Google ツールバーのせいとも言い切れない (IE7 ハング問題)
先日、「Google ツールバーが絶対に怪しい!」 と声高に叫んだにもかかわらず、どうやらその結論は間違っていたようだ。orz
何度目かの IE7 (Internet Explorer 7.0) のタブ機能使用時の、ハング問題の話だ。
確かに Google ツールバーを使わなければ、タブを使っても IE7 がハングしにくくなるのは間違いない。
現に、Google ツールバーを外して三日間は、IE7 のハングに遭遇しなかった。
ところが、四日目に IE7 がハングした。ディズニー・リゾート公式ページ内の “タワー・オブ・テラー” の Flash コンテンツを見ているときだった。このコンテンツは、一つのゲームと言ってもいいくらいに大きな規模だ。そのコンテンツからポップアップしたページを閉じようとしたときに、IE7 がハングした。
もちろん Google ツールバーは、インストールしていない。
こうなると IE7 のハング問題の原因は、やはり単純な単独モジュールではない可能性が高い。
Google ツールバーが直接ハングの原因になっているわけではないが、Google ツールバー(に表示させるためのモジュール)が IE7 に読み込まれることで、ヒープ領域 を急速に圧迫したり、メモリ リークを誘発したりしているのかもしれない。
同様なことは、Flash プレーヤーにも言える。
ハング問題が、タブ使用時でしか遭遇しないのは、一つのプロセス内で数多くのページを開くために、よりメモリの問題が発生しやすくなるため、とも考えられる。
IE7 がハングするようになってから、私はレジストリを操作して IE をウィンドウ毎に別なプロセスで起動する設定にした。
単一プロセス内のメモリ管理に問題があると仮定すると、タブ機能をオフにして Web ページをそれぞれ別なプロセス上で表示すると、IE7 のハング問題が発生しなくなる説明もつく。
---------------
今は、必要に応じて スタートメニュー内のシステムに用意されている “Internet Explorer (アドオンなし)” を使ってテストしている。
アドオンを完全に無効にした状態でも、ブログを書くのに支障はない。
私が主に見ている Web ページのほとんども、記事を読むことが出来る。
アドオンなし で一番困るのは、やはり Flash が使えないことだ。手の込んだ表現を仕様とするサイトはたいてい Flash を使っているので、それらが一切見られなくなる。
また、スーパーの Web チラシも Flash を使っている場合が多く、アドオンなし では表示できない。
---------------
素直にタブ機能を切ってしまえば、何の心配もなく IE7 が使える。
しかし、それでは私のテスター気質が許さない。とはいえ、会社でソフトウェア開発に携わっていた頃ならば、テスト マシンとモニタ マシンを接続して、テスト状況がトレースできたり、プログラマの協力を仰いで、プログラム コードを追いながら問題を追跡できたりしたことが懐かしい……。
なんとか原因か根本的な解決策を見つけるまで、この試行錯誤がしばらく続きそうだ。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 私が VDR-R2000 を買った理由(わけ)(2011.09.26)
- 犯人は Cookie だった(2011.09.05)
- DVDドライブをUSB 3.0でつないでみた、が・・・(2011.07.26)
- DVDドライブを外付けに変更した(2011.07.25)
- マウスを買い替えた(2011.07.03)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を使ってみて(2012.02.16)
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を買った理由(わけ)(2012.02.15)
- 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』 は Wii を買ってでもやる価値あり(2011.12.15)
- スーパーマリオ 3Dランド 完全制覇(2011.11.21)
- TPPに関して思うこと(2011.10.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント