栗の皮むきがたいへんだった件
今年も栗が安く出回る時期がきた。我が家ではここ数年、この時期が来ると “栗の渋皮煮” を作ることにしている。
私自身は数年前まで 渋皮煮 を知らなかったが、ある年にカミさんが 栗の渋皮煮 を作ってから、毎年作るようになった。
甘く煮付けた栗は、子供はもちろん好きだ。それよりもカミさんの大好物なのだ。毎日夕食後に一粒ずつ出しては、大事そうに食べている。
栗の皮むきをしたことがある人ならわかるだろうが、栗は皮むきがたいへんなのだ。最初の年こそ、カミさんが皮むきをして渋皮煮を作ったが、2年目からは当然のごとく私の仕事となる。
栗の渋皮煮はけっこうメジャーらしく、検索すれば作り方を紹介したサイトがいくつも見つかるので、詳細なレシピはそちらを参照していただきたい。
我が家の渋皮煮レシピの概要は、以下のとおりだ。
- 栗を冷蔵庫のチルド室に1週間~1月保存する
- 栗を水に一晩つけて、鬼皮をやわらかくする
- 小型ナイフでやわらかくなった鬼皮をむく
- 渋皮状になった栗を重曹を入れたお湯で煮ること3~4回
- 渋皮の毛羽をなるべくきれいに取り去る
- ひたひたのお湯で煮ながら栗の半分の重さの砂糖を数回に分けて入れる
- 最後の砂糖を入れてから2時間ほどとろ火で煮込む
- 火を止めてそのまま鍋の中で冷ます
今回は重曹を惜しみなく使ったせいか、渋皮の余分な部分を丁寧にとったせいか、もともと栗の質がよかったせいか、例年になくおいしい 渋皮煮 が出来た。カミさんも大満足の様子だ。
また、今年は去年より栗が安い感じがしたので、一袋多めに栗を買っておいた。で、残った栗で “栗ご飯” を作ろうと思い、今度は生の状態で渋皮をむいたら、これが予想以上にたいへんだった。orz
なんか渋皮が実に必要以上にへばりついていて、なかなか渋皮がはがせないのだ。結局、実の表面ごと渋皮をそぎ落とす形になってしまった。
おかげで、渋皮をむくのに鬼皮をむくのの3倍も時間がかかってしまった。
苦労したおかげでもないだろうが、栗ご飯はホクホクに仕上がり、苦労は報われたようだ。
後で調べたところ、栗を鬼皮ごと圧力鍋で10分ほど煮ると、渋皮まできれいにむけるということを、NHK の ためしてガッテン でやっていたそうだ。orz
渋皮煮の栗には使えないが、栗ご飯用には来年は圧力釜を使って下処理をすることにしよう。orz
2日にわたって栗の皮むきをしたおかげで肩がこって上がらなくなってしまった。食べるのはあっという間だが、準備はたいへんだ……。
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