LED 電球が一般的になるのはもう少し先だな
カミさんの自転車のライトの調子が悪くなったので、ホームセンターに自転車用ライトを買いに行った。
一昔前は、ライトといえばダイナモ付きで、前輪の力で発電をして光らせるものがほとんどだった。しかし、今や LED を電池で光らせるタイプのものが主流になっていた。
確かに、ダイナモを前輪で回せば電池代はかからず経済的だ。しかしながら、ライトをつけると急に自転車が重たくなる感覚が好きな人はいないだろう。また、停止していても点灯したままという点も、電池式のほうが優れている。
LED になったことで、電球の寿命はほぼ無限になったと思っていい。電池の持ちも豆電球に比べれば10倍くらいよい。
そういえば、最近の楽天ショップなどのダイレクトメールによく、“LED 式電球” が取り上げられている。一般家庭で使われている白熱電球と付け替えられるタイプのものだ。「白熱電球を外して、そこにつけるだけ」 をうたい文句に、一つ1000円前後で販売されている。
私も LED の省電力性には、常々注目しているので、本当に使えるのなら我が家でも導入したいと考えている。
ただ、下の記事で比較されているように、現在の普及型の LED 電球は、まだまだ暗い。
なので、インターネットサイトの売り文句を鵜呑みにして購入するのは危険だ。
そこで、近くのヨドバシカメラに現物を見に行った。
ヨドバシカメラにも数種類の LED 電球が売られていた。800円から1300円ぐらいだった。
現物を見て、私は 「当面 LED 電球を使うことはないな」 と思った。なぜなら、売られていた LED 電球すべてが “白熱電球 5W” 相当だったからだ。5W 電球がどの程度のものかというと、一般家庭の蛍光灯の常夜灯についてる小さいナツメグ球が、5W だ。
5W では、とてもじゃないが廊下の照明にも使えない。
しかしながら5年前には、LED を使った照明器具などまず考えられなかった。それが、わずか数年で家庭用の一般照明もまかなえるような製品まで出始まっている。
白熱電球40~60W 相当で 13W というと、電球型蛍光灯とあまり変わらない。LED 電球が蛍光灯を置き換えるためには、さらなる低価格化と変換効率の向上がポイントになるだろう。
もっとも、ここ数年の LED の性能向上を考えれば、10年後には、LED 照明器具が一般家庭の照明の主流になっていてもおかしくない。
さらに言えば、LED 照明を使う上で、何も既存のソケットにこだわる必要は本当はないのだ。例えば、LED のその小ささを生かして、天井全面に配置をして、天井全体が光るようにしてもよいのだ。
また、現在は既存のソケットを使わなければならないため、電源の変換を個々の電球単位で行っている。いかにも非効率だ。家の配電盤に LED 照明用の変換装置を取り付けて、そこから各部屋の LED 照明に電気を供給するようにすれば、照明器具はもっと小さくなるはずだ。
昨今の省エネ、温暖化ガス削減のトレンドに乗って、一日でも早い LED 照明の普及を、私はとても期待してる。
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