、全12作品をすべて読んだ。残念ながら詳細な内容は忘れてしまったが、当時はわくわくしながら読んだ記憶がある。そして、どういう経緯かは忘れてしまったが、第2巻と第12巻の2冊だけ実家の本棚に残っていた。それを前回帰省したときに自宅に持って帰った。そして、子供の本棚に置いておいた。持って帰ってきたときに子供は、「そんなの読まないからね。」と言っていた。
私が ドリトル先生 を実家から持ってくる気になったのは、子供が “マジックツリーハウス”シリーズを必死になって読む姿を見ていたからだ。とにかく マジックツリーハウス の新刊は発売日に買わされるほどである。この マジックツリーハウス シリーズも架空の世界の空想物なので、おそらく ドリトル先生 も好きになるに違いないと思い、実家から持ってかえって来たのである。
そして最近ひょんなきっかけから子供が ドリトル先生 を読み始めた。
こんど博物館に社会見学にいくらしい。そこの展示物に “井伏鱒二” の作品があるというのだ。そして、ドリトル先生 の翻訳者がその 井伏鱒二 だったのだ。
なんとも奇妙なきっかけで読み始めた ドリトル先生 だったが、やはり子供の趣味にあったらしい。さっそく 「第一巻から読みたい」 と言い出した。
思い返せば私が35年前に読んだ本を、今、自分の子供が読んでいる。自分と同じ本に興味を持ち、自分と同じようにもっと読みたいと親におねだりする。なんとも不思議な気分である。
追記:
子供が 「読み終えたよ」 と持ってきた ドリトル先生 第二巻 をぺらぺらめくっていたら、巻末に “ナルニア国ものがたり” の紹介が載っていた。昨年ヒットしたディズニー映画のことは知っていたが、実は35年も前に、(すくなくともタイトルは、)目にしていたはずの作品だったのだ。35年目にして知った事実にちょっと orz な気持ちだった。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 広告の見せ方はなんでこんなに酷いのだろう(2008.07.12)
- 腐女子の実態に迫る?(2008.02.25)
- 作り手のための著作権法とは(2008.01.30)
- 印刷会社と書店はどうなるのか(2007.12.30)
- 【書籍】 ドリトル先生(2007.05.07)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を使ってみて(2012.02.16)
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を買った理由(わけ)(2012.02.15)
- 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』 は Wii を買ってでもやる価値あり(2011.12.15)
- スーパーマリオ 3Dランド 完全制覇(2011.11.21)
- TPPに関して思うこと(2011.10.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント