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2007/05/29

不条理な要求

保護者から学校への「イチャモン」にはワケがある
  夕刊フジ BLOG  [2007年5月27日]

 最近、テレビや新聞などでもこの問題、学校や先生への不条理な要求、をよく耳にする。

  • 少子化や地域社会の崩壊、保護者の孤立化などで、親は子育てに関する悩みを誰にも打ち明けられず、「この子を守るのは自分しかいない」と思いこんで文句を言う。
  • 子供がトラブルを起こすと、育てた親である自分が非難されたと思いこみ、逆ギレ的な言葉が出てしまう。

 私も同じような理由を考えていた。実際、「自分の子供を守るのは、自分(および配偶者)しかいない」 と、私も考えている。(といっても、何かにつけて学校に怒鳴り込んだり、要求したりはしていない。) また、「子供の悪事は親の責任」 という考えが何かにつけて強調されるため、「子供への叱責は親である自分への非難・誹謗・中傷」 と思い込んで、過剰に反応する人が増えている、という話も、私には同意できる話だ。

 私が問題だと思うのは、一部の過剰反応をする親達によって、先生達の貴重な時間が無駄に使われていくことだ。ただでさえ厳しいとされる先生達の労働条件をさらに悪化させているとしか思えない。

 しかも、今の教育制度は、先生達個人個人の努力を前提にしているとしか思えない部分が多い。なにかにつけて私の持論を出して申し訳ないが、「人は現状のシステムにおいて、自分が利益を得る、もしくは、損をしない行動を取る」 と私は信じている。つまり、先生達個人個人の努力に依存しているようなシステムでは、やはり将来的に改善するとは思えない。改善するためには、システムの変更が必要なのだ。

 そうすると、“教育制度改革” という話になるが、現安部政権が行おうとしている 教育制度改革 はどうも信用できない。少なくとも報道される範囲では胡散臭い。なんというか、戦前の全体主義への回帰を目指しているような、薄ら寒くなる感じを受けるのだ。

 とはいえ、私も教育制度改革について具体的な妙案を持っているわけではない。私が思っているのは、

  • 教師の地位向上 (給与面、労働時間、など)
  • 学力だけに偏らない教師の評価 (生徒からの評価、地域からの評価、など)
  • メンタルケアの充実 (カウンセリングの充実、など)
  • 管理職への専門教育 (組織運営のための知識、など)

といった、だれもが思いつきそうなものしかない。しかし、誰もが思いつきそうだからこそ、本質的なものだとも思っている。

 パソコンのソフトウェアの仕様を作るのも、プログラムを書いて実際に組み上げるのも、専門家の仕事だ。ユーザーがいくらあれこれ良いアイデアや要望を出したところで、それがそのままソフトウェアにできるわけではない。同じように、教育制度を組み上げる専門家とそれを運営する専門家がいて、今後の日本の教育界が今よりもよくなっていくことを、子供を持つ親としては切に願うばかりである。

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