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2007/11/30

「国交省不況」? ちょっと違う気がする

「国交省不況」工場・店舗へ
イオン・森下仁丹…建基法改正の混乱波及

 馬場完治、坂田亮太郎、蛯谷敏
  [2007年11月26日]

 この記事を読んで、ひどく違和感を感じた。まぁ、あくまで、“改正建築基準法” が適切なものである、という前提での話だが。実際、“改正建築基準法” にはずいぶんと問題があるようだ。

 私が感じた違和感は、「耐震強度の偽装などが簡単に行えるような状況」 については、マスコミはほとんど何も報道してこなかったのに、「法改正がされて、建築関係業者が慌てふためいている」 ととたんに騒ぎ出していることだ。

 自分にとって都合のいいときは、不公正であっても何も言わず、自分にとって都合の悪いときだけ、ことさら不公正だと騒ぎ立てる。どうも私にはなじめないやり方だ。

 企業を運営するのであれば、常に最悪の場合も想定して計画を立てるべきだ。自分達に都合のいい想定ばかりを並べて、いざ実行すると思ったように行かないからといって、他者に原因や責任を押し付けるのは、いかがなものだろう。

 また、この記事の本筋とは別なところで、私には問題と思える部分があった。

この計画は堺市や大阪府が熱心に誘致した案件だけに、仮に審査が遅れて着工、稼働もずれ込む事態になったら、行政のメンツは丸つぶれ。破格の厚遇で何とか間に合わせた格好だ。

 これは、問題ではないのか? 私には、防衛省接待疑惑に類する問題だと思えた。理由が単に、「ゴルフ・料亭接待」 か 「行政のメンツ」 かの違いだ。

 役人の恣意的な判断で、納入業者を決めるのも、審査を優先させるのも、同じようなものではないのか?

 どうせ、「法律に違反しているわけではない」 と言われるのだろうが、“公正なルールが、市場を大きくする” ことを考えれば、恣意的な不公正は、いずれ大きなしっぺ返しを食らうことになるのではなかろうか。

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