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2007/11/09

一太郎はなぜWordに負けたのか

一太郎はなぜWordに負けたのか(1)
 松井幹彦の「Officeソフト」ウォッチング
  [2007年10月15日]

 1987年の 一太郎 Ver.3 から Microsoft Office 95 で一太郎の衰退が決定的になった時期は、まさに私がパソコンにもっとも情熱を注いでいた時期と重なる。

 私も大学生時代に 一太郎 Ver.3 に出会った。初めて論文をワープロで書いたのも 一太郎 Ver.3 だった。私にとって 一太郎 Ver.3 は、初めてのパソコン アプリケーションだ。それだけに、思い出も多い。

 その後、松 を使ってみたり、P1EXE を試したりしたが、結局、一太郎 Ver.3 に戻っていった。なぜ、Ver.3 をあえて書いているかというと、やはり 一太郎 Ver.4 は、私もなじめなかったからだ。

 会社に就職してからは、Macintosh に移行した。そして、WYSIWYG や マルチフォント、マルチフォントサイズ の環境を目の当たりにして、目から鱗が落ちた。一太郎 は、時代遅れだと確信した。

 転職をして、パソコン ソフト業界に入ると、今度は Windows に移行した。1991年のことだ。この時点で私個人は、一太郎にはもはや勝ち目がないと確信していた。もはや、倍角文字の時代ではなかった。

 しかしそれが世間一般に広がるのは、数年あとのことだった。上記の記事にあるように、ジャストシステムは一太郎と共に、1997年まで右肩上がりに成長していった。

 そして、私が考える “一太郎の敗因”は、・・・(つづく)

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