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2007/10/13

役人の我田引水

会計検査院の指摘放置 5国立大病院 給食の随意契約

 まったくもって役人は、税金を自分の懐に入れることしか考えていないのか?

五つの国立大学付属病院が、99年度の会計検査院の決算検査で見直しを求められていた患者への給食業務での随意契約を、現在も続けていることが11日、わかった。(asahi.com)

いずれも随意契約の相手は各病院内に事務所がある財団法人で、大学職員のOBが役員を務めているケースもあった。(asahi.com)

 これでは、自分達の給料確保のために、無駄な税金を使っていたと言われても、仕方がないだろう。

 会計検査院も、いかにもお役所仕事だ。指摘したら後はほったらかしなのか? 私がテスターや仕様担当だったときには、問題を指摘して終わりではなく、その問題が解決したことをきちんと確認するまでが仕事だったのだが。

財団法人は、給食以外の業務でマージンを取り、実際の業務は別会社に再委託していた。(asahi.com)

 このことに対して、テレビのニュースで、「大学側は、別の会社に再委託していたことを知らなかった」 と報道していた。

 同じ大学内に事務所があって、OBが勤務していて、それで 「知りませんでした」 というのは、世間の常識から言えば通用しない話だ。

 仮に本当に知らなかったとすれば、随意契約を結ぶ上での調査が足りなかったと言うことで、やはり大問題だ。

 役人は、まず市民、国民から情報を隠そうとする。そして偏った情報でだまそうとする。われわれ一般人も、いつまでもだまされ続けられるわけには行かない。

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