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2007年9月の23件の記事

2007/09/28

オリジナル ケータイ ホルダー

 以前に “気に入ったケータイ ホルダーが見つからない” という記事を書いた。その後、100円ショップで購入した適当なケータイ ホルダーを使っていた。前に持っていたケータイにぴったりで、それなりに満足していた。

 ところが、新しいケータイに変更したところ、新しいケータイは以前のものより二回りぐらい大きく、今までの100円ケータイ ホルダーに入らなくなってしまった。

 これまでも何かよいケータイ ホルダーはないものかと、思い出してはネット上を探していたのだが、どれも “高い” のだ。値段が、私が期待している額より一桁高いのだ。

 たとえば、“カッコイイ ベスト タイプ” や “わきの下にぶら下げるタイプ”、“別なわき下タイプ”、そして “腕に装着するタイプ”。どれもなかなかによさそうなのだが、いかんせん “高い”。ケータイを入れるためだけにしては、贅沢すぎると思えて、購入するのがためらわれる。

 仕方なくあちこちの100円ショップを探し回り、ようやく現在のケータイが収まる少し大きめの100円ケータイ ホルダーを見つけた。ところが、新しい100円ケータイ ホルダーには、ベルトに通す部分しかなかった。

 2~3日はベルトに通して使っていたのだが、いちいちズボンのベルトを開いて通していたのでは、着け外しがめんどくさくてしょうがない。

 「そういえば、以前にもらって、使っていないフックがあったな」 と思い出して、まず、フックをケータイ ホルダーに取り付けた。フックを取り付けるものなのど当然ついていないので、結束バンドをベルト通しにつけて、フックを引っ掛けることにした。これで、ズボンのベルト通しに、すぐに取り付けることができるようになった。

 そして何とか 「腕に装着したい」 と思い悩んだ末に、短いベルトのようなものをケータイ ホルダーのベルト通しに付けて、腕に装着することにした。

 100円ショップに行き、“腕に回せるぐらいの長さで”、“ワンタッチで閉じたり開いたりできる” ベルトのようなものを一生懸命探した。

 そして見つけたのが・・・・・・・・・・、“犬猫用のワンタッチ首輪” だった。(^^;)  長さが20~30cmで変えられる、ワンタッチで閉じたり開いたりできる止め具がついている、とうってつけのモノだった。できれば、もう少し幅の広いものが欲しかったのだが、それは贅沢というものだ。 

Holder_2 それらを装着して完成した “オリジナル ケータイ ホルダー” が左の写真だ。見た目はよくないが、使う分には支障がないので、自分では満足している。何よりも、200円ちょっと という非常に安価に、自分が欲しい形のものが手に入ったということに、満足している。

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2007/09/27

寝台特急 【北斗星】 の罠 (おまけ)

 前日の記事で、書き忘れたことを思い出した。

  • シャワールームに石鹸・シャンプーはない

 北斗星で、はじめからシャワーを使うつもりだった。そして、シャワールームの予約をすると、いきなり 「石鹸、シャンプー、タオルの備え付けはないので、ご自身のものを持ち込んでください。」 と言われてしまった。

 タオルは想定していたので、大丈夫だったのだが、石鹸とシャンプーを持参するのを忘れた。

 結局、前の人が残してくれた使いきりシャンプーのわずかな残りで、髪の毛を洗って、後は水だけで身体を洗うだけになってしまった。

  • シャワールームに一度入るとやり直しがきかない

 シャワーの使用はカード式になっている。ところが、カードを挿して、シャワーを使える状態で、入り口のロックを外すと、シャワーが以後つかえなくなってしまう仕様らしい。

 さすがに怖くて試せなかったが、なんとも融通の利かない仕様だ。

 カードを挿した後に忘れ物に気がついても、入り口のロックを外すことができない。入室のときは、くれぐれも注意していただきたい。

  • シャワー 6分は意外と長い

 シャワールーム自体は、30分毎の予約となっている。しかし、シャワーを出せる時間は、1回の予約当たり6分である。

 6分/30分と聞くと、短く感じるかもしれないが、実際に使ってみると、意外と長い。親子3人ぐらいなら、1回1ルームの使用で十分だと感じた。石鹸とシャンプーも一組用意すれば済むので、効率的だ。

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 以上、北斗星のシャワールームを使うときの注意点である。JR の北斗星ホームページには、載っていない情報なので、初めて北斗星を使おうとしている人、特に女性は注意したほうがいいだろう。

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2007/09/26

寝台特急 【北斗星】 の罠

 函館への旅行で、寝台特急 【北斗星】 を使った。北斗星は、ずっと以前にも使ったことがあった。子供には、そのときの体験がとても楽しかったらしく、何かというと 「北斗星に乗りたい」 としょっちゅう言っていた。

 そこで今回、宿泊したときと比較しても、料金がそれほど高いわけでもなく、寝ている間に移動できるということで、再度、北斗星を使うことにした。JRの予約サイトで、予約にまだ空きがあることを確認した後、みどりの窓口で切符を買った。

 切符を買うときに、なにげに “B寝台” に○をつけたのが、“北斗星の罠” のだった。以前に乗った北斗星は、二人部屋の個室だった。ただし、そのときの予約は、カミさんが行ったため、私はどのレベルの予約をしたのかわかっていなかった。北斗星のホームページを見る限り、B寝台にも一人用と二人用の個室があり、予約するときは、当然個室を取ってくれたものだと疑っていなかった。寝台料金も同じであり、なおさら信じきっていた。

 そして、当日、予約した番号のベッドを見て、愕然とした。

 予約されていたベッドは、一部屋に二段ベッドが二台ある四人部屋。しかも、入り口が開いたままのオープンスペースだった。
∑( ̄□ ̄;)

 列車が出発すると、状況が私が予想したよりも、さらに悪いことがわかった。

 カーテン越しに通路の明りがうっすらと見える。通路を歩く足音が響く。閉まらないように固定されている入り口のドアが、電車が揺れるたびにカチャカチャ耳につく。ダメ押しは、朝方、同じ部屋の起き出した子供が、大声でしゃべり始めたのだ。

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 とにかく、今回の北斗星の予約は、大失敗だった。

 予約するときに、きちんと 「B寝台 二人用個室」 と 「B寝台 一人用個室」 とはっきりと伝えておくべきだった。カミさん と 子供 には、ホント申し訳なかった。

 これから、初めて 【北斗星】 を使おうという人は、個室なのか、個室じゃないのかを十分に注意したほうがいいだろう。

 ちなみに、帰ってきてから、ずっと以前に使った北斗星の個室について詳しく調べたところ、“A寝台 二人用個室” であることがわかった。それなりに快適だったのは当然である。
○| ̄|_

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2007/09/25

やるなー、函館

 三連休中に、北海道は “函館” にいってきた。そして、函館の観光都市としてのがんばりに、感動してきた。

 函館山から見る夜景も、もちろんすばらしかった。しかし、それよりも、函館全体が観光に取り組む姿勢に感動した。

  • 観光客を不安にさせない情報量

 観光をしていて、何にいらいらするかと言えば、「どこに行けば楽しめるのか」、「どうやっていけばいいのか」、「どこから行けばいいのか」 がよくわからないことである。

 函館では、複数の無料の案内紙が、いたるところにおいてある。そこには、主要な観光スポット、そこに行くまでのバス路線・電車路線、所要時間、などが詳しく載っていて、とても安心できる。バス路線・電車路線まで、詳しく書かれているところなどは、相当真剣に取り組んで作成しなければ出来ないことだ。

  • バスの運行を詳細にケータイに知らせるシステム

 市内を運行している函館バスの全路線に渡って、時刻表と到達予想時刻をケータイで検索できるシステムが機能している。私も大いに活用した。

 バスは、道路状況に到着時間が左右されるため、よく遅れて到着する。ひどいときになると、出発時間前に通過していることさえある。それが、函館バスのケータイ通知システムを使えば、目的のバスが、今どのあたりを通過しているのか、どのくらい遅れているのかがリアルタイムにわかる。

 これも、「もしかしたら、目的のバスはもう通過してしまったのではないか?」 という旅行者の不安を解消するのに、大いに役立っていると思う。

  • 函館山の自家用車規制

 函館山の夜景は、函館の観光のメインイベントである。その、一番の時間帯に、函館山への登山道路が、“一般自家用車の通行禁止” となる。路線バス、観光バス、タクシーのみが通行可となる。

 一見当たり前のように思えるが、車で観光をしている多くの一般客の苦情を考えると、事なかれ主義の行政では、ここまでの交通規制には、踏み切れないはずだ。ここまでの規制をやっていることで、行政が観光にかける努力を、うかがい知ることが出来た。

 おかげで私も私の家族も、スムースに函館の夜景を見ることが出来た。

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 私が経験した範囲では、函館の観光にかける意気込みはピカ一であった。(もちろん、私が観光している場所が少ないため、函館並みか、函館以上に快適に観光できる地域は他にもあると思う。)

 今回、函館以外にもいくつかの観光地に行った。しかし、その他の観光地では、目的の観光をするために、何らかの不安・不満を感じた。

 この違いは、“ディズニーリゾート” と その他大勢のテーマパーク を思い起こさせた。有名で、実際に行く人も多い “函館” には、やはりそれなりの理由があったことを体感した、今回の旅行であった。

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2007/09/22

三連休は旅行

 週末の三連休に旅行する予定だ。

 以前にも記事にしたが、私は旅行が好きではない。にもかかわらず、夏休みが終わって一月も経たずに、また複数泊の旅行に行くことになった。その理由は、実は自分にあったりする・・・。
(^^ゞ

 JRの駅を使っていると、“三連休パス” の広告をよく目にした。そしてつい軽い気持ちで、三連休パスのチラシを家に持って帰ってしまった。

 するとそれを見たカミさんが、

「じゃ~、次の三連休に旅行をしましょう。」

となってしまった。子供も乗り気で、すでに旅行をすることが確定した空気に・・・。
○| ̄|_

 仕方なく、残り十日あまりで、

  • 切符の購入
  • 新幹線、特急指定席の予約
  • 宿泊先の予約

を済ませた。当日までそれほど日にちはなかったが、まあまあ、想定どおりの予約が取れた。夏休みが終わって間がないこの次期に旅行しようとする人たちが、あまり多くなかったのだろう。

 とりあえず、帰ってきた後の憂鬱は忘れて、旅行中は楽しむことに専念することにする・・・。はぁ~

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2007/09/21

ジュニアケータイを使ってみて (移動経路通知)

 前回は、安心ナビ エリア通知 についての感想を述べた。

 今回は、子供に持たせている ジュニアケータイ 独自の機能 “移動経路通知” についての感想である。

 実は、この 移動経路通知、前回の エリア通知 と組み合わせると、すこぶる具合がいい。移動経路通知 も エリア通知 も月額利用料が要らない。必要なのは 通信費のみ なのがいい。

 エリア通知で日常の繰り返しをカバーできる。親は、子供の帰宅時間を気にすることなく、通知を待っているだけでよい。そして、短縮授業だったり、いつもと違う行動が発生したときは、移動経路通知 を使えば子供の現在位置がリアルタイムにわかる。

 移動経路通知は、計測間隔と通知間隔が短くていい。1分間隔で計測をして、5分間隔で地図上にマーキングをする。

 普段は エリア通知 のみを利用することで、通信費を抑えることができる。移動経路通知は、測定頻度・通知頻度、共に多いため、通信費がかなりかかる。

 移動経路通知 は、複数に同時に通報する。通知先も AU に限らない。インターネットメールを使うため、ドコモにもパソコンにも通知が届く。なので、カミさんのドコモのケータイにも、直接通知が届く。

 このように、子供の安全という観点からは、ジュニアケータイ の満足度は、非常に高い。心配なのは、移動経路通知 が ジュニアケータイ (と Sweets cute)独自の機能のため、短期間でサービス停止とならないか、ということだ。すぐにサービス停止にならないためにも、ぜひ多くの子供達にジュニアケータイを持ってもらいたいと思っている。

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2007/09/20

安全ナビを使ってみて (エリア通知)

 ケータイを新しくして数日が経った。子供の位置確認には、これまでの HELPNET ではなく、安心ナビエリア通知 を使うようになった。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

 エリア通知 の良いところ

  • 毎月の情報料がかからない。
    HELPNETの 新見守りモードを使う場合、月額315円の利用料がかかる。
  • あらかじめ設定をしておけば、自動的に情報を通知してくれる。
    新見守りモード は、情報が欲しいときに、毎回手動で通知開始を送信する必要がある。他にもエリア通知をしてくれるサービスがあるが、有料だ。
  • 目的の場所に着いたことを通知してくれる。
    位置確認サービスの多くは、地図上で逐一確認する必要がある。

 エリア通知 の改良して欲しいところ

  • 設定がたいへん (1)。
    一つの設定で1条件しか設定できないため、同じ場所でも時間が違うと二つの設定が必要になる。設定の数が10しかないので、曜日で下校時間が違ったりすると設定数が足りなくなる。
  • 設定がたいへん (2)。
    エリアを指定するときは、経度・緯度を指定する。指定方法が、現在位置か、保存されているスポットからの指定しか出来ない。地図上で指定しようとすると、有料サービスの EZナビウォーク がほぼ必須になる。もっと容易にスポットを指定できると良い。
  • エリアに入った、エリアを出た、という通知しか来ない。
    同時にそのときの位置を地図で見られると、より安心できる。
  • 通知が来たときの お知らせ音 の変更が出来ない。
    固定のお知らせ音が心地よくない。こんなところで、手を抜かなくてもいいのに・・・。
  • 通知先が1件しか指定できない。しかも AU のみ。
    ドコモを使っているカミさんは通知を受け取ることができない。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

 使い始めの今現在は、エリア通知 におおむね満足している。

 満足できる理由は、実は、上記のエリア通知の欠点を補うもう一つの機能が、子供に持たせたケータイに備わっているからだ。それについては、次回に説明する。

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2007/09/19

新自由主義 と 新保守主義、なるほど

新政権、本当の課題
新自由主義と新保守主義の狭間で立ち尽くした安倍ニッポン

 渡辺治一 (記者:大豆生田 崇志)
  NBonline [2007年9月18日]

 なるほど、“新自由主義” と “新保守主義” というのか。これまで私が、漠然と感じていた潮流が、きちんと体系化されていたことを理解した。

 「偉そうなことを書いておいて、そんなことも知らなかったのか」 と言われそうだ。それについては、素直に反省している。それでも、自分なり理解していた社会の動きが、専門家の体系的な説明と、おおよそ一致していたことに安心した。

 個人的に私も、経済的成長を捨ててでも、福祉国家になってもらいたいと思っている。経済的に困窮すれば、福祉もなくなるのだけれど、今の日本の経済力と技術力を前提にすれば、無理に経済成長を目指さずとも、精神面での豊かな生活が、経済の緩やかな成長や最低限現状維持を生むと思っている。

 安倍首相が “美しい国” などといって、精神的な豊かさを回復しようとしても、

「お金はこれからも政治家と官僚と大企業で独占します。皆さんはお互いに助け合って何とかしてください。」

ということを、多くの国民はうすうす感じたことが、支持率の急速な低下につながったのではなかろうか。

 もし、本気で国民の結束力やモラルを回復して、精神的に豊かな生活にしようと思ったら、

「競争や成長をある程度は抑止し、所得の再分配によって、地域の共同性を再建するために、労働者や市民を戻さないとできません。」 (渡辺治一氏)

だと思う。

 しかし残念ながら、それは期待できないのが悲しい。国、地方、どちらの政治屋も、政治は自分の権限・資産を増やすための道具、としか考えていないように見えるからだ。

 論理的ではないが、時代がその時に必要な人物を登場させる、と、私はなぜか信じている。そろそろ、坂本竜馬のような人物が現れてもよい頃だと、だいぶ前から思っているのだけれど・・・。

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2007/09/18

エセ改革は、もうたくさん

 安倍坊ちゃんが投げ出してしまったため、自民党の総裁選の真っ最中だ。麻生、福田両氏が、立候補している。

 両氏の発言を聞いていて、私が気になったのは、

「これまでの改革を継続しつつ、格差の是正に努める」

と訴えている点だ。

 自民党が言うところの改革とは何か? 少し前の記事あとここも)で書いたように、それは、政治や経済の中枢にいる人たちへの、富の集中だ。つまり、両氏とも、「自分達やその周辺に富が集中する政治システムを継続・強化する」、と宣言したことになる。「ただし、行き過ぎると、おこぼれにあずかれない多くの人たちの不満が爆発して、自分達の地位が危なくなるので、多少今よりも配分額を多くします」 と言っているに過ぎない。

 “改革” とは便利な言葉だ。“改革” といわれて、あからさまにそれを反対できる人は、そう多くない。そして、“改革” に賛成するとき、人は自分にとって都合のいい改革を思い浮かべる。小泉氏は、それを巧みに利用したと言っていいだろう。

 しかし、そろそろ多くの人たちが、その “エセ改革” に気がつき始めている。自民党の言う “改革” が、自分も含めた多くの人たちにとっては、改革ではなく、改悪であることに気づき始めている。

 “改革” という甘い言葉におどろされるのではなく、やっていることの本質を見て政治家を選ばなければいけない。後から振り返ってみて、「本当の意味で日本社会が民主化が始まったのは、この時期である」 と、いわれるようになるのではないかと、私は思っている。

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2007/09/17

ケータイの設定は、なぜこんなにめんどくさい?

 前回、ケータイを新しくした話しをした。今回はその続きで、新しくしたケータイの設定についての話だ。

 まず、私が不思議で不満なのが、『なぜ、古いケータイのデータ及び設定が、新しいケータイにそのまま移せないのか?』 である。

 制限のかかっていない着メロや画像は、100%移行できる。しかし、それだけだ。アドレスは移動できるが、アドレスに関連付けられている設定は、すべてクリアされる。お金を払って買ったコンテンツが移行できない。メールも移行できない。さらには、ケータイ本体とは無関係なはずの、メールの転送サービスまでリセットされていた。

 移行できなかった設定は、もちろんすべて手作業で行わなければならない。古いケータイを見ながら、手で一つ一つ設定しなおしていく。苦痛以外のなにものでもない。一度作成した文書を、画面で見ながら、別なパソコンで入力しているような苦痛だ。

 ケータイの画面の狭さも、苦痛に拍車をかける。普段はパソコンで様々な作業をしているおかげで、20年前のパソコンの1/4のサイズの画面での作業は、罰ゲームだ。複数の画面を表示できないため、別な作業をするときは、いちいちトップメニューに戻る場合がほとんどだ。カーソルも小さなキーでしこしこ移動するしかない。パソコンでよく使う Homeキー も End キー もない。

 ケータイ本体は、各メーカーがデザインしている。しかし、販売や使える回線は、キャリアである ドコモ、AU、ソフトバンク に縛られている。であれば、ユーザーの利便性を考えた類似機能の関連付けは、可能なはずだ。にもかかわらず、各社どころか自社のケータイの機能に関連付けがされていないのは、ユーザーをないがしろにしているとしか思えない。

 メールやコンテンツが移行できないのも、理解できない。違う契約者が使うのならしょうがないが、同一の契約者で移行できないのは、サービスを提供する側のわがままとしか思えない。

 ケータイ本体の変更は、めったにしないのだから、そのぐらいは我慢しろと、メーカーやキャリアは思っているに違いない。しかし逆に考えれば、そのあたりの使い勝手を考慮したキャリアやメーカーが、一気にユーザーを獲得できる可能性もあると思っている。MNP という制度もすでにある。各社で、1年目から基本料金が半額なる契約を出してきている。

 私がパソコンソフトの開発に携わっているときは、他社製のソフトからユーザーを奪い取るための戦術として、他社ソフト文書の精度の高い変換機能は、最重要項目であった。ユーザーの資産を継承できないようでは、他社からユーザーを奪い取ることは難しかったからだ。

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 ケータイの機能は、ここ数年で飛躍的な進歩を遂げた。パソコンが20~30年かけて進歩した内容を、その1/5~1/4の期間で進んだ。しかしながら、ハードウェアの進歩にソフトウェアやユーザビリティが追いついていない。高音質の音楽や映像が扱えるようになっても、基本となるシステムは15年前の DOSパソコン を扱っている気にさせられる。

 DOSシステム で マルチメディア を扱う、そんな不釣合い、違和感を、あらためて感じさせられた今回のケータイ機種変更だった。

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2007/09/16

新しいケータイ

 土曜日にケータイを機種変更してきた。

 2005年に初めてケータイを持った。最初のケータイを決めるまでの顛末は、“GPS位置検索サービスを決めるまで” で以前に記事にしている。

 私が残念だったのは、私がケータイを持った数ヵ月後に、AUが “安心ナビ” を発表したことだ。それ以前に売りだった “お探しナビ” は、2007年4月に新規受付停止、2008年2月でサービス停止、となる。 安心ナビを事前に知っていれば、もう少し待ってケータイを持つようにしていたはずだ。

 いずれにしろ、安心ナビが使えない機種を3年間使い、位置検索サービスには “HELPNET” を使っていた。しかし、いずれ安心ナビ対応機種に変更しようと、特に試用期間が25ヶ月目に入ってから、考えていた。

 そんな折に、AUから手持ちの “A5507SA” からの機種変更が 5,250円引き になるキャンペーンのダイレクトメールが来た。さらに、最近少し機種変更時のケータイの価格が下がった。これはチャンスだと思い、さっそく機種変更をすることにしたのだった。

 機種変更には、手続きから受け取りまで、約1時間。キャンペーンと貯めたポイントを使い、機種変更2台で、1,200円で済んだ。もっとも後で、事務手数料で4,000円ほど取られるわけだが。

 ケータイを新しくして、念願の安心ナビを手に入れたのはよかったのだが、その後の設定に悩まされることになる。その話は、次回に。

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2007/09/14

お金で解決して、それで済むのか

 最近、アリの巣観察 がすっかりお休みしている。飼っているアリたちは、現状で満足して、新しい行動を起こさなくなっているのでしょうがない。それでも、子供の夏休みの自由研究の題材になってくれたので、助かった。

 さて、自由研究といえば、子供の自由研究や学校のレポートを代行する商売が、繁盛しているらしい。

金で解決…親も子供も宿題丸投げ 代行業者が繁盛
 Sankei WEB [2007年9月1日]

 需要があるから供給する人たちがいるのは、資本主義では当然だ。安くない費用を使ってでも、子供に楽をさせたい、子供にいい成績を取らせたいと、親は課題を代行業者に任せる。日本はまだまだ裕福のようだ。

 月並みな意見になってしまうが、「自分がやってこそ価値のある宿題やレポートを、他人にやってもらい、結果だけをなにもわからずに受け取るのは、将来的に見れば、実に損をしている」 と、私は心のそこから思っている。

 代行業者を使う親の中には、「この子は、会社のオーナーを継ぐことが決まっているので、他人の成果を確認できれば、なにも困らない。」 などと、本気で思っている親がいそうで怖い。

 仮に、人を使う立場になることが確定していたとしても、使われる立場や、担当者が実際に行う作業や流れを自分で経験しなければ、おそらく、優れた経営者にはなれないだろう。小さい頃からなんでもやってもらってきた人間では、重役や社員にごまかされて、自分の会社を傾かせるのがオチである。

 私は大学時代に、宿題やレポートをかならず自分でやった。当たり前のことなのだが。しかし、周りには、優秀な学生からレポートを借りて、少しだけ手を加えて提出したり、ひどい学生になると、誤字脱字までそのまま書き打ちして出したりしていた。

 先生方も素人ではない。「レポートを読めば、それらを世代順に並べることが出来る」 と自慢げに話していた。(笑)  つまり、先生方にはすべてお見通しなのである。

 宿題やレポートをすべて自分の力でこなしたおかげで、私は学んだことをよく理解できたし、大雑把なことは今でも覚えている。

 その反面、日常生活について、私は周り、特に両親に、ほとんどなんでもやってもらっていた。高校、大学、就職までは、ほとんど学校が準備してくれた仕組みに乗ってきたと思う。そのために、いまだに周囲が何かしてくれるだろう、という “待ち” の気持ちが強い。

 その反省も含めて、自分の子供には、なんでも自分でやるように仕向けている。最初にやるときは、一緒にやる。そして、二回目以降は、極力自分ひとりでやらせるようにしている。

 それが将来、子供が社会に出て、一人で生活をする時に、きっと役に立つと信じている。何事も自分でできるという自信を持つことで、様々なチャンスに挑戦できる。そんな人間に成長して欲しいと願っている。そのためには、厳しいがために多少嫌われても仕方がないと、覚悟している。

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2007/09/13

森永卓郎 「節約した人件費の向かった先」

 以前に “「利益は過去最高」 というけれど・・・” という記事を書いた。それを数値で裏付ける解説を、経済アナリストの森永卓郎が書いている。

日経BP社 SAFETY JAPAN
 森永卓郎  構造改革をどう生きるか
  第98回 節約した人件費の向かった先
   [2007年9月10日]

 一言で言ってしまえば、削減した “人件費”=“従業員の給与” が、そのまま大企業の経営者の懐に転がり込んでいる、ということだ。

 もちろん、森永氏が絶対に正しいわけではないし、統計は読み方によって、いろいろな解釈が出来る。でも、私は森永氏の今回の解析は正しいと思っている。

 私は森永氏の最後の提案に全面的に賛成だ。

「もし、政府が本気で格差を是正しようと思うなら、法人税率を引き上げて労働者を減税するか、非正社員の最低賃金を上げるしかない。」

 私はさらに、法人税を一気に上げて、所得税、消費税を一気に下げるべき、だと思っている。「そんなことをしたら、優良企業がいっぺんに日本国外から出て行ってしまう。」 といわれるだろう。おそらくそうなると私も思う。

 しかし、労働者の利益を搾取して、経営者を太らせるような企業なら、かえって日本から出ていってもらったほうが、日本のモラルは向上するのではないだろうか。

 『企業の利益は、経営者のためにあるのではない。』 ということを、国民的なコンセンサスにすることが、日本を住みよい国にすることにつながる。私はそう思っている。

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2007/09/12

要注意人物

 最近、カミさんと子供が、NHKドラマ「どんど晴れ」 を見始めて、私も時々目にする。その中で、気になった人物設定及び状況があった。

 その人物は、舞台となっている老舗旅館の長男、伸一。旅館の跡取りとなるはずだったが、優秀な いとこの 柾樹 が旅館の跡取りになる。旅館の建て直しのための融資を銀行にお願いにいったときも、伸一は断られ、柾樹はよい感触を得る。柾樹は、伸一の親兄弟にもよろこばれ、伸一は親兄弟から笑われる始末。
 伸一は、プライドが高く、根拠のない自信を持っている。親兄弟に実力を認めてもらいたいという強い欲求もある。
 伸一の旅館を落としいれようとする人物が、そんな伸一に同情して共感する。疎外感を味わっていた伸一は、その怪しい人物をすっかり信用してしまう。

 私が理解した現在の状況はこんなところだ。

 ドラマの中で伸一が 「自分がやっていることは、すべてこの旅館の将来のためなんだ。」 と言っている。しかし 「旅館のため」 ではなく、「自分も出来る人間なんだ」 ということを証明したいため、だと私は理解している。つまり、「自分のため」 に周りの反対を押し切って、外部の怪しい人物を旅館に招き入れてしまった。

 これはビジネスにおいても、よく見る光景なのかなと思った。

 誰が見ても能力不足の人物が、何らかの理由で職責と権限持たされている。ちょっとでも知っていれば、失敗するとわかりそうなことを、根拠のない自信で実行しようとする。回りが心配して忠告しても一切聞こうとしない。回りがとめようとしても、権限を持っているために無理やり推し進めてしまう。

 よっぽどの幸運に恵まれない限り、こういう状況になると、本人もそのすぐ周りにいる人たちも不幸になる。本人がやろうとしたことは、もちろん失敗する。その周囲の人たちにも影響が出る。それによって組織が解散するかもしれない。最悪の場合、職を失ったり、破産したりする。

 こんな場合、周囲は要注意人物、伸一君を孤立させてはいけない。周囲の人たちが 「私達はあなたのことをちゃんと理解していますよ」 という態度で接しなければいけない。そうすれば、組織内伸一君も周囲の意見を聞くようになり、暴走の危険が下がる。もっとも、口で言うのは簡単だが、実践するのは難しいのだが。

 私がこの状況が気のなったのは、伸一の行動が昔の自分に似たところがあったからだ。自分が考え抜いたことは絶対に間違いないと妄信し、他人の批判を無視し、他人の質問に答えず、他人の不安を無知によるものと決め付ける。結局、自分の考えたデザインは、あまりユーザーに受け入れられない失敗となった。自分も周りもそれ以上に不幸にならなかったのは、幸いであった。

 そんなわけで、ドラマの中の伸一の行動を見ていると、あのときの自分の行動を見ているようで、結構つらい。
(;´Д⊂)

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2007/09/11

残すべきか、外すべきか

 今回は、アダルトな話。

 私もいちおう男なので、アダルトビデオは嫌いではない。というか、好きな方だ。
(^_^;)

見えない“基準”をのぞく…AV業界モザイク戦争
産経新聞社 [2007年9月10日]

 私が注目したのは、

AV業界関係者は「歌舞伎町などの繁華街では裏DVDが堂々と売られ、ネットでもモロ見え動画が簡単に手に入る時代に規制の意味があるのか。規制があるから暴力団の資金源にもなる」と本音をポロリ。

の部分だ。

 歌舞伎町で裏DVDを買ったことはないが、インターネットで流布しているモザイクなしのアダルトビデオならば、簡単に入手することが出来る。しかも、違法コピーではなく、アダルトサイトが公開しているプレビューなどは無料で見ることが出来る。

 そんな状況が当たり前に感じている私には、「規制の意味があるのか」 という発言と同じ思いがある。

 とはいえ、「現実と合わないから」 という理由だけで、規制を外すわけにはいかない。たとえば、「酒を飲んでも車を運転できるし、みんなやってるから、飲酒運転の禁止は意味がない」 と言ったら、ほとんどの人たちに反発を食らうだろう。飲酒運転は多くの人たちにとって、命の危険に直結するからだ。

 「アダルトビデオのモザイクを外すのは、人命に関係ないだろう」 と言われそうだ。たしかに、人命には直結しないと思う。しかし、社会や文化に影響を及ぼして、日常生活が不快なものなる可能性はある。あくまで可能性だが。

 私個人の意見は、「今の時代、もはやモザイクを外しても問題ない」 と思っている。短期間ではあるが、アメリカで生活した経験からすると、モザイクの有無はそれほど日常生活に影響を及ぼさないと思ったからだ。

 それよりもむしろ、日常生活で目にする性的な描写の規制を、もっと厳しくすることのほうが重要だと感じている。アダルトビデオにモザイクのないアメリカでも、日常生活内の性的描写の規制は、日本などよりはるかに厳しい。

 日本のお役所仕事は、やはりどっかポイントがずれていると感じる。

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2007/09/10

やっぱり前科があったのね、Norton 360

 昨日、巨大掲示板のあるスレッドを見ていたら、こんな記事が紹介されていた。

中国ユーザーを激怒させたシマンテック「誤作動問題」の事後対応
 NIKKEI NET IT-PLUS [2007年6月5日]

 三ヶ月前の話なのだが、当時はぜんぜん知らなかった。

 この問題を起こしたソフトが何なのかはわからない。問題は、該当のソフトを入れているほとんどのパソコンで発生したようだ。さらに、簡体字中国語版でしか発生しないらしい。そう考えると、私が遭遇した問題とは異なるといわれるかもしれない。

 しかし、私はまったく別な問題とは考えていない。このときは、たまたま中国語版でしか発生しなかっただけで、潜在的な問題は、最初の米国版からあったと想像できる。そして、そういった潜在的な問題が、私が遭遇した、設定の不整合によるシステムファイルの削除、につながったと思っている。

 問題に対する対応の仕方も、私がよく知っているシマンテックそのものだ。

 中国での問題では、当事者意識がなく、ただ、形式にのっとって公式発表を行ったようにしか見えない。私がサポートに問い合わせたときも、まず、問題を把握しようという気持ちが感じられなかった。とにかく、表面的に見える事象を聞き出して、該当しそうな定型文をこちらに伝える、という対応をされた記憶しかない。

 こなると、これはその企業の文化だと考えていいだろう。「とりあえず、作りました」、「買ってくれてありがとう」、「あとは問題が起こっても知りません」 では、普通に考えれば、今の時代で生き残れるはずがない。

 ところが、シマンテックはセキュリティソフト業界でトップクラスの会社だ。それは、シマンテック以外のセキュリティソフト会社の品質に対する姿勢が、似たり寄ったのためだと思っている。少なくとも、あちこちの掲示板で見聞きするセキュリティソフト会社の対応で、「すばらしい」 という話は、聞いたことがない。

 これから、ますますセキュリティに対する重要度が増す中で、一日も早い “近代化” したセキュリティソフト会社が現れて欲しいものである。

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2007/09/08

奈良の妊婦たらい回し事件に思う

 奈良県で流産の危険がある妊婦の受け入れを多くの病院が拒否した。結果、妊婦が流産してしまった事件があった。そのニュースを聞いて、私も当初は “病院の身勝手さ” に憤っていた。

 ところが、その後、詳細な情報が伝わってくると、どうやら病院が身勝手なだけで輪ないことがわかってきた。

奈良「産科たらい回し」報道 マスコミの異常「医療バッシング」
 J-CAST ニュース  [2007年9月3日]

 つまり、「担当医は、すでに抱えている患者で手一杯である。」「これ以上患者を受け入れると、今いる患者にも新しく来る患者にも手が回らなくなり、かえって危険である。」 ということらしい。

 私はすでに “燃え尽きた産婦人科医師” という記事で、産婦人科医師の過酷な現状を知っている。それゆえに、上記のニュースはおそらく正しいのだろうと思っている。

 国は “少子化担当大臣” のようなたいそうなもの作って、少子化対策に一生懸命らしいが、いまひとつ成果が見えてこない。

 私が考える対策。まず一つ目は、上記のニュースや記事を踏まえて、“産婦人科医” を保護することだ。最近、“モンスターペアレント” なる、教師に不条理な要求をする親たちが問題になっている。それに対応するために、問題を抱える教師が弁護士に相談できるようになると言う。同じように、患者から訴えられて業務に集中できない状況から、産婦人科医たちを救ってやる人材が必要だと思う。もちろん、その人材は、産婦人科医の業務内容も監視する。

 私が考える対策二つ目は、子供のいる親と世帯に対する補助である。これについては、以前に記事にした。“少子化” “私の考える少子化対策” である。

 それらで私が一貫して唱えているのが、「子供が成人して社会に貢献するようになってから、国が親に援助する」 というものだ。多くの子供を一人前に育てれば、より豊かな老後が保障されると言うものだ。

 ただ最近は、若い世代に経済的に苦しい人たちが増えてきたので、出産費用を援助するのも必要かなと思っている。

 いずれにしろ、救急患者を断った病院を、一方的に非難することしかしない多くのマスコミを見ると、今のマスコミのあり方の問題を痛切に感じる。マスコミが “マスゴミ” と言われるゆえんである。

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2007/09/07

大前研一 「“ルール破り”ブルドック判決のツケ」

大前研一
「産業突然死」の時代の人生論
 第93回“ルール破り”ブルドック判決のツケ
  [2007年9月5日]

 大前研一氏の意見に、いままで私は全面的に同意できてきた。しかし、今回のこの意見には、だいぶ違和感を感じた。

 書かれている内容は、いつもどおり、理路整然としている。難解な用語や言い回しもなく、わかりやすい。首尾一貫していて矛盾もない。そして、言っていることが間違っていると思っているわけではない。しかし、大きな違和感を感じる。

 ブルドッグソースの経営陣について、私は詳しく知らない。大前氏の言うように、怠慢なのだろう。それはたしかにほめられたことではない。だからといって、その会社の潤沢な資金を外からごっそりと持ち去ろうとする “投機”家 が敵対的買収をすることが絶対に正しいとも思えない。

 私には、スティール・パートナーズが、『格差を見つけ出して、その格差を利用した錬金術で稼ぐ』 虚業家にしか見えない。大前研一氏に言わせれば、「それが資本主義である」 のかもしれないが、スティール・パートナーズが、ホリエモンとどうしてもダブって見えてしまう。というか、ホリエモンがそういった虚業家を見習っただけなのだが。

 経営コンサルタントという立場の大前研一氏から見れば、安定した現状にぬくぬくしている経営者には我慢できない、のだと思う。しかし、私は 『成長するために、とにかくなんでもやる。出来ることはやってみる』 という主義には、あまり賛同しない。

 『現状維持は悪、成長こそが正義』 という風潮に、私は懐疑的だ。一年ほど前に “心の公害” という記事を書いた。「何がなんでも成長しなければいけない」 というプレッシャーこそが、心の公害 を広めていると、私は思っている。

 「ある一定レベルまで成長したら、あとは現状維持でもいいではないか。」  私はそう思っている。とはいえ、「常に他者よりも強く、他者よりも優位に」 なろうとする人たちが、政治でも経済でも主導的な立場になるので、けっして現状維持を容認することはないことは知っているつもりだ。そんな私でも、不要になった仕事や組織を、無理やりに “現状維持” するのは、大反対だ。役目を果たしたモノは、早急に退場すべきだ。

 そんな私は、“ブータン” に興味があったりする。“全面禁煙国家” というのも、私にとっては魅力だ(笑)。

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2007/09/06

テレビがネットにやられる (J-CAST ニュース)

「見る時間減った」が4割 テレビがネットにやられる
 [J-CAST ニュース  2007/8/17]

 ネットワークによる映像配信を知った視聴者は、テレビ局の都合でしか番組が放送されない地上波放送より、ネットワーク映像配信を好むようになると、私は思っていたし、そう発言してきた。そのトレンドを裏付けてくれるようなニュースが出てきて、ちょっぴり喜んでいる。

 もちろん、このニュースがかならず正しいとは限らない。データの解釈というものは、見方によって何通りも出来るからだ。それでも、このニュースのような見解は、ネットワーク映像配信を知っている人たちには、納得しやすいのではなかろうか。

 もちろん、まだまだ巨大な市場であるテレビ局による電波放送が、一朝一夕にマイナーなメディアになるとは思っていない。とはいえ、本当の意味での市場原理が、なるべく早い時期に放送・配信ビジネスに働いて欲しい、とは思っている。

 このニュース内のインタビューでは、テレビ局の担当者が危機意識を持っているように書かれているが、大部分のテレビ局の社員やその周辺企業は、本当の意味での危機意識はないのではないか? 成功しすぎた業界や企業は、なかなかその成功体験から抜け出せない。成功した手法にしがみついて、その手法が時代遅れになると共に、その手法と共に業界も企業も沈んでいく。そんな歴史がまた繰り返されるだろうと、私は思っている。

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2007/09/05

またやってくれた、Norton 360

 Norton 360 が、またやってくれた。

 今度は、システムファイルを削除して、システムが立ち上がらないようにしてくれた。幸いにして、ドライブ全体のバックアップを取ったばかりだったので、削除されたファイルをバックアップ先から戻して、何とかシステムを復旧できた。

 先日のハードディスクのクラッシュで、急遽バックアップを強化した矢先のことだった。今回の問題を解決できたのは、怪我の功名というべきか、不幸中の幸いというべきか・・・。

 システムファイルの削除は、Norton 360 の インターネット一時ファイルクリーンアップ によるものだ。この機能は、インターネット一時ファイルフォルダから、ブラウザーが一時的に保管したファイル群を、一括して削除してしまう機能だ。

 規定値では、インターネット一時ファイルフォルダは、システムフォルダ内のTempフォルダ内だが、私はディスクアクセスを分散する意味で、二台目のDドライブに設定した。

 ところが、先日のハードディスクのクラッシュにより、そのDドライブが消えてしまった。ブラウザーは仕方なく、規定値のシステムフォルダ内Tempフォルダを使っていた。

 しかし、Norton 360 は、掃除すべきフォルダをシステムフォルダと認識してしまったわけだ。

 インターネット一時ファイルクリーンアップ機能は、一時ファイルフォルダに指定されているフォルダ内のファイルを、すべて削除していく。

 そして今回は、Norton 360 が、システムフォルダを一時ファイルフォルダと “勘違い” したために、システムフォルダ内のファイルを片っ端から削除し始めたのだ。

 私がそれに気がついたのは、Windows保護システム のダイアログが表示されたためだ。執拗にセットアップCD-ROM からの、復旧を要求してくる。

 何かおかしいと、Norton 360 のログを見ていると、システムフォルダ内の EXE やら DLL やら、重要ファイルを片っ端から削除していた。もちろん、速攻で作業の中止を命令した。

 システム保護機能にいちるの希望を託して再起動してみるも、「ファイルが見つかりません」 と言われて、システムは起動しなくなっていた。

 5分ほど落ち込んでいたが、バックアップしていたことを思い出して、すぐに復旧に取り掛かった。それでもなんだかんだで、再起動までには二時間を要した。

 それにしても、Norton 360 のエラー処理の未熟さには驚かされるばかりだ。フォルダの指定がどうなっていようが、問答無用でファイルを削除していく。ある意味、ウィルスソフトと同等である。

 私がまだ開発に携わっていた頃は、とにかくシステムが起動しなくなるケースだけは絶対に回避していた。セットアップではよくシステムファイル群をコピーするので、下手にシステムファイルを上書きすると、システムが起動しなくなってしまう。そういうケースでは、自分達の製品をセットアップ不能にしてでも、システムを保護したものだ。

 シマンテック社には、どうも、そういう文化はないらしい。ウィルスチェックやセキュリティという、かなりシステムに食い込んだことをやっているはずなのに、製品がうまく動作しないと、サポートは、「アンインストール後に、インストールしてください」 と念仏のように唱えるばかりだ。

 その昔、システムの健全性を保つためのソフトウェアである ノートン システム ワークス を導入したら、それまでなんの問題もなかったシステムの動作がおかしくなる苦い経験が思い出された。

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2007/09/04

これじゃー男はだまされるわけだ

お化粧ひとつで“人”が変わる。
 第34回トークショー [化粧とコミュニケーション]
  第2部 メーキャップの変遷
   [銀座の学校 2002年6月28日]

 私が驚いたのは、化粧の特長の変遷ではない。モデルの女性がすべて同じだということに驚かされたのだ。

 よく見れば、たしかに鼻の形は同じだ。目や唇は化粧によって印象を大きく変えられるが、鼻はなかなかそうは行かない。実は、耳が一番人物を特定するには有効なのだが、残念ながら、これらの写真にはほとんど耳が写っていない。

 飯島愛が、すっぴんでテレビ局に入ろうとすると、かならず身元確認を求められたという話を、テレビなどでよく聞いた。また、日の浅いカップルが、一夜を共にした翌朝に、男が隣で寝ている女の顔を見て、「あんた、誰?」 と聞いたという笑い話も、よく聞く。

 それらは面白おかしく脚色されていると、これまでずっと信じていた。

 しかし、今回この8枚の写真を見せられて、それらのエピソードが、けっして誇張などではなかったことを確信した。

 私から見れば、これらはもはや “特殊メイク” にしか見えない。しかし、その技術を世の多くの女性達は持っているのだ。これでは男は簡単にだまされるわけだと、みょーに納得してしまった。

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2007/09/03

ぜひ東京でも見てみたい

ロゴが消えたサンパウロの街
 [PingMag 2007年8月27日]

「今年の初め、サンパウロで施行された新しい法律は、ほぼ一夜にして街の景観を激変させた。その法律とは、なんと、広告、看板、ポスターの全面禁止!都市部から違法なビラ広告を一掃する試みとして、あらゆるものが禁止されることになったのだ。」

 私にとってはなんともすばらしい話だ。普段、自分勝手な醜い看板を見せ付けられてうんざりしている私にとっては、ぜひ、東京もこうなって欲しいと願わずにはいられない。

 リンク先のコメントの中には、

「“視覚的ガラクタ”がないのは確実にソビエト」(rdouglaswright)
「北朝鮮みたい。北朝鮮に住みたい人なんている?私は御免だ。」(muaddib420)
「宣伝を排除したら、街がどれだけ汚いかが分かる。少なくとも宣伝は色を添えていたと思う。」(Frostfox)

といった、ネガティブな意見もある。それらの意見も理解できるし、一理あるとも思う。しかし、私は圧倒的に宣伝広告や看板のない町並みを支持する。

 日本でも、いくつかの地方自治体では、建物の高さ規制とか、一部の色規制とかを行っているようだが、さすがにサンパウロのように徹底的には出来ないだろう。変に歪んだ自由主義や、都合のいいように語られる市場経済絶対主義が蔓延している、今の日本。経済業界から私的に恩恵を受けている行政担当者達が、経済業界のマイナスにしかならない規制を行うとは思えない。

 企業の経済活動を優先して、経済的に豊かになることだけが、豊かな生活につながる時代は、とうに終わっていると思っている。それよりも、サンパウロのように醜い宣伝活動を禁止して、落ち着いて歩ける町並みを作る。ヨーロッパのように、商業中心区域への自家用車の乗り入れを一切禁止して、排ガスの少ない都市部を実現する、ほうが、よっぽど豊かな生活につながると、私は信じている。

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2007/09/01

立花隆 「未熟な安倍内閣が許した危険な官僚暴走の時代」

未熟な安倍内閣が許した危険な官僚暴走の時代
 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」

 このコラムを読んで、今の官僚体制の実態の一端を理解できた気がした。これまで私も、国の運営が政治家ではなく、官僚によってなされていることを、漠然と知っていた。それが、このコラムを読んで、少しだけだが、具体的にイメージできるようになった。

閣議でおこなわれていることはほとんど国家統治の儀式に属する部分であって、大臣たちが閣議室にこもって何をやっているのかというと、ほとんどの時間が、大臣の署名が必要な法案(これがものすごく多い)に対して花押を書いては書類をまわしていく事務的手作業に費やされているのである。

では、実質的な国家統治の重要事項が、どこで語られ、どこで決まっていくのかといえば、閣議の前日に行われる事務次官会議である。事務次官会議で決定されたものだけが、翌日の閣議にかけられる。その事務次官会議を仕切るのが、官房副長官なのである。いってみれば、官房副長官は、事務方の総理大臣役なのである。

 これでは、いくら選挙でまったく異なるタイプの政治家を選んでも、国の政治姿勢が変わらないと思われても、当然である。しかも、官僚達は 「自分達は間違わない」 と思っている節があるからたちが悪い。これまで、政策が失敗して官僚が反省した、などというニュースは、ついぞ聞いたことがない。

 また、些細なことではあるが、

このシステム(年功序列。席次制)は、明治国家の創設以来、日本の官僚社会でずっとつづいてきた慣習で、これを破ることは事実上不可能といっていいほど日本の社会に根深く入りこんでいる。おそらくその起源は、奈良平安朝の昔まで、あるいはそれ以上に古いところまでたどれるのではないだろうか。

 戦後、日本の政治体制は米国によって変えられたとか、55年体制だとかいわれているが、これを読む限り、根っこのところは明治時代となんら変わっていないことになる。急激な変化は、無用な混乱を引き起こすが、社会状況がまるっきり異なる現在まで、明治政府のしがらみを断ち切れないのは、さすがにどうかと思う。

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