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2007/09/11

残すべきか、外すべきか

 今回は、アダルトな話。

 私もいちおう男なので、アダルトビデオは嫌いではない。というか、好きな方だ。
(^_^;)

見えない“基準”をのぞく…AV業界モザイク戦争
産経新聞社 [2007年9月10日]

 私が注目したのは、

AV業界関係者は「歌舞伎町などの繁華街では裏DVDが堂々と売られ、ネットでもモロ見え動画が簡単に手に入る時代に規制の意味があるのか。規制があるから暴力団の資金源にもなる」と本音をポロリ。

の部分だ。

 歌舞伎町で裏DVDを買ったことはないが、インターネットで流布しているモザイクなしのアダルトビデオならば、簡単に入手することが出来る。しかも、違法コピーではなく、アダルトサイトが公開しているプレビューなどは無料で見ることが出来る。

 そんな状況が当たり前に感じている私には、「規制の意味があるのか」 という発言と同じ思いがある。

 とはいえ、「現実と合わないから」 という理由だけで、規制を外すわけにはいかない。たとえば、「酒を飲んでも車を運転できるし、みんなやってるから、飲酒運転の禁止は意味がない」 と言ったら、ほとんどの人たちに反発を食らうだろう。飲酒運転は多くの人たちにとって、命の危険に直結するからだ。

 「アダルトビデオのモザイクを外すのは、人命に関係ないだろう」 と言われそうだ。たしかに、人命には直結しないと思う。しかし、社会や文化に影響を及ぼして、日常生活が不快なものなる可能性はある。あくまで可能性だが。

 私個人の意見は、「今の時代、もはやモザイクを外しても問題ない」 と思っている。短期間ではあるが、アメリカで生活した経験からすると、モザイクの有無はそれほど日常生活に影響を及ぼさないと思ったからだ。

 それよりもむしろ、日常生活で目にする性的な描写の規制を、もっと厳しくすることのほうが重要だと感じている。アダルトビデオにモザイクのないアメリカでも、日常生活内の性的描写の規制は、日本などよりはるかに厳しい。

 日本のお役所仕事は、やはりどっかポイントがずれていると感じる。

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» 警察の応戦 [ニュース速報 気になるニュース]
この平和だと思っている日本でも銃撃戦が行われているのですね。 しかも銃撃戦では暴力団の男は死亡し、応戦した警察官も重傷となっていますね。 [続きを読む]

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