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2007/08/25

スポーツの判定はいまのままでいいのか

 今年の甲子園決勝で負けた広陵高校の監督が、球審の判定を批判して注意を受けた。

広陵・中井監督が球審判定に注文…甲子園決勝
  [スポーツ報知 2007年8月23日]

広陵・中井監督が謝罪
  [スポーツ報知 2007年8月24日]

 規則で 「監督・プレーヤーは、審判に異議を唱えることが出来ない」 とされているので、監督が注意されたのは仕方がないと思う。

 そうは言っても、プロ野球も含めて、見ていく人たちのほとんどが 「あれ?」 と思う判定は、けっして少ないように思う。それを少しでも解消するためには、コンピュータによる画像処理での判定の導入が有効ではなかと思っている。

 今は、人が投げたボールを100%打ち返すことが出来るロボットが作れるほどに、コンピュータによる画像処理技術が進んでいる。投球がストライクかボールかを判断するだけなら、相当な確率で判断できると思われる。コンピュータであれば、へんな感情移入もないので、一方のチームに偏った判定をするということもないだろう。

 もちろん、すべてをコンピュータが処理できるとは思わない。むしろ、人があいまいになり安い部分をコンピュータで補完をする形で使うのが、妥当な使い方だと思っている。

 野球に限らず、スポーツのルールが決められたときには、コンピュータのような機械がなかったため、審判は人がやるしかなかった。しかし、時代が進んで、すべてではないにしろ、コンピュータが人よりも正確に判断できる時代になった。それを活用しない手はないのではないか。

 もっとも、判定を意図的に有利にもっていきたい人たちが、スポーツビジネスにおいては少なからずいるようなので、そう簡単にはコンピュータが導入されることはないだろうが。

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