ハードディスクの温度にも注意
バックアップ保存用のハードディスクを買いなおした話を、前々回した。
さっそく、緊急起動用のドライブを作ったり、既存ドライブのバックアップを取ったりして、作業はなんやかやで1日がかりとなった。
そして、作業中にあることに気がついた。
ハードディスクの温度が、以前の壊れたハードディスクより、明らかに低いのだ。ちなみに、バックアップ保存用ディスクは、外付けケースに入れて eSATA 経由でパソコンに接続している。外付けケースには、冷却ファンはついていない。
壊れたハードディスクと新しく買ったハードディスクは、“同じメーカー”、“同じ容量” のものだ。ただし、“世代が2つ違う”、“ディスクの枚数が3枚と2枚” という違いがある。
壊れたハードディスクを使っていたときは、ハードディスクにアクセスしていると、すぐに温度が40℃を超える。バックアップの保存等で連続アクセスをしていると、簡単に50℃を超える。そのため、接続しているときには、常に小型の扇風機を使って、外付けケースを冷やしていた。それでも、40℃くらいまでしか温度が下がらなかった。
新しいハードディスクは、断続的にアクセスしてるだけならば40℃を超えることはない。連続アクセスしていると、ようやく40℃を超える。なので、扇風機による冷却は、連続アクセス時のみで充分だった。しかも、扇風機で冷却すると簡単に30℃前半まで温度が下がる。
露出しているハードディスクの一部を手で触っても、壊れたハードディスクと新しいハードディスクでは、明らかに熱さが違った。なので、内部データの測温箇所の違いという感じでもなかった。
- 温度が上がりやすかったので、早く故障をしたのか、
- どこかに不具合があったために、温度が上がりやすかったのか、
は、わからない。
ただ、
- Windows の イベントビューア の エラー
- S.M.AR.T. の異常数値
以外にもう一つ、
- 使用中の温度上昇
にも注意して、ハードディスクの入れ替え時期を考える必要があることを学習した。
ハードディスクは、消耗品であることを理解していたつもりだった。だが数年前までは、容量がすぐに足りなくなって、ハードディスクが故障する前に、より大容量なハードディスクに入れ替えていた。そのおかげで、作り直せないデータの消失に会わずに来れただけだった。
昨年の大惨事に遭遇して、データ損失を免れてきたのは、単に運がよかっただけだと思い知らされた。
今は、充分にハードディスクの容量が大きくなったため、容量が足りなくなるということがない。そのため一つのハードディスクを長期間にわたって使うようになり、結果としてハードディスクの故障に遭遇する確率が高くなった。
以前のように定期的にハードディスクを買い換えていた方が、ハードディスクにお金をかけていたような気がしていたが、以前より長期間ハードディスクを使用して、その結果、失うデータが発生することの方が、金銭的にも時間的にも精神的にも、負担が大きいことを思い知らされた。
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