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2007/10/09

【工作】 コンバージョンレンズ アダプタ

 我が家では、三年前から “サンヨー Xacti DMX-C4” を使っている。最新機種と比べると見劣りのする性能だが、我が家にとっては十分な性能だ。

 先日、こんな記事を見つけた。

デジカメにワイドコンバージョンレンズをつける&サンプル画像

 DMX-C1 は C4 の前の型で、外形はまったく同じだ。

 ところで、今は使ってないが、ずっと以前に “オリンパス C-900ZOOM” を使っていた。そして、C-900ZOOM 用に、コンバージョンレンズ “レイノックス OCR-900” を買った。残念だったのは、せっかく買った OCR-900 は、ほとんど使うことなく、C-900ZOOM と共にお蔵入りになってしまった。

 今回、上の記事を見て、そのお蔵入りになったコンバージョンレンズを思い出したのだ。さっそく DMX-C4 用コンバージョンレンズアダプタを作るべく、行動を開始した。

 まずは、コンバージョンレンズを取り付けるステップアップリングを買いに、近くのヨドバシカメラに行った。35mm→37mm リングが欲しかったのだが、30mm→37mm リングしかなかった。何とかなるだろうと思い、30mm→37mm ステップアップリングを購入。882円也。

 家に帰ってさっそくステップアップリングを取り出してみると・・・、金属製だった。○| ̄|_   上記の記事には、「耐久性はアルミ製のほうがあるが、加工の手間を考えるとプラ製が良い。」 と書いてある。上記の記事にあるように、ステップアップリングの雄ネジを切り取る必要がある。一日ほど途方にくれる。

 加工しないことにはそれ以上先に進めないので、気を取り直して作業を始める。やわらかいアルミと言えども金属だ。カッターナイフでは歯が立たなかった。(当たり前)  ニッパーで切り落とそうとしたが、やはり硬くて切り落とせなかった。

Conv01 工具箱を覗くと、以前プラモデル製作用に買った小型のノコギリが目に付いた。「鋼ならアルミぐらい切れるだろうと」 思い、切り始める。なんとか雄ネジ部分を切り落とすことができた。切り残した部分はヤスリで削って、出来上がったのが左の写真の “元ステップアップリング” だ。

 次は、DMX-C4 に取り付けるための平パッキンを買いに行った。ところが、なかなか見つからない。三件目のそれまで行ったことのないホームセンターでようやく見つけた。189円也。

 加工したステップアップリングに取り付け、さらにコンバージョンレンズに取り付けた写真が、下の写真だ。左側の写真がカメラに取り付ける側。右側の写真が被写体に向ける側だ。

Conv02_3 Conv03_2

 装着してテスト撮影をしてみた。

 まず、テレコンバージョンレンズ。ワイド端では、当然のように四隅が蹴られる。テレコンバージョンレンズは、テレ側でしか使わないので気にしない。テレ側では、問題なく撮影されている。レンズ周辺部での歪みもほとんどない。

Tele01_3 Tele02_2

 多少問題だったのは、ワイドコンバージョンレンズだった。ワイドコンバージョンレンズは、当然、ワイド端で使う。ところが、ワイド端で四隅にわずかな蹴られが出てしまう。

Wide

 ただ、もともと優秀なレンズではないので、周辺部が流れるのはわかっていたし、印刷するときは、上下方向を少し切るので、「まあいいかな」 と思うことにした。

 それよりも、これまで 5.8倍ズーム(220mm相当) 相当だったのが、テレコンバージョンレンズを付けて、8.7倍ズーム(330mm) 相当になったのはうれしい。これまで、運動会などで、わずかにデジタルズームを使っていた。画質が劣化するデジタルズームを使わなくて済むのは、特に、動画撮影にありがたい。

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