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2007/09/08

奈良の妊婦たらい回し事件に思う

 奈良県で流産の危険がある妊婦の受け入れを多くの病院が拒否した。結果、妊婦が流産してしまった事件があった。そのニュースを聞いて、私も当初は “病院の身勝手さ” に憤っていた。

 ところが、その後、詳細な情報が伝わってくると、どうやら病院が身勝手なだけで輪ないことがわかってきた。

奈良「産科たらい回し」報道 マスコミの異常「医療バッシング」
 J-CAST ニュース  [2007年9月3日]

 つまり、「担当医は、すでに抱えている患者で手一杯である。」「これ以上患者を受け入れると、今いる患者にも新しく来る患者にも手が回らなくなり、かえって危険である。」 ということらしい。

 私はすでに “燃え尽きた産婦人科医師” という記事で、産婦人科医師の過酷な現状を知っている。それゆえに、上記のニュースはおそらく正しいのだろうと思っている。

 国は “少子化担当大臣” のようなたいそうなもの作って、少子化対策に一生懸命らしいが、いまひとつ成果が見えてこない。

 私が考える対策。まず一つ目は、上記のニュースや記事を踏まえて、“産婦人科医” を保護することだ。最近、“モンスターペアレント” なる、教師に不条理な要求をする親たちが問題になっている。それに対応するために、問題を抱える教師が弁護士に相談できるようになると言う。同じように、患者から訴えられて業務に集中できない状況から、産婦人科医たちを救ってやる人材が必要だと思う。もちろん、その人材は、産婦人科医の業務内容も監視する。

 私が考える対策二つ目は、子供のいる親と世帯に対する補助である。これについては、以前に記事にした。“少子化” “私の考える少子化対策” である。

 それらで私が一貫して唱えているのが、「子供が成人して社会に貢献するようになってから、国が親に援助する」 というものだ。多くの子供を一人前に育てれば、より豊かな老後が保障されると言うものだ。

 ただ最近は、若い世代に経済的に苦しい人たちが増えてきたので、出産費用を援助するのも必要かなと思っている。

 いずれにしろ、救急患者を断った病院を、一方的に非難することしかしない多くのマスコミを見ると、今のマスコミのあり方の問題を痛切に感じる。マスコミが “マスゴミ” と言われるゆえんである。

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