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2008/10/16

“クラウド”の衝撃の衝撃

NHK クローズアップ現代
10月15日(水)放送
新情報革命“クラウド”の衝撃

 どんな内容をするのだろうと思って、まずは見たのだが・・・。その内容にすごい衝撃を受けた。もちろん悪い意味で。

 「なんでいまさらこんな内容を “衝撃” などといって、解説するんだ?」 というのが、私の素直な感想だ。従業員のデータをサーバーに一元化するなどというのは、10年も前から普通に行われていたことである。

 たしかに、企業が管理しているサーバーに情報を蓄積するのか、サーバーや情報の管理を専門業者に任せるかは、大きな違いかもしれない。しかしそれは、初期投資が大きいか小さいかの違いであって、出来る事・得られる事の違いではない。企業内サーバーであっても、今は普通に外部からインターネット経由でアクセスできるのだから。

 そして、『ソフト』 という言葉の使い方も、とても気になった。

ユーザーはネットを通じて「クラウド」にデータを預けるだけで済むため、ソフトは不要になるともいわれている。

とあるが、ここでの 『ソフト』 は単にパソコンにインストールする 『クライアント・ソフトウェア』 のことを言っている。つまりパソコンにクライアント・ソフトウェアをインストールする必要がなくなるだけで、本当にすべてのソフトウェアが不要になるわけではない。それまでパソコン上で動作していたソフトウェアが、サーバー上で動作することになっただけだ。

 もちろん、パソコン上で動作するのと、サーバー上で動作するのでは、管理や修正、アップデートといった保守に雲泥の差があるので、同一に扱うことは出来ない。だが、コンピュータ上でソフトウェアが動作することでデータを処理する、という基本にはなんら違いはない。

 それをクローズアップ現代では、クラウド・コンピューティングという何か “特別なもの” で、これまでは得られなかったものが得られる、とコンピュータに詳しくない人たちが誤解しかけない報道の仕方をしていたのが、私には “衝撃” だったのだ。

 私としては、下の記事を元にした特集番組を報道してもらいたかった。

「クラウドコンピューティング」がくだらない理由
 Mike Elgan
  japan.internet.com Webビジネス
  [2008年8月22日]

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