熱気球を体験しました
週末に、立川にある “昭和記念公園” に行って、熱気球を体験してきた。
少し前に昭和記念公園に行った時、入り口で熱気球体験の参加申し込みを受け付けていたので、なんとなく応募した。「応募者多数の時は抽選」と書いてあったので、特に期待していなかったのだが、なぜか体験できることになった(笑)。
また、当日は明け方まで激しい雨が降っていたので、体験会が中止になりはしないかと心配したのだが、連絡してみると、「予定通りにやる」 ということだったので、急いで現地に向かった。
現地に到着するとどんよりと曇っていたが、風もなく、体験試乗は問題なかった。
熱気球はロープで車につながれていて、20mぐらい以上にはあがらないようになっていた。カミさんは、はるか上空まで飛ばされるんじゃないかと思ってビビッていたが、ビルの10階以下の高さを見て安心したようだ。
少し順番を待った後、私の家族の番になった。
ここでまず、気球特有の面白い手順を知った。狭いところに入るときは、中から出る人を先にして、出た後に中に入る、のが世間一般に見られる手順だ。だが、気球では逆に、まず一人入ってから、一人出る、という手順を踏む。ゴンドラの中の重量が不用意に減ってしまうと浮き上がってしまうためだ。なるほど、実際に体験してみないと気がつかない点だ。
無事、家族全員ゴンドラに乗り込み、いよいよ浮上の瞬間が来た。
そして、ここでもテレビなどではわからない、生だからこそ、わかったことがあった。それは、
- バーナーの音が想像以上に大きい。バーナーの音でほとんど会話が出来ない。
- バーナーの熱が想像以上に熱い。テレビではたしかに熱さは伝わらない。
そうこうしているうちに、あっという間に熱気球は上昇をして、周囲の木々よりも高くなった。公園の周囲には高い建物がほとんどないので、遠くの方まで良く見えた。
さらにここでも想定外のことがあった。
- 地面を見下ろすと想像以上に怖い。
ということだった。
ゴンドラの側面は、私の腰の高さまでしかないため、ぐっと身を乗り出すと、すぐに落っこちれる状態だった。そして、身を乗り出し見ると、下になんの支えもなく空中に浮いているのが理解できる。
同じ空を飛ぶにしても、飛行機であれば、周囲がしっかり囲まれているし、足元の真下が見えることはない。だから、飛行機に乗っていても、さほど恐怖感を感じることは、私はない。
東京タワーなどには、真下が見られるように床の一部が強化ガラスになっているところがある。そこからのぞいても、展望台を支えているいくつもの柱が見えるため、高さは感じるが恐怖感まではいかない。
ところが熱気球のゴンドラは、木や竹で組まれた簡素のものだ。下に支えがないことも自分の目で確認できる。「もし、ゴンドラの床が抜けたら・・・」 と想像すると、えもいわれぬ恐怖感がこみ上げてくる。
ゴンドラが着地する際には、意外と大きな衝撃があった。着地する直前に 「ヒザをまげて着地に備えてください」 と言われて、実際、ヒザを曲げていなかったらかなりの衝撃が身体に伝わったと思う。
熱気球に乗ってから降りるまで、時間にすれば2分ぐらいだったろうか。たったそれだけだったが、私にも子供にも貴重な体験ができたと思った。
もっとも、あのゴンドラに乗ってはるか上空数百メートルまで上昇しろといわれたら、さすがに私は遠慮したい。
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