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2007/06/13

今の教育現場に対する不安

 先日、カミさんが学校にいって、担任の先生と面談をしてきた。カミさんによれば、担任の先生は、うちの子供をほめていたそうだ。曰く、

「A子さんは、はっきりと発言するだけでなく、周りの友達の話も聞いています。忘れ物はしませんし、宿題もきちんとやってくる、とても優秀な生徒です。」

 ほめられれば悪い気はしない。しかし、私にはどうも居心地がよくない。「忘れ物をせず、宿題をやる」 から “優秀” な生徒、って・・・。私にはどうしても、ごく普通のことのようにしか思えないのだが。もっといってしまえば、「できてて当たり前」。

 それとも今は、忘れ物をせず、宿題をやってくることが、ほめられるようなことになっているのだろうか。そうかもしれない。何しろ、こんな↓レポートがあがるくらいなのだから。

【溶けゆく日本人】指導の手段失う教育現場
  SANKEIWEB [2007年5月29日]

 私自身は、実力を伴わない上下関係とか、体育会系とかが大っ嫌いで、小さい頃から群れになじめない一匹狼だった。そんな私でも、上のレポートにある “過度な平等意識” は、少なくとも学校教育にはふさわしくない、学校教育には明確な上下関係が必要、だと思っている。

 一時期、学校という閉ざされた空間で、強権をふりまわしていた教師を抑制しようという動きがあった。そして、その動きが反対側に行き過ぎた結果、教師が必要以上に弱体化させられてしまい、教育が機能しなくなってしまった。行き過ぎた事柄は、いずれ反対側への揺り戻す。教育に関しても、すでに揺り戻しが始まっているように思われる。今度は、教師がやりすぎるようになるほど行き過ぎないことを、祈るばかりである。

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