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2008/01/10

懲役7年6ヶ月と聞いて

 以前に、“日本の裁判がおかしくなっている” という記事を紹介した。何が言いたいかというと、そう

福岡 3児死亡事故の判決、懲役7年6ヶ月

についてだ。

 私も、この判決には大いに不満だ。

 残念ながら法律に詳しいわけではなく、各種メディアからの情報だけで判断をしている。各種メディアの解説では、危険運転致死傷の基準は、

  • アルコールや薬物の影響により “正常な運転が困難な状態” で自動車を走行させ、人を負傷させた場合

ということらしい。

 どうもこの “正常な運転が困難な状態” というのが曲者だ。

 そもそも、酒気帯びで検挙される法律がある以上、酒気帯びの時点で “正常な運転が困難な状態” と判断すべきだと、私などは考える。

 つまり、酒気帯びで事故を起こした人間は、すべて “危険運転致死傷罪” にすべきだと、私は言いたい。

 今回の判決は、現行法に照らし合わせれば、妥当な判決だというのが専門家の一致した意見のようだ。確かに、裁判官の心情で、法律を恣意的に解釈されて、罪が重くなったり、軽くなったりするのは困る。

 しかしながら、以前、誰だったかは忘れたが、とある弁護士が、

「法律は、日常生活とかけ離れたものではない。日常生活や社会常識を明文化したものが、法律である。だから、時代によって、同じ法律でも、解釈や適用範囲が変わってくる。」

ということを言っていた。

 今回の判決が、これだけ多くの人の注目を浴びて話題になったということは、やはり現在の社会常識に合わない、ということではなかろうか。

 この事故の犯人は、事故直後に友人に相談をして、血中アルコール濃度を下げるために大量の水を飲んだと聞く。その意味で “正常な判断力がある状態” だったといえる。であるならば、酒を飲んで車を運転すれば、どういう危険があるのかも判断できたはずだ。にもかかわらず、車を運転した。私に言わせれば、「危険運転の確信犯」 だ。

 以前の記事でも何度も嘆いていることだが、こういった “悪事を働いても、相応の罰を受けない” ニュースが多すぎる。ますます治安やモラルが低下することが、ひたすら心配だ。

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