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2008/01/04

タイトルでネタバレは勘弁して欲しい

 米国のテレビSFドラマ “スタートレック” シリーズが、好きでよく見る。最近では、NHK BS2 で、最初のシリーズが放送されている。

 スタートレックに限らず、米国ドラマ・映画を見て、いつも気になるのが、その日本語タイトル・サブタイトルのセンスのなさだ。

 “Star Trek” に “宇宙大作戦” という邦題をつける、などというのがよい(悪い?)例だ。

 私なりに、邦題の付け方を分類すると、

  1. 原題のニュアンスを考慮して邦訳する
  2. 原題を、カタカナ表記する
  3. 原題を、直訳する
  4. 作品の内容から原題と関係なく作る
  5. 作品内容のネタをばらすタイトルをつける

という感じになる。上から私が好ましいと思っている順番だ。

 1.で私がまっさきに思い浮かべるのが、“Gone with the Wind”、邦題 “風と共に去りぬ” だ。他にもまだあるだろうが、この分類はいくつあっても困らないので、簡単に済ませる。

 2.の分類の例は、最近では “エイリアンvsプレデター” や “ボーン” シリーズがある。“The Bourne Supremacy” に “ボーン最高” などといったふざけた邦題をつける人はさすがにいないだろう。日本語に訳さないほうが、映画の雰囲気を伝えられる場合に、使われる感じだ。気の利いた邦題を考えるのがめんどくさかった、というケースも多そうだが…。(-_- )

 3. は、場合によっては、2.より好ましい場合もある。“ハリーポッター” シリーズが好ましい例だと思っている。逆に、「もう少し考えたほうがいいんじゃない?」 と思えるタイトルも時々目にする。あまりにどうでもいい邦題が多くて、すぐには思い出せない。(^_^;)

 4. は、もはや 「なんでこの邦題?」 という場合がほとんどだ。“愛と~” とか “沈黙の~” を頭につけるシリーズは、一度そこそこヒットした映画にあやかろうと、配給会社が無理やりに付けたとしか思えないような邦題が、目白押しだ。

 そして今回の本題の、5.についてだ。

 メインタイトルにネタバレを含むケースは、さすがに見たことがない。しかし、テレビドラマのサブタイトルには、しょっちゅうネタバレになる邦題がつく。スタートレック シリーズも例外ではない。

  • Skin Of Evil ⇒ 悲しみの星に消えたターシャ
     ターシャが死亡してレギュラー降板
  • Life Support ⇒ バライルの死
     バライルが重症を負い、生命維持装置で延命するも、最後に死ぬ
  • In the Flesh ⇒ 偽造された地球
     異星人が地球を模倣して侵略準備をしていた
  • Nightingale ⇒ 偽りのナイチンゲール
     医療船ということで助け、ナイチンゲールと命名したが、嘘だった
  • Homestead ⇒ 帰り行く処
     異星人クルーが同胞を見つけ、船を離れることを決意する

 これ以外でも、タイトルを読むと、各話のオープニングを見ただけで、結末がわかってしまうエピソードがいっぱいある。

 スタートレックは、米国では絶大な人気がある。しかし日本ではマイナーで、コアなファンしかついていない。それゆえ、翻訳作業をする予算も少なかったんだろうと思う。制作会社で作業を任されていた人も、おそらく作業的に邦題を付けていったんだろうなと、想像している。

 それにしても、タイトルだけで結末がわかってしまうような邦題を付けてしまうのは、“なし” だと思う。原題が、ストーリの根底にあるものを、うまく比ゆ的に表現しているのだから、邦題にもきちんと気を使って欲しかったと、つくづく思う。

 こういった細かいところを見ると、その作品に対する思い入れを感じ取ることができるものだ。

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