ゲリラ豪雨、雲、そして・・・
今年は局地的な集中豪雨が多いらしい。最近では、“ゲリラ豪雨” という用語も定着しつつある。
昔から “夕立” は普通にあった。暑い日の夕方に短時間、にわか雨が降ることは、子供の頃から記憶にある。
ところが最近のゲリラ豪雨は、夕立の範疇を超えているように見える。なにしろ、少なからぬ死者が出ているのだ。(下水管工事中に流されて死亡、都賀川雑炊死亡事故)
NHK の クローズアップ現代 で、この ゲリラ豪雨 の特集をやっていた。その中で、ゲリラ豪雨の原因の一つが、「都市のヒートアイランド現象と高層ビルによって、イモムシがうねったような形の湿った空気が発生して、積乱雲に湿気を大量に供給することで、ゲリラ豪雨が起こるのではないか」 という仮説があった。
そんな情報を聞いた後だったので、急に雨が降りそうな天気になったときは、注意して雲を観察するようになった。そして、8月30日の土曜日に撮影したのが、下の写真だ。残念ながら、使ったカメラがそれほど広角にならないため、全体を映すことは出来なかった。
今までそれほど注意をして雲を観察することはなかったが、それでも今回撮影した雲は今まで見た記憶がないほどに異様に思えた。
低く垂れ込めて、南北に長く続いていた。遠くの先ではすでに雨が降っているようにも見えた。しかし、雲の両脇では日が差しているのが見える。
実際この直後に大粒のゲリラ豪雨がしばらく降り続いた。
今年急に出てきたようにも見えるこのゲリラ豪雨が、上空のジェット気流の蛇行による影響なのか、気象の専門家でない私にはわからない。
ただ、なんの科学的な根拠もないのだが、私にはある気になっていることが一つある。
関東地区の大地震だ。
科学的に証明されていないが、“地震雲” といわれる、地震が起こる少し前に、震源地を中心として特有な雲が発生すると唱える人たちがいる。地中に蓄積した巨大なエネルギーが、その地表の大気に影響を及ぼして、雲 という形で具現化する可能性はありうる、と、私も思っている。確証はないが。
だから、今年の頻発するゲリラ豪雨も、関東での大地震の前触れなのでははないかと、漠然と考えたのだ。
四川省での大地震 や 茨城県沖で頻発する地震 という一連の現象は、あの 関東大震災 が起こった年の現象と実に良く似ている。
たしかに、地震が常に同じパターンで起こっているわけではないことは、よく知っている。
それでも、あまりにも類似している一連の流れに、関東での大地震が十分にありえると、少なくとも私は自分で出来る範囲での地震対策を始めている。
後は、地震が発生したときに、自分で対処できる状況であることを願うばかりだ。乗り物に乗って橋をわたっているときに大地震に遭遇したのでは、自分だけではどうにも対処のしようがない。もっとも、こればかりは運に任せるしかない。
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