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2007/05/21

ゴム手袋 と プラスチック手袋

 手湿疹(主婦湿疹)というものを知っているだろうか。水仕事などで、手に水ぶくれ、ひび割れ、潰瘍ができる病気である。原因はいろいろあるようだが、洗剤で手の皮膚の脂質がなくなってしまい皮膚が乾燥して手湿疹になる、場合が多いそうだ。

 かくいう私も、素手で洗濯や食器洗いを行っていたら、手湿疹になった。

 そこで、手に手湿疹用の薬や保湿クリームを塗りつつ、水仕事のときはゴム手袋をはめるようにした。ゴム手袋は100円ショップで買ったものだ。

 ところが私の手湿疹は、よくなるどころか、指先から手の甲へと広がって行った。特に左手の甲は赤くなり、右手と比べると明らかに腫れていた。

 これはさすがに危ないと思い、病院にいって診てもらった。すると、

「ゴム手袋による “ラテックス  アレルギー” の可能性があるので、手袋はプラスチック製のものにしなさい」

といわれた。そのときまでゴム手袋によるアレルギーというものを知らなかったし、プラスチック製の手袋をがあることも知らなかった。

 100円ショップを探してみると、ゴム手袋はいろんな種類置いてある。しかし、肝心のプラスチック手袋はなかった。そこで、行きつけのスーパーで探してみると、プラスチック手袋があった。ただし、値段は200円~300円とゴム手袋に比べるとお高め。しかし、背に腹は変えられないと思い、ひとつ購入。

 プラスチック手袋を使うようになってからは、手湿疹もきれいに直り、めでたしめでたしである。

 使っていて気がついたのだが、プラスチック手袋はゴム手袋に比べて、とても長持ちする。ゴム手袋の3倍以上長持ちしている。値段から考えると、プラスチック手袋のほうが極めて経済的であることがわかった。しかも、私の手に優しい。(笑)

 もうひとつ、ゴム手袋とプラスチック手袋では、劣化の仕方がまったく反対であることがわかった。

 ゴム手袋は、使っていくとだんだん伸びていく。買ったときにはぴったりだったゴム手袋が、使っていくと指先に隙間が出るくらいに伸びる。そのうち、指先のゴムが薄くなって破れる。

 プラスチック手袋は、逆に、使っていくとどんどん縮んでいく。買ったときにはぴったりだったプラスチック手袋が、使っていくと指と指の股のところに隙間ができるくらい縮む。指先の部分も硬くなって、だんだんと物がつかみにくくなっていく。プラスチック手袋はまだ破損していないが、このまま硬くなって、いずれ指先の部分が割れてくるように思う。

 もし、手湿疹で悩んでいる、ゴム手袋で悩んでいる人がいれば、参考にしていただきたい。

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コメント

はじめまして。
俺…男なんですが仕事で手を消毒ばっかりしてるので主婦湿疹が出来てます。
ネットで調べたら『アベンヌ薬用ハンドクリーム』が効くみたいで、使ってみたらキレイになっていきました。
でも…ゴム手袋をしたらまた主婦湿疹が出てきました。
ゴム手袋っていけなかったんですね。
プラスチック手袋参考になりました。
ありがとうございました。

投稿: あゆむ | 2011/06/28 18:54

あゆむさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。

手湿疹、治ったと思ったら、またすぐに再発したりして、嫌ですよね。
プラスチック手袋に変えたら、湿疹は起こらなくなったでしょうか?
手袋を長時間してると、汗であせもができることもあるようですから、時々手袋の内側を石鹸で洗うのもよいかと思います。

また何かありましたら、気軽にコメントをくださいね。

投稿: マスト | 2011/06/28 23:54

マストさん!
昨日…『主婦湿疹 ゴム手袋』でぐぐってたらコチラに来ました。
プラスチック手袋は使い捨てのなら通販で販売してますが、普通の手袋がなかなかなくて。
今日…休みなんでお店でみてみます。
(^▽^@)

投稿: あゆむ | 2011/06/29 09:12

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