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2008/07/06

ダビング10がやってきた

 7月4日から開始された ダビング10 に合わせて、我が家の Hitachi Wooo P42-HR02 の録画機能もアップデートされた。

 公式発表では、最初のアップデートは 15:29 となっている。そこで 16:00 にチェックしたのだが、アップデートされていなかった。次のアップデートは、21:20 だ。22:00 にチェックしたのだが、やっぱりアップデートはされていなかった。

 そこで、アップデートの更新設定を変えた。既定値の “受信:自動” を、“受信:する” に変えた。

 受信:する に変えたとたんに、メッセージボードにアップデートのお知らせが表示された。受信:自動 でもそのうち更新されるはずなのだが、もし、なかなか更新されない人がいたら、受信:する に変えてみるといいかもしれない。

 受信:する にしたところ、23:08 のアップデートで、めでたくソフトウェア更新が終了した。

 さっそく “コピー9” (ダビング10の旧名称) ができるか試してみた。適当な番組を1分ほど録画した後、メニューから “ダビング” を実行した。

 アップデート前に録画された番組には “ムーブ” とマークが付き、アップデート後に録画した番組には “コピー9” とマークがついているのが確認できた。

 適当にチャプターを打ち、部分コピーを HDD 内コピーしたところ、指定されたところだけがコピーされ、オリジナルはそのままだった。これで、一つの番組から自分の分類ごとに分けた番組に編集が出来る。いちいちめんどくさいプレイリストに頼らなくてもすむ。

 とりあえずは、私にもダビング10の恩恵が受けられたわけだ。

 次に、アナログ経由でのコピーを試した。

 ダビング10では、デジタルでのコピーばかりが取り上げられるが、実はなにげにアナログ端子である、D 端子、S 端子、コンポジット端子 経由でコピーが出来る。ただし、コピー先では コピーワンス 扱いとなり、孫コピーは作れない。

 それでも、ダビング10前であれば、アナログ端子の出力から録画しようとしても、コピー禁止信号により、外部レコーダーが停止していた、ことを考えれば、多少の利便性の向上にはなっている。

 ソフトウェア更新後に録画した番組を再生しながら、これまで使ってきた 東芝 RD-XS41 へ S端子 経由で録画を始めると、たしかに録画できる。以前ならば、録画開始1秒後にアラートが出て、録画が停止していたケースだ。

 P42-HR02 の出力であれば、たとえ録画したものであっても、地上アナログからの映像よりはるかに品質が高い。ノイズが少ないのだ。さらに、地上アナログでは、4:3 の映像しか録画できないが、P42-HR02 経由であれば、16:9 のワイド映像が録画できるのも、うれしい点だ。

 これで、保存しておきたい番組は RD-XS41へ、見て消す番組は P42-HR02へ、といった使い分けをしなくてすむ。とりあえず P42-HR02 へ録画しておき、必要なところだけ RD-XS41 へコピーすればよい。

 とはいえ、すべて良いことばかりではない。

 P42-HR02 にしろ、RD-XS41 にしろ、保存されている情報はデジタルデータなのだ。デジタルデータの良いところは、映像の実時間の数分の1の時間でコピーできるところだ。

 だが、P42-HR02 ⇒ RD-XS41 へのコピーは、アナログコピー、つまり映像を再生しながらの録画になる。1時間の番組であれば、コピーするのにも1時間かかる。

 これは明らかに退化だ。ビデオテープ時代の使い勝手への逆行だ。ビデオテープ時代でも、倍速ダビングの技術があったのだから、ビデオテープよりも使い勝手が悪くなっている。

 保存しやすさも退化している。

 地上アナログであれば コピーワンス がかかっていないので、番組を MPEGAVI にして、コンパクトに保存することが出来た。ところが、コピーワンスがかかっていると、番組を高価な CPRM 対応の DVD-R か DVD-RAM に保存する必要がある。

 コピーワンスのみ から ダビング10 へ、多少の 規制緩和 はあったものの、地上アナログに比べれば、コンテンツの使い勝手が著しく退化している。

 コンテンツの権利者からすれば、コンテンツの視聴のたびに視聴者毎から高い視聴料を取りたいのだろう。

 しかし、利用者からすれば 「見るために余計な手間がかかったり、やたらと高い料金を取られるなら、見なくてもいいや」 となる。高い出費をしても見たいコンテンツなど、そうそうあるものではない。サービスデーだけ込み合う映画館が、それを物語っている。

 私が以前から考えているのは、“権利者” ではなく、“作者” へ適正な還元がされることだ。利用者が納得できる額の報酬が、“作者” へ支払われるのであれば、利用者が納得できないほど高額にはならないだろうし、視聴料の支払いも納得しやすいに違いないと、私は思っている。

 逆に、必要以上に規制をかけようとすればするほど、システムの裏をついて不正に儲けようとする輩をはびこらせてしまう。

 様々なコンテンツにおいて、“権利者” ばかりが幅を利かせるようなシステムが、バランスの取れたシステムとは、私にはとても思えない。一刻も早く、より多くの利用者が納得しやすいシステムに改まることを、利用者の一人として願うばかりだ。

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