子供を忘れ去るケータイ中毒ママ
昨日も “CBSドキュメント” を見ていた。話題の一つとして、麻薬の治療法を取り上げていた。私が注目したのはその治療法ではなく、その治療法を受けている一人の女性のコメントだった。
「麻薬精製中に爆発事故を起こし、三人の子供を当局に取り上げられてしまった。それでも麻薬を止めることができなかった。子供を失っても、麻薬ディーラーのところに行くことしか頭になかった。」
というのだ。これを聞いて、つい先日読んだブログの一つを思い出した。
まさゆきブログ「世界一小さい新聞」
ケータイママの「瞬間子捨て」時代
[2008年3月14日]
注意を払うべき子供をすっかり忘れて、手に持っているケータイにひたすら没頭する。確かに私も街中で時々目にする光景だ。
ケータイに限った話ではないのも事実だ。公園でママたちが話しに熱中するあまり、子供たちが危険な状態にあるのも気がつかない。パチンコに熱中するあまり、駐車場の車内に置いてきた乳児を死亡させてしまう、等など。
ただ、場所や相手の都合に依存しないケータイへの過度の集中は、公園での雑談やパチンコなどよりも致命度が高いようにも思う。
以前すでに “ケータイ依存症” についての記事を書いている。しかし、ここまでくると “ケータイ中毒” と言い換えたほうが、私のイメージにはピッタリとする。
依存症 も 中毒 も言い方を変えただけで、意味は同じだ。しかし、私が受け取るイメージは、依存症と中毒で異なる。なんというか、“中毒” のほうがより実生活に支障をきたして、周囲への迷惑度も高いイメージがある。あくまで私のイメージでしかないが。
とにかく、起きている間ずっとケータイを手放せない人、友人と話をしているときもケータイから目を離せない人、ケータイを操作していると周りのことが一切気にならなくなる人、達は、一度生活スタイルを見直したほうがよいのではないかと、他人事ながら心配してしまう。
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