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2008/11/24

結露対策

 今年も窓や壁が結露する季節になった。この季節になると、毎年、結露対策で頭が痛い。

 三年前は、結露防止シートを窓ガラスの室内側に張った。結露防止シートは、2枚のビニールシートの間に空気の層が作られている。細いビニールの管を横につなげていったような感じだ。残念ながらほとんど効果はなかった。朝になると、結露防止シートの上に結露している。

 一昨年は、南側のベランダの窓には、食器洗い用の中性洗剤を原液のまま乾燥したガラスに塗った。結露した水滴は玉にならず、サッシの下まですぐに流れ落ちる。結露は起こっても、窓ガラスに結露した水を溜めないようにしたのだ。朝方にベランダを見ると、サッシの下から大量の水が流れた後が残っている。ただ、中性洗剤は結露した水と共に流れ落ちるため、頻繁に塗りなおさなければいけない。これが意外と面倒だった。

 北側の窓には、大き目のビニール袋を開いて張って、窓をふさいでみた。ついでに、窓とビニールの間にはたたんだ段ボール箱を置いて、断熱材代わりにした。窓ガラスには結露しなくなったが、ビニール袋の表面に結露して、結露した水が床にたれるため、かえってたいへんといえば、たいへんだった。

 昨年の場合、南側の窓は掃除用ワイパーで掻き落とすことにした。窓ガラスの下にタオルをひいて床をぬらさないようにして、結露した水滴をワイパーで落とす。残った水滴は雑巾でふき取った。

 北側については、ビニール袋の代わりに、厚めのビニールシートを買ってきてサッシの内側に貼り付けた。ビニールシートは、結露対策の他に、隙間風対策も兼ねている。これを入力しているパソコンは、北側の部屋にあり、冬場はどこから入ってくるのか、隙間風に震えながらブログを書いているのだ。ただ、結露対策については、一昨年同様、思ったような効果は得られなかった。

 そして今年だ。

 南側の窓については、昨年に引き続き、掻き落とすことにした。ただし、ワイパーで掻き落とすのではなく、チリトリで、水滴をすくうことにした。これならば、床に水滴が落ちることがほとんどない。かき集めた水滴をたらいに集めると、二部屋分の結露水がコップ一杯分以上になることがわかった。

 そして今回の本題。今年の北側の窓についてだ。

 北側の窓を封鎖することを、今年は止めた。隙間風については、電気毛布を準備したことで、問題ではなくなった。そして、今年の北側の結露対策は、

寝ている間、窓を少しだけ開けっ放しにする

ことだ。

 結露とは、窓や壁の内外で温度差が出来ることで発生する。ならば、内外の温度差をなくしてやれば、結露は絶対に起こらない。これは、パソコン部屋は夜の間、誰もいなくなるからこそ、使える手である。寝室ではさすがに使えない方法だ。

 結露の季節が始まる前は、「発泡スチロールのような強力な断熱材を、窓の外に貼り付けようか」 などと考えていたのだが、いまいち大掛かりになりすぎて、踏み切れずにいた。

 ある日、「そうか、窓を開けて、窓の内外を同じ温度にすれば、結露しないジャン」 ということに気がついた。そこでその日、さっそく夜寝る前に北側のパソコン部屋の窓をほんのわずか開けっぱなしにして寝た。はたして、翌朝調べてみたら、たしかに結露してなかった。

 もっと寒くなればどうなるかわからないが、今のところ開放方式で、今年は結露対策をすることにした。

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