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2008/01/24

田中角栄の呪縛

 世間的には今、「道路特定財源で道路を作り続けるか」 VS 「道路特定財源を廃止してガソリンを値下げするか」 の話題で盛り上がっている。

 しかし、私にはそのどちらもが、時代に逆行しているようにしか見えない。

 環境問題やCO2削減が叫ばれている今の時代に、ガソリンを値下げして非効率な石油資源の浪費を推奨するがごときガソリンの値下げを、私は賛成しない。

 そして、道路だ。私は前々から言っているように、これ以上の “戦後復興” のための道路延長は不要だと思っている。だから私は、この山崎氏の意見に全面的に賛成だ。

山崎養世の「東奔西走」     
道路について徹底的に議論せよ
戦後復興期の財政のあり方から今こそ脱却を

 山崎養世
  NBonline [2008年1月22日]

いまや、日本の道路建設への支出は、一般道路と高速道路の合計で年間8兆円余り、11兆円の消費税収に迫る巨額です。ドイツ、英国、フランス、イタリア4カ国の道路予算の合計です。

道路は権力の道具です。道路の目的は、早く安く作ることから、できるだけ完成を長引かせできるだけ予算を落とすことに変わりました。

 これらの数字だけからも、今の日本の道路政策の異常さを、うかがい知ることが出来る。

 それにしても恐るべきは、田中角栄氏だ。この道路特定財源にしろ、「均衡ある国土の発展」 というスローガンにしろ、その当時の田中氏の政策がいまだに受け継がれている。残念なのは、受け継いだ人たちが本来の趣旨を逸脱して、自己の権力維持や利益誘導にしか使わなくなってしまったことだ。

 逆に言えば、田中氏以降に、田中氏と同等以上の政治家が現れなかったということだ。

 もし田中氏と同等以上の資質と、高いモラルを持ち合わせた政治家が現れていたとしたら、時代に合わなくなった政策をオーバーライドさせていたはずだ。

 自分に政治的な資質がない以上、私に出来ることは、今の日本に最適な政策を強力に推し進めてくれる人を、強く応援することだ。しかし残念ながら、今現在、強く応援して、可能であれば協力したいと思える政治家はいない。

 小泉純一郎氏に期待した時もあったが、結局、パフォーマンスだけの政治家だった。石原慎太郎氏に期待した時もあったが、身内びいきで考えが偏った老害でしかなかった。舛添要一氏に期待した時もあったが、理屈を捏ね回すだけで官僚にあしらわれる学者でしかなかった。

 今は、東国原英夫氏に注目をしている。大きく期待しているわけではないが、もしかしたら東国原氏に影響されて、次世代の有能な政治家が出てくるかもしれないと、ちょっとだけ期待している。

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