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2007/10/03

つきたくないタイプの上司

 力士、時太山が、稽古中に死亡した事件。日本相撲協会が、急に動き出した。

 そのきっかけは、日本相撲協会 北の湖理事長が、文部科学大臣に呼び出されたことだった。一般企業に置き換えれば、上司がさらに上の上司に呼び出されて、ようやく行動を始めた形だ。

 私は、このタイプの管理職が、本当に嫌いだ。もっとも、このタイプの管理職の下で働きたいと言う人が、いるとも思えないが。

 自分の責任範囲において事故が起こっても、まともな行動をしない。ほとぼりが冷めるまで、なにもしないでやり過ごそうとする。そのくせ、上司に何か言われると、急にあわただしく行動を始める。しかも決着の付け方は、たいていが部下に問題の責任を押し付けて、尻尾切りだ。自分は責任を取らないか、実害のない範囲でのみ責任を取る。

 今回の北の湖理事長の行動は、私にはこのようにしか映らない。

 本来、このタイプの 人罪 は、管理職になってはいけないのだけれど、責任回避と世渡りに対しては、優れた能力を発揮するため、往々にして高い役職についていたりする。

 朝青龍問題も今にして思えば、朝青龍がこういった日本相撲協会や相撲界全体の情けない状況を知っていての行動だったのではないか、と思えてくる。

 師匠を親、弟子を子、としてみれば、「この親ありて、この子あり」 といったところか。

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