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2008/06/04

Google ツールバーのせいとも言い切れない (IE7 ハング問題)

 先日、「Google ツールバーが絶対に怪しい!」 と声高に叫んだにもかかわらず、どうやらその結論は間違っていたようだ。orz

 何度目かの IE7 (Internet Explorer 7.0) のタブ機能使用時の、ハング問題の話だ。

 確かに Google ツールバーを使わなければ、タブを使っても IE7 がハングしにくくなるのは間違いない。

 現に、Google ツールバーを外して三日間は、IE7 のハングに遭遇しなかった。

 ところが、四日目に IE7 がハングした。ディズニー・リゾート公式ページ内の “タワー・オブ・テラー” の Flash コンテンツを見ているときだった。このコンテンツは、一つのゲームと言ってもいいくらいに大きな規模だ。そのコンテンツからポップアップしたページを閉じようとしたときに、IE7 がハングした。

 もちろん Google ツールバーは、インストールしていない。

 こうなると IE7 のハング問題の原因は、やはり単純な単独モジュールではない可能性が高い。

 Google ツールバーが直接ハングの原因になっているわけではないが、Google ツールバー(に表示させるためのモジュール)が IE7 に読み込まれることで、ヒープ領域 を急速に圧迫したり、メモリ リークを誘発したりしているのかもしれない。

 同様なことは、Flash プレーヤーにも言える。

 ハング問題が、タブ使用時でしか遭遇しないのは、一つのプロセス内で数多くのページを開くために、よりメモリの問題が発生しやすくなるため、とも考えられる。

 IE7 がハングするようになってから、私はレジストリを操作して IE をウィンドウ毎に別なプロセスで起動する設定にした。

 単一プロセス内のメモリ管理に問題があると仮定すると、タブ機能をオフにして Web ページをそれぞれ別なプロセス上で表示すると、IE7 のハング問題が発生しなくなる説明もつく。

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 今は、必要に応じて スタートメニュー内のシステムに用意されている “Internet Explorer (アドオンなし)” を使ってテストしている。

 アドオンを完全に無効にした状態でも、ブログを書くのに支障はない。

 私が主に見ている Web ページのほとんども、記事を読むことが出来る。

 アドオンなし で一番困るのは、やはり Flash が使えないことだ。手の込んだ表現を仕様とするサイトはたいてい Flash を使っているので、それらが一切見られなくなる。

 また、スーパーの Web チラシも Flash を使っている場合が多く、アドオンなし では表示できない。

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 素直にタブ機能を切ってしまえば、何の心配もなく IE7 が使える。

 しかし、それでは私のテスター気質が許さない。とはいえ、会社でソフトウェア開発に携わっていた頃ならば、テスト マシンとモニタ マシンを接続して、テスト状況がトレースできたり、プログラマの協力を仰いで、プログラム コードを追いながら問題を追跡できたりしたことが懐かしい……。

 なんとか原因か根本的な解決策を見つけるまで、この試行錯誤がしばらく続きそうだ。

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