これでいいのか、日本の裁判
日本の裁判官がおかしい
時代錯誤のエリート主義が生み出すトンデモ判決
黒木亮
NBonline [2007年12月14日]
政治屋=立法、役人=行政 がおかしくなっているのは、私もわかっていたし、これまでも散々ブログのネタにしてきた。しかし、裁判官=司法 までおかしくなっていたとは・・・。これでは、本当に日本社会は、破綻していくしかなくなってしまう。
「今日動かす事件は、どんなに手持ちが多かろうが少なかろうが、限定されているわけです。だから、“50件持っていたら、ちゃんとやれる。しかし、200件持っているから、やれない”というのは言い逃れです」
私もこの発言は、時代錯誤もはなはだしいと思った。炎天下の中を、水分を取ることも許さずに猛練習させるのと、同じにおいがした。今や、安全のために多目の水分を取りながら運動するのが当たり前になっているというのに。
- 自分達のエリート意識を満足させるために、裁判官を増員しない。
- 公正さを保つためにじゅうような情報開示義務がない。
- 最終決定の権限を持つ裁判官が、書類を読まない・居眠りをする。
まさに、とんでもない状況だ。
そして何より、私が一番問題であり、危険だと思ったのが、
国会の証人喚問以外で偽証が罪に問われることがほとんどなく、裁判は嘘のつき合いになっている
という部分だ。なるべく嘘をついて、相手を言いくるめた者が得をすることになる。正直者がバカを見るわけだ。
嘘で固めて自分を有利にすることが当然のことになってしまっては、安心した生活ができなくなるではないか。それは、昨今の食品関連偽装事件を見ると、容易に想像がつく。
また、「自分に不利になる発言をしない」 ことは、理解できなくもない。とはいえ、言わない嘘もある、という記事を書いたことがある身としては、自分に不利なことを発言しなかったことにも罰則が必要だと思っている。それがやりすぎであることは、十分にわかってはいるのだが・・・。
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