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2008年12月の18件の記事

2008/12/31

年末のご挨拶

 今年もなんとか1年を通じて、このブログをアップデートしてくることが出来ました。

 これもひとえに、読みに来てくれる人たちのおかげです。本当にありがたく思います。

 最近やや更新のペースが落ちてしまいました。来年は、この少し落ちたペースで更新していくことになるかと思います。

 それでも、読みに来てくれる人がいる限り、一つでも多く記事をアップしていこうと努力するつもりです。

 皆様、よいお年をお迎えください。

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2008/12/30

水星を見た

 私も小学生の頃は、星を観察するのが好きだった。月に1度は市営のプラネタリウムを見にいったものだった。

 そして中学生のとき、通っていた学校が校舎を建て直した際に、屋上に30cm級の大型天体望遠鏡を設置した。ドームまで設置してある本格的なやつだ。

 担任の先生が理科の先生で天体望遠鏡の管理者だったこともあり、何かとお願いしては使わせてもらった。太陽の黒点観察や夕方の金星観察など。夏休みには泊りがけで観察したこともあった。

 ところが、そんな天体観測が大好きだった時、見たいと思っていてとうとう見れなかった星があった。それが “水星” だった。

 金星は、比較的高い位置まで登り、かなり明るいこともあって、見つけやすい。それに比べると、水星はあまり高い位置に上らないため、地平線付近の雲に隠れやすい等で、見える機会がかなり限られる。

 さて、私の子供も学校で星のことを勉強する歳となり、最近毎夕、星を観察している。

 私も昔を思い出しながら一緒に観察をしていると、南西の空に明るく “宵の明星” が輝いていた。さらに西のほうを見ると、細い弓なりの月とその上に別な明るい星が見えた。もう少し暗くなると、月の下側にもう一つ明るい星が瞬いてた。

 「これは、もしや?」 と思い、さっそくインターネットで調べてみた。

 最初に見つけたのは、金星と木星の接近のニュースだった。どうやら、月の上の明るい星は木星のようだ。

 木星は何度となく観察しているし、中学生の時は大望遠鏡で大赤斑も観察している。ちなみに、土星の輪も大望遠鏡で観察済みだ。

 ところが、月の下の星の情報がない。そこでふと思いついて、星図情報を検索してみた。

 すると、フリーの星図表示ソフトが見つかった。

Stella Theater Lite Ver2.66

 すぐにダウンロードをして、インストールした。使い方は簡単で、すぐにわかった。表示される星図も、既定値は “東京”+“現在時間” だった。

 そこで、西の空を見てみると、月と木星があり、その下に・・・、やっぱり “水星” があった。これでまた、忘れていた子供の頃の夢がまた一つ、思いがけない形でかなった。

 セミの羽化といい、女王アリの捕獲といい、子供のときに見たかったりやりたかったりしたことが、自分の子供をきっかけにして、何十年も経ってから実現することになるとは、なんとも不思議な感覚である。

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2008/12/26

狭い歩道にモノを置いてさらに狭くするフシギ

 子供が通学にバスを使っているので、バス停を観察するようになった。また、買い物に行くのに自転車を使うため、歩道に設置されているバス停が気になるようになって久しい。

 さて、歩道に余裕がある道路の場合、歩道を狭くしてバスが停車できるスペースを設けている。Wikipedia によれば、“バスベイ” もしくは “バスカット” と言うらしい。後続の車両が追い越ししやすいようにするためだ。

 このバスベイ、車道の渋滞を考えるとたしかに合理的なのだが、歩道についてはなぜか不合理な作りにされている場合が多い。

 バスベイ部分は、歩道が狭くなっているにもかかわらず、その狭くなっている歩道部分に “標識” を立てたり、待っている人のための “ベンチ”、場合によっては、雨をしのぐための屋根を支える柱が立っている。

 バスベイにより歩道の幅が半分になり、標識やベンチで数十cm狭まり、待っている人がいたりすると、残りの部分は自転車のハンドルの幅あるかないか、といった状態のバス停を多く見かける。

 歩道の多くは “自転車通行可” になっているのだが、バスベイになっているバス停の部分を自転車で通るときは、とても気を使う。

 バスベイで歩道を狭くするのであれば、

  • 狭くする直前の位置に標識を立てる。
  • 広い部分にベンチや屋根を配置する。

ということをなぜ考えないのだろうか。

 中途半端な規制や、杓子定規な役人の発想で、バス停付近が危険な状態なっているとしか、私には思えない。

 バリアフリーや放置自転車といった問題はよく話題になるが、歩道を狭くしたバス停の問題は、少なくとも私は聞いたことがない。

 問題として取り上げられないのは、問題となっていないからか、といえば、私にはとてもそうは思えない。

 これまで何度も、バス停で待っている人に自転車がぶつかっていったり、バスから降りてきた人に自転車がぶつかる場面に何度も遭遇しているからだ。子供には、バスを降りるときに、必ずバスの最後のステップから顔だけ出して左右の確認を行うように言って聞かせている。

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2008/12/24

加湿器 HD-9008 使用レポート

 前回は、加湿器 HD-9008 のメンテナンス状況をお知らせした。

ダイニチ ハイブリット式加湿器HD-9008(A)ブルー

 今回は、HD-9008 の稼動状況についてレポートする。

 現在の私の住んでいる部屋のうち、リビングダイニングが約10畳で、リビングダイニングとカウンターでつながっているキッチンが約4畳の、14畳が HD-9008 の担当エリアになる。さらに、リビングダイニングとふすまで仕切られている和室は約6畳あり、それも合計すると、最大20畳の空間を HD-9008 で加湿することになる。

 HD-9008 は、ここでも紹介したように、普及価格帯加湿器の倍近い加湿能力がある。ヒーターを使わない省エネモードでも、並みの加湿器の500mL/h を超えている。カタログスペックでは、『プレハブ洋室25畳まで』 とあるので、鉄筋コンクリートアパートの20畳であれば、充分に適用範囲内だと思われる。

 実際、11月下旬から12月上旬のそれほど気温が低くない日であれば、日中の気温が上がったときであっても、ヒーターを使わない省エネモードで、60%以上の湿度を保つことが出来た。

 湿度は、HD-9008 に内蔵されている湿度計だけではなく、サイドボード上に置いた湿度計でもチェックしている。

 二つの湿度計を比較すると、湿度を上げているときは、HD-9008内蔵の湿度計の方が5~10%ほど高い湿度を示す。だが、HD-9008 の運転が停止する程度まで湿度が上昇した時点では、二つの湿度計はだいたい同じような湿度を示す。

 さて、12月も下旬に入って、最高気温が10度を下回るようになると、さすがに空気中の湿気も極端に少なくなり、室内の乾燥にも拍車がかかる。

 そうなると、さすがの HD-9008 の能力を持ってしても、省エネモードで昼間の急激に低下した湿度を 60% まで潤すのは難しいようだ。ファンは最大限に回っているのだが、湿度がなかなか上がらない。

 そこで、標準モードにして、ヒーターを使えるようにすると、湿度が目に見えて上がっていくのが湿度計でわかる。そして、設定湿度の60%に近づくと、自動的に HD-9008 のヒーターが不使用となり、省エネモードで稼動してする。湿度を維持するだけであれば、ヒーターを使わない省エネモードで充分のようだ。

 まさにハイブリッド式の恩恵を最大限に受けているように思う。

 今後ますます乾燥する日が続くようになる。多少高い買い物であったが、加湿能力と使用電気量を考えると、よい買い物をしたと思える。

 ちなみに、静音モードにすれば、私には気にならない “水槽のポンプ音” が 「うるさい」 といって眠れないカミさんが、少しも気にすることなく寝られているので、騒音の点でも HD-9008 はお勧めできる。

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2008/12/22

軟水は気化式加湿器にも良い効果あり

 新しい加湿器 HD-9008 を買ってから、一ヶ月が過ぎた。


ダイニチ ハイブリット式加湿器HD-9008(A)ブルー

 この1ヶ月間は、雨などで湿度が高い日も多かったため、実際に加湿器を稼動させていたのは、20日ほどだろうか。

 加湿器は水を溜めておくために、雑菌やバクテリアが繁殖しやすい。実際に、レジオネラ菌の感染事故も起こっている。なので、我が家では、『タンク2回分の給水』 もしくは 『1週間』 のうち、短い方のタイミングで、給水タンクと水を張るトレイを清掃することにしている。

 そこで気がついたのだが、

フィルタを水につけるためのトレイの形状が、複雑な形状のため、清掃がしにくい。

 コスト削減のためにトレイを一体成型して、かつ 強度を出す形状 にしているためと思われる。

 大き目のスポンジでは、コーナーや水に入らないため、メラミンスポンジを適当な大きさに切ってトレイを清掃している。

 さて、一番ポイントとなる “気化フィルター” についてである。

 これまでにも何度も書いてきたことだが、我が家では “硬度0” の軟水を使っている。もともとは、超音波式加湿器で部屋の中が真っ白になるのを回避するために導入したものだ。その後、スチーム式加湿器でも効果があることがわかった。

 そして今回は、“気化式加湿器” における軟水の効果がわかった。

 メーカーによれば、気化フィルターは一月ごとに、クエン酸で洗浄することが推奨されている。気化フィルターに付着した堆積物を洗い流すためだ。

 水道水に含まれるミネラルの主成分であるカルシウムが、水の蒸発に伴い取り残されて、不溶性のカルシウム化合物(おそらくは炭酸カルシウム)になる。そのため、超音波式加湿器では、カルシウム化合物粒子が部屋中に堆積をし、スチーム式加湿器では、水を沸騰させる蒸発皿に堆積をする。フィルターで水を蒸発させる気化式加湿器では、気化フィルターにカルシウム化合物が付着することになる。

 ただし、メーカーが想定しているのは、硬度50の水道水だ。硬度50の水ということは、1リットルから炭酸カルシウムが50mgが析出する計算になる。HD-9008 の給水タンクは5リットルなので、1回の給水で炭酸カルシウムが250mg=0.25g析出することになる。1日に1回給水したとすると、20日で20回。0.25×20=5g。1ヶ月で約5gの炭酸カルシウムが堆積する計算になる。

 「なんだ、たった5gじゃん」 と思われるかもしれないが、化粧品をよく扱う女性ならよくわかるだろ。5g というのは、実はけっこうな量になる。

 ウンチクはこのぐらいにして、結果を報告すれば、1ヶ月使った後も、我が家の気化フィルターは買ったときと同じやわらかさだし、白く何かが堆積している様子はない。この調子であれば、シーズン終了後に1回念のためにクエン酸洗浄をすれば、メーカーの仕様どおりに気化フィルターを3年使えそうである。

 ただし、給気口の空気フィルターの目が荒いためか、気化フィルターの一部に黒く埃が付着していた。下の写真の赤く囲ったあたりだ。
20081222

 明らかに取り込んだ空気が最初にあたる部分だけが黒っぽくなっていた。なので、トレイを洗浄するときに、気化フィルターに付着した埃もシャワーで軽く洗い流すことにしている。

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2008/12/20

金持ち優遇で経済を牽引? そんなの金持ちの屁理屈です

 いやぁ、そんな “屁理屈” があったとは、私は知らなかった。何のことかと言えば、小泉元総理や今の大企業の雇われ経営者が信奉する “新自由主義” の根拠だ。

構造改革をどう生きるか
庶民の手元にカネを回す税制改革を

 森永卓郎 (経済アナリスト)
  SAFETY JAPAN [2008年12月15日]

 森永氏のこのコラムの2ページ目に、

金融資本主義、新自由主義の考え方では、金持ちが経済の牽引役だと考える。だから、金持ちを活性化するために減税し、その代わりに庶民に対して増税するというのが基本方針であった。

とある。

 日本を限度の超えた格差社会にして、社会的な不安を増大させた政策の元となる原理原則に、こんな屁理屈があるとは、私はこのコラムを読むまで知らなかった。

 この金持ち優遇の新自由主義の理論がすでに破綻していることは、現在の日本の状況を見れば明らかだ。

 労働者の賃上げを徹底的に抑え込んだトヨタ自動車の奥田氏は、「自動車が売れない」 と嘆き、派遣労働者を都合よく切り捨ててきたキヤノンの御手洗氏は、デジカメの不振で株価の低迷にあえいでいる。

 社会全体を活性化して、人々が安心して暮らせるようになる重要な要素の一つは、「安定した仕事による、安定した収入」 だ。それを小泉氏も奥田氏も御手洗氏も、壊してしまった。

 そもそも、もし経済が金持ちによって成り立っているのなら、金持ちから税金を取るだけで国の財政が成り立ちそうなものだ。だが実際は、収入に対する税金では安定しないため、どちらかと言えば貧困層に重たい消費税に重点が置かれようとしているのだ。ここですでに矛盾しているように、私には思えた。だから、最初に “屁理屈” と言ったのだ。

 今回も極論・暴論になってしまうが、より多くの国民が安心して暮らせるようにするための私が考えることは、以下のようなものだ。

  • 契約社員、期間労働者の給与は、同じ仕事量の正社員より高くする
  • 大企業経営者の報酬は、従業員平均の数十倍以下とする
  • 大規模なリストラを行う前に、大企業経営者は自らをリストラする

 現在の社会システムは、まだまだ経営者側に甘すぎるように、私には思える。もっとも、歴史的に見て、特定の人たちだけが自分達だけが甘い汁を吸えるように社会システムを作ってきたのが、世の常なのだが。

 「そんなに経営者を不利にして、経営者になる者がいなくなったらどうする?」 といわれそうだが、世の中、どんな状況でも人の上に立ちたがる人間というものはいなくならない。あの幕末の傾いた幕府でさえ、役職につきたがるものがいたのだ。

 そんな中で、最近、『不当な契約打ち切りに対する申し立て』 をよく見聞きするようになった。私はこれを “いい傾向” だと思っている。

 多くの国民が、大企業経営者のやり方に不満を持ち、安定した労働環境を支持し、表明するようになれば、世論に敏感な政治屋たちも看過することは出来なくなるだろう。

 そうなれば、ごく一部の大企業経営者だけを優遇するような政策をやめて、大多数の国民が納得するような政策に転換することを、私は願ってやまない。

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2008/12/17

大河ドラマ “篤姫” 全50話を見終わって

 人気があった NHK 大河ドラマ 『篤姫』 が最終回を迎えた。私は、再放送から見始めたので、全50話を2ヶ月で見るという、短期集中型で見た。おかげで、初めのころの内容を忘れることなく、最終回を見られた。

 視聴率や世間での取り上げられ方を見ると、このドラマ 『篤姫』 は成功だったといってよいだろう。

 その成功の要因の一つは、“わかりやすさ” というのが、共通した評価のようだ。私も、そう思う。

 実際に私も、この 『篤姫』 を見ていくことで、なぜ幕末があのような流れになったのかが、より明確に理解できたように思う。たとえば、、“井伊直弼” と “安政の大獄” は、私の頭の中では、はるか大昔の出来事のように感じていた。その一方で、“明治”、“西郷隆盛”、“大久保利通” は、比較的近代の事だと理解している。それが今回、西郷隆盛が安政の大獄で処分されたエピソードを見て、安政の大獄が実は近代の出来事であることが、私の頭の中で認識できるようになった。

 限られた放送時間の中でわかりやすく描こうとすれば、物事を一面的にしか見せられないといった問題もあったように思う。それでも、わかりやすく描いて、多くの視聴者をひきつけたことは評価できると、私には思えた。

 たまに、「わかりやすいモノは、レベルが低い。レベルの高いものは、難解なモノ。」 という意見を聞く。しかし私は、「『レベルの高いものは難解』などという人は、わかりやすくモノが作れないレベルの低い人の言い訳」 だと思っている。

 とはいえ、しょせんはドラマ。あちこちで見られる “演出” もっと悪く言えば “ご都合主義” があからさまに見られたことには、私も苦笑せざるを得なかった。

 悪役っぽく登場した人物たちが、退場するときには “いい人” で終わるのは、そのいい例だろう。篤姫に最初冷たく当たった “英姫”。安政の大獄を行った “井伊直弼”。三人の将軍に渡り大奥を取り仕切り当初篤姫と対立した “滝山”。徳川家茂を挟んで篤姫と対立した “和宮”。和宮を守るために大奥に来た和宮の母 “観行院”。などなど

 皆、篤姫とかかわったことで、生き方・考え方が大きく変わったという演出をすることで、篤姫の影響力の大きさを表現しようとしたのだろう。ただ、私にはあまりにもあからさますぎて、苦笑するしかなかった。coldsweats01

 ドラマから離れて、歴史的な観点から見ると、私には篤姫を全肯定しすぎてる点も、気になった。

 例えば、幕末の頃の幕府の財政は逼迫していたにもかかわらず、強行に大奥の現状維持にこだわった篤姫の行動。自らの家、家族、身内を守ることは、人としてごく当たり前のことで、それについて批判するつもりはないし、そもそも批判できるものではない。だが、結果論ではあるが、大奥の固執が徳川政権を縮めたのではないかと、私には思える。

 国の借金が膨れ上がっているにもかかわらず、予算の獲得が自分の出世に重要なために、膨大な予算を要求して、与えられた予算はなにが何でも使い切る役人の姿とダブってしまった。

 この件に限らず、老中達の先例主義、自らの地位保全のための行動、都合の悪い情報の隠蔽、といった、現在の政治状況を髣髴とさせる描き方は、篤姫の製作者側が意図的に行っている演出としか思えなかった。

 なんだかんだ言ったが、篤姫 全50話を見てよく出来ていると感じた。ひさびさに NHK 受信料を払っていて良かったと思えた。catface

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2008/12/13

ハードディスクケースの冷却ファンの効果は?

 初期不良だった新しいハードディスクケースも、新品と交換してもらい、順調に機能している。

 そこでようやく、ハードディスクケースの冷却ファンの効果を調べることが出来た。

 まずは、発熱が大きい旧型ハードディスクから試した。チェックディスク や 数十GBをまとめてコピーする などして、連続アクセスを行った。

 作業開始前は、23~24℃ だったものが、10分後には、35℃を超えて 37~38℃ にもなる。その後も、少しずつ温度は上昇して、20分後には 45℃ をゆうに超えていた。30分経たないうちに 49℃ と、このまま行けば50℃を超えそうな勢いだったため、あわてて扇風機の風を当てて外部からの強制冷却を行った。強制冷却後は、48~49℃ で安定した。

 冷却ファンを持たない以前のハードディスクケースは、構造が単純な分、ケースの片側のフタを外して、ハードディスク本体に直接風を当たられたため、むしろ、扇風機の冷却効果は高かった。扇風機による冷却で、旧型ハードディスクでも 40℃ 以下で安定させることが出来た。

 ところが、新しいハードディスクケースは、金具やネジなしにハードディスクを固定しているため、使用中にハードディスクケースを開けることは出来ない。そのため、扇風機による外部からの冷却は、以前のハードディスクケースよりも効果が薄いようだ。

 旧型ハードディスクを使う場合は、以前のハードディスクケースを使い、扇風機で外部から冷却しながら使う方がよさそうだ。

 次に、新型ハードディスクを同じように、チェックディスクやファイルコピーで連続アクセスさせてみた。

 こちらも、最初の10分で 33℃ まで温度が上がった。が、その後は、作業が終了するまで、34~35℃ で安定していた。

 冷却ファンのない以前のハードディスクケースでは、連続アクセスすると新型ハードディスクでも 40℃ を越えていたので、新しいハードディスクケースの冷却ファンは、充分に効果があるということがわかった。

 とはいえ、今回買ったハードディスクケースをあらためて調べたら、あまり評判が良くなかった。それよりも、こちら↓の方がデザインを除いて評判が良い。

Owltech eSATA+USB コンボモデル OWL-EGP35/EU

 冷却ファンも 8cm と大型だ。さぞやよく冷えるだろう。

 なお、上記の温度はすべて、ハードディスクが出力している情報を、ツールを使って読み取った値だ。ハードディスクの表面を実測したものではない。

 それにしても、旧型のHGST社製ハードディスクの温度の上がり方は、ちょっと危険だ。Google の報告の Figure 4 をみると、使用温度が “46~47℃” を超えると、明らかに故障率が上がっている。

Failure Trends in a Large Disk Drive Population (PDFファイル:241KB)

 ちなみに、温度が 36~37℃ 以下でも、故障率が上がっているように見える。さらに、Figure 5 を見ると、温度が低すぎると初期不良を起こしやすく、温度が高すぎると耐久性が低くなる、と読める。

 いずれにしても、ハードディスクの温度を気にしてパソコンを使っている人は、少ないように思う。

 とすれば、旧型のHGST社製ハードディスクを、実は充分な冷却をしないで使っていることに気づかず、今後1~2年で多くの人がハードディスクの突然死に遭遇するのではないかと、心配している。

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2008/12/12

新しいハードディスクケースを買ってみたものの・・・

 以前にもちょこっと書いたが、私はバックアップ用のハードディスクを外付けにしている。

 私とカミさんのパソコンとでつなぎかえるとか、より大容量のハードディスクが安くなったときに入れ替えるとかが、簡単にできるようにだ。

 昨年、バックアップ用のハードディスクと一緒に買ったハードディスクケースは、

玄人志向 GW3.5AI-SUE

というケースだ。冷却ファンはついておらず、eSATA 接続できる一番安いハードディスクケースという理由で買ったものだ。

 ハードディスク接続という点では、なんら問題なく1年間使えてきた。ただ、やはり冷却ファンがついていないため、1年で故障した発熱の多い旧型ハードディスクに対しては、外部から扇風機などで冷却する必要があった。発熱の少ない新型ハードディスクでも、ディスクアクセスが長時間連続すると、やはり外部からの冷却の必要があった。

 さらに、友人から 「使わなくなった」 という理由で、旧型ハードディスクを1台もらった。1年で故障したハードディスクと同じ型番だったので、メインのバックアップディスクとして使うつもりはなかったが、せっかくだから、いろいろ実験するのに使おうかと思った。

 そこで問題になったのが、ハードディスクの入れ替えだ。

 玄人志向 GW3.5AI-SUE は、ハードディスクに金具をネジ止めしてからケースに収めるタイプだったので、ハードディスクの入れ替えがけっこうめんどくさい。

 そこで、金具やネジ止めなしでハードディスクを取り付けられるハードディスクケースを買うことにした。さらに、前回の反省を生かして、今回は冷却ファン付きのハードディスクケースにすることにした。

 結局、新たに購入したハードディスクケースは、

CENTURY 裸族の一戸建て(CRIS35EU2)

である。

 ところが、使い始めて二日目のことである。

 新型ハードディスクと旧型ハードディスクを入れ替えながら、ハードディスクの温度の変化を調べていたところ、いきなりパソコンがハードディスクケースで接続しているハードディスクだけを認識しなくなった。

 しばらくすると、ふたたびハードディスクを認識するのだが、ファイルをコピーしたり、チェックディスクをすると、やはり、ハードディスクが認識されなくなってしまう。

 ハードディスクケース見ていると、どうもハードディスクケースの電源が落ちるようだ。

 それが、“ハードディスクケース内の基盤の不具合” なのか “ACアダプタの電力不足” なのかはわからなかったが、とにかくディスクアクセスが多くなると、いきなり電源が瞬間的に落ちてしまうのだった。

 仕方なく、買ったお店に持っていって、同じ型番の新しいモノと交換してもらった。今現在は問題なくハードディスクを使えている。

 それにしても、最近、初期不良(か、それに近いもの)に当たりまくっているような気がする。

 今回のこともそうだし、日立のプラズマテレビも初期不良で購入1ヶ月経たずして、故障した。昨年買ったハードディスクも、1年経たずして故障したのも初期不良のようなものだ。

 この流れが、たんに今年の私の持ち物運が悪いだけならばよいのだが、もし、メーカーのコスト削減による悪影響だとしたら、「いやだな」 とあらためて思った。

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2008/12/10

バッテリー内蔵充電器を購入、それとちょっぴり反省

 子供のクリスマスプレゼントを偵察するために行った家電量販店で、ふと目に付いたものがあった。

 パナソニックが出している “USB モバイル電源” なるものだ。

 少し前に記事にしたように、カミさん用に新しいポータブルメディアプレーヤー MPIO FY800 を買った。その FY800 は、パソコンとの USB 接続でのみ充電が可能であり、USB ケーブルしか付属していない。

 家で使う分にはそれでも困らないが、旅行などの長期の外出では困ったことになる。それゆえ、USB 接続で充電できる AC アダプタを買わなければ、と思っていたところだった。

 だが、この USB モバイル電源、案外と高い。1セットで4000円ほどだった。大元となるのが、充電式 EVOLTA(ニッケル水素)電池と充電器なので、まあ、仕方がないといえば仕方がなかった。

 ただ、家には以前使っていたデジカメ用に買ったニッケル水素電池が大量にあるので、私には USB 出力できるケースだけがあればよかった。

 しかし、まぁ、パナソニックとしては、USB 電源ケースではなく、充電式 EVOLTA を売るために、USB 電源ケースを付属させているので、USB 電源ケースだけはさすがに売っていなかった。

 そこでせっかくだから、ケータイ用の外部電源売り場まで足を伸ばした。

 実は昨年、函館まで旅行をしたときに、北斗星を使った。昼間観光をして、そのまま北斗星に乗ったために、ケータイを充電することが出来なかった。おかげで、翌日にケータイがバッテリー切れになってしまったことがあった。

 そのときも帰宅した翌日に、ケータイ用の外部電源を買おうかと思ったのだが、私にはそう頻繁にあるケースではなかったし、外部電源も思ったよりは高かったので、買わなかったのだ。

 今回は、メディアプレーヤーへの充電という確実な需要があるため、多少高くても買うつもりだった。

 単三電池2本を使ってケータイに充電するタイプの電源ケースは、多数発売されているのだが、パナソニックの USB 電源ケースのように、USB の出力端子を持つものは、探した限りでは見つからなかった。

 そこで、バッテリー内蔵型のモノを買うことにした。

 小一時間比較をして最終的に購入したのが、


リンケージ製 リチウム電池内蔵AC充電器 ACL-03W

だった。

 マルチコネクタを買ったのは、我が家の特殊な事情がある。私のケータイは AU だが、カミさんのケータイは ドコモ だからだ。

 家に帰ってから、私とカミさんのケータイ、そして、FY800 に接続が出来て、充電が出来ることを確認できた。

 本来ならば、これで話は終わりなのだが、実は大失敗をやらかす危険を、私は犯していた。

 同社のリチウム電池内蔵AC充電器シリーズには、ACL-04W という USB 端子を持つタイプもある。

 私が店で見比べていたときに、ACL-03W のケーブルが接続されている部分に、ACL-04W では USB 端子がついていることに気がついた。そのため、

「ACL-03W は ACL-04W の USB 端子に、ケータイ用のケーブルが刺さったものだ」

と勝手に思い込んでいたのだ。

 ところが、家に帰って、パッケージを開けてみてビックリsign03。なんと、出力用のケーブルが直付けされていたのだ。

 これにはさすがにあせった。ACL-03W には miniUSB 端子も付属していたので、miniUSB → USB A 端子の変換プラグを用意しなければいけないと、思ったほどだ。

 ところが、あらためて FY800 の USB 端子を見てみると、なんと、miniUSB 端子だった。happy02

 今回は幸いにして、余分な出費を強いられなかったが、安易な思い込みはやはり危険だなと、反省させられた。

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2008/12/09

そろそろ買い換えたいデジカメが出てきた (後編)

 Xacti C4 も決して悪くはないのだが、デジカメの性能がまた一段と進んできたのも事実だ。

 そして私の目に飛び込んできたのが、

キヤノン PowerShot SX1 IS

発売されるというニュースだ。レビュー記事も出ている。

 PowerShot SX1 IS で私が気に入ったのは、

  • フルHDでの撮影が可能
  • 手ブレ補正装備
  • 1000万画素

という部分だ。

 ハイビジョン対応のテレビを見ていると、自分が撮る映像もやはり HD で撮りたくなる。ところが、HD 対応ビデオカメラは、写真撮影が苦手だ。すると、ビデオカメラとデジタルカメラの二つを持ち歩かなければならなくなるため、めんどくさくなる。

 その意味で、PowerShot SX1 IS であれば、これ1台で HD ビデオ撮影と高精細写真が撮影できて、とても合理的だ。

 とはいえ、PowerShot SX1 IS の問題は、その大きさと重さだ。PowerShot SX1 IS は、重さが実測で 680g以上あるとのこと。

 そこでいくつかのデジカメとビデオカメラの仕様を抜き出してみた。

機種タイプ重量高さ奥行き
Xacti C4 動画デジカメ 159g 34mm 108mm 69mm
Xacti HD1010 動画デジカメ 268g 55mm 113mm 90mm
E-100RS デジカメ 575g 120mm 86mm 153mm
PowerShot SX1 IS デジカメ 585g 128mm 88mm 88mm
iVIS HF11 ビデオカメラ 380g 73mm 64mm 129mm
HDC-SD100 ビデオカメラ 320g 65mm 72mm 138mm

(重量は電池やメディアを抜いた場合)

 やはり、Xacti C4 の軽さと小ささは群を抜いている。動画は SD だし、写真は400万画素なのだから、当たり前なのだが、私も私の家族もこのサイズと軽さに慣れてしまっている。

 そして、PowerShot SX1 IS だが、以前に持ち運びがおっくうになった E-100RS の長いレンズ部分を半分に切った感じだということがわかった。撮影するときはレンズが飛び出すし、太陽光よけのフードをつければ、実質的に E-100RS と同じぐらいのサイズになると思われる。

 また、最近のメモリカード ビデオカメラとも比較してみた。

 すると、ビデオカメラの方が PowerShot SX1 IS よりも一回り小さくて軽い。ハードディスクを内蔵したタイプは、+100g程度なので、それでも PowerShot SX1 IS より軽い。

 いまは PowerShot SX1 IS だけの技術であるが、あと1~2年もすれば、同等の性能を持った HD ビデオカメラが登場するのではないかと思っている。

 そうやって比較すると、「Xacti としては大きくて重たい」 といわれている Xacti HD1010 は、充分に小型化されているように見える。

 ただ、Xacti HD1010 の手ブレ補正は光学式ではないし、ワイド側が38mmとそれほど広くないのが、気に入らないところだ。

 最近のコンパクトデジカメは、ワイド側が28mmや32mmから始まるモノが多くなってきている。Xacti C4 もワイド端は38mmのため、室内で撮影するときは苦労すことが多い。28mmのワイド端は、やはり魅力だ。

 その意味では、ビデオカメラの 『ワイド端 42mm』 というのは、問題外ということになる。ビデオカメラももっとワイド端が広がらないうちは、私が買うことはないだろう。

 いずれにしろ、ビデオカメラも記録媒体がフラッシュメモリーやハードディスクになった時点で、デジカメとの境があいまいになってきている。これまでは、動画と写真が両立していたのが Xacti だけであったが、PowerShot SX1 IS が発売されたことで、今後は 「動画はHD、写真は1000万画素」 といったデジカメが、増えていくのではないだろうか。

 消費者としては、楽しみである。

 ということで、デジカメの買い替えは、まだまだ先のことになりそうだ。

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2008/12/08

そろそろ買い換えたいデジカメが出てきた (前編)

 私がはじめてデジカメを買ったのは1996年のことだ。リコーの DC-2L という機種だ。当時は、カシオが QV-10 というエポックメイキングな製品をだして、デジカメがまさに離陸しようとしていた時代だった。そんな中で、少しでも画質が良い機種ということで、私は DC-2L を選んだ。

 1998年には、オリンパスの C-900ZOOM を買った。これは、当時のコンパクトカメラの中では、かなりお買い得なカメラだった。

 だが、子供の大きくなるにつれて、じっとしていない子供を撮影するには、撮影後の記録に数秒かかる C-900ZOOM では、思うように撮影できなくなってきた。

 『じっとしていない子供の決定的瞬間を撮る』、『保育所や幼稚園のイベントで大きくズームして撮る』 ことを目的として、オリンパスの E-100RS を2001年に買った。

 何しろ1秒間に最大15枚撮影できて、光学ズームが10倍、手ブレ補正も装備している。今となっては、ごく普通に、もっと小型のカメラにも装備されている機能だが、当時はこれ以外に選択肢はなかった。

 E-100RS に、これまた当時は画期的に大容量だった 1GB マイクロドライブを載せて、連射しまくった。おかげで決定的瞬間をずいぶんと撮影できた。

 E-100RS は VGA 解像度で動画も撮影できた。そのために、この頃から子供を動画で撮影することも多くなってきた。

 ビデオカメラも持っていたのだが、1994年に買った8mmビデオカメラだった。メモリへの撮影記録に慣れてしまうと、テープでの撮影は、どうしてもする気になれなかった。

 十二分な機能、性能を持っていた E-100RS だったが、いかんせん筐体が大きすぎる。旅行などにもって行くときは、その大きさがずいぶんと邪魔になってきた。

 そんなこともあって、サンヨーが Xacti C4 を発売したときは 「これだ!」 と思った。そして 2004年に Xacti C4 を買って、今に至る。

 なにしろ Xacti C4 は、動画も写真も平均以上のものが撮れる。しかも小型だ。E-100RS で、「機能・性能が良くても、大きくて重たいと持っていくのがおっくうになる」 ということを学んだ結果の選択だった。

 Xacti C4 であれば、胸ポケットに入る。Xacti C4 だけで、動画も写真も OK だ。

 それでも、不満がなかったわけではない。光学ズームが5.8倍しかなく、写真の手ブレ補正もない。

(次回に続く)

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2008/12/06

MPIO FY800 の使い勝手

 カミさん用とはいえ、せっかく買ったモノなので、MPIO FY800 の使い勝手を調べてみた。ユーザビリティ調査は、もはや私の職業病みたいなものだ。

 もっとも、すでにメーカーは日本から撤退をし、在庫も市場にほとんど残っていないので、FY800 の紹介をしても、どこまで意味があるのかは、疑問の残るところではあるが・・・。

 なお、使いやすいと定評のある iPod を私は使ったことがない。なので、iPod と比較した評価は、申し訳ないがやっていない。

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 まず驚いたのは、その小ささと薄さだ。

 今となっては、極端に小さいわけではないが、私の頭の中はカセットテープのウォークマンで止まっている。MD ウォークマンは使ったことがない。というか、MD を使ったことがない。カミさんが使っていた トークマスターII は、カセットテーププレーヤーほどの大きさと厚さだった。

 コンパクトフラッシュを横に大きく伸ばしたしたくらいの大きさに、プレーヤーと2GBのメモリーが入っているのは、やはり時代の進歩を感ぜずにはいられなかった。

 その小ささゆえに、供えているインタフェースは、極めて少ない。ボタン4つとカーソルキーが1つだ。ディスプレイは、4行分の表示のみである。

Fy800
(クリックすると別ウィンドウで大きく表示)

 大きさの制約とコストを考えれば、こんなものかもしれないが、このボタン類の少なさが、私には使いにくさにつながっているように思われた。一言で言えば、「説明書なしでは使えない」 ということだ。

 電源は、再生・ポーズ ボタン で行う。まず、これが説明書なしには気がつかないだろう。電源を切るには、再生・ポーズ ボタンを長押しにする。この長押しによる電源オフは、ケータイなどでよく見られる操作方法だが、マウスのダブルクリック同様に、機械操作に興味のない人にとっては、『優しくない』 操作方法のように思う。私の父母も、無理やりケータイを持たされたため、何かの拍子で電源を切ってしまったら、電源を入れることが出来ずに、ずっと電源オフのままになっていたことがあった。

 メニュー ボタンも状況によって異なる機能が割り当てられていて、ユーザーを混乱させているように思う。再生中は、メニュー ボタンで保存されているファイルの一覧を表示する。ファイル一覧が表示されているときは、ファイルの削除といったファイル操作のメニューが表示される。一つのボタンに、“表示切替” と “メニュー表示” の役割を持たせるのは、やはり混乱させる要因になっていると思う。

 十字カーソルキーは再生画面では、↑↓で音量調節、←→で前曲・次曲への移動、となっている。機能設定画面では、↑↓で項目選択、←で大項目に戻り、→で詳細項目へ移動もしくは決定、となっている。これまたケータイの話になるが、ケータイでも左右キーが送信履歴と着信履歴に割り当てられていることが多い。カーソルを移動させるためのキーに、他の機能を呼び出すボタンを割り当てるのは、これまた混乱を作り出すものだと思う。

 決定ボタンは、機能設定画面では、項目の選択決定という想像できる操作になっている。しかし、再生画面においては、決定ボタンを押すことで、再生画面上部に表示されているアイコンにフォーカスが出る。Windows でいえば、ALTキーでメニューにフォーカスが行くのに似ている。しかも、表示画面が小さいので、アイコンの反転が、非常にわかりづらい。やはり、ユーザーを混乱させる原因になると思われる。

 小型で安価な機器であるため、ボタンの数や表示系を極力簡略化しなければならないのは、なんとなくわかる。しかしそのために、常に説明書を持ち歩かなければ、思ったように使えないのでは、私は他人に勧めることができない。

 「一度覚えれば」 というのは、責任感のない設計者からよく聞く言葉だ。だが、私が知る限り、一度操作を覚えても、しばらく使っていなければ、ほとんどの人はすぐに忘れてしまう。操作方法を忘れてしまっても、操作系を見れば使い方がわかるでなければ、ユーザーは長くは使ってくれない。

 ユーザビリティとは離れるが、FY800 への充電は、USB 接続で行う。AC アダプタはついていない。音楽を FY800 に収めるためには、パソコンと USB で接続しなければならない。だから、その USB 接続で充電を行うというのは、コスト削減を考えれば、うまい方法のような気もする。

 だが、旅行などで、パソコンが身近にないときは大きな問題となる。公式サポートページでは、「USB-AC アダプタは動作保証しない」 とある。他のポータブルメディアプレーヤーを調べていたときに、やはり USB からのみ充電が出来る機種があった。しかも、その機種は、パソコンと接続されているときしか充電されない、とあった。つまり、旅行先にもパソコン経由でしか充電できなことになる。なんともはや・・・。

 ということで、USB 対応機器にも、ケータイにも充電できる外部バッテリーを準備しておこうと思っている。

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2008/12/05

カミさんの新しい携帯プレーヤー購入の驚きの結末

 前回、カミさん用の新しいポータブルメディアプレーヤーを買うことにした、というところまで書いた。そして、カミさんが必須としている機能が “スピード コントロール” であり、スピード コントロールを持ってるポータブルメディアプレーヤーは、種類が極めて限られることがわかった。

 いろいろと調べた結果、

MPIO FY800

というポータブルメディアプレーヤーが、一番カミさんの目的に合うことがわかった。

 とはいえ、私には、嗜好品を買うときの私のルールがある。そう、3ヶ月待ったのだ。

 ところが、これがよくなかった。

 3ヶ月待っている間に、世界規模の金融危機により MPIO 社が、日本での販売から撤退してしまったのだ。

 すでに数週間前から、直販サイトは 『入荷待ち』 になっており、価格コムを見ても販売しているショップが途絶えた状態になっていた。

 本当に欲しいものを買うためのポリシーが、完全に裏目で出た格好になってしまった。

 仕方なく、入手可能な別な機種を探すことにした。

 ほどなくして、

トラセンド T.sonic シリーズ

が、スピード コントロールを持っていることがわかった。

 そこでさらに T.sonic について調べたところ、残念ながら 「再生速度を変えると音質が劣化する」 というレビューがあった。(どこで見たかは失念)

 価格はかなりお手ごろだったが、しかたなく T.sonic はあきらめることにした。

 また先日、行きつけの大型量販店に行く機会があったので、ポータブルメディアプレーヤー売り場に寄ってみた。

 本題とは関係ないが、売り場面積の半分以上が iPod を展示しており、残りの面積の8割にウォークマンが展示されていた。残りの1割程度のスペースに、その他数社のメーカーのプレーヤが所狭しと並べられているのを見て、前回報告したマーケットシェアを実感した。

 狭いところに押し込められたその他大勢のプレーヤーを見て回ったところ、“COWON” というメーカーの “i AUDIO7” にスピード コントロールがあるのがわかった。かなり高めなのだが、とりあえず、カタログを家に持って帰ってきた。

 家に帰ってきてから調べたところ、i AUDIO7 は再生速度を変えたときに、音程まで代わってしまうとのこと。やはり、カミさん用には使えないことになった。

 そうこうしているうちに、カミさん用のプレーヤー探しは、意外なところで意外な結末を迎えるところになった。

 最寄駅前の別な量販店に行き、やはりポータブルメディアプレーヤーを調べていたところ、な、なっ、なんと、“MPIO FY800” が 『店頭処分品』 として売られていたのだ。

 直販サイトのアウトレットでも¥6,000-以上で売られていたのに、処分価格として¥3,9800-で売られていた。

 もともと買うつもりだったし、このチャンスを逃したら二度とチャンスはないと思い、速攻で FY800 の箱をレジに持っていった。

 こうして、紆余曲折を経ながらも、予定通り “MPIO FY800” を手にすることが出来た。

 家に帰ってから中身を確認してみたが、特に使われた形跡もなく、おそらく在庫していたものを、メーカーが日本から撤退したということで、あわてて処分したものと思われる。

 期せずして、目的のものを安く手にすることが出来て、3ヶ月待つ私のポリシーが良い方に転んで、私も胸をなでおろした。

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2008/12/04

カミさんの新しい携帯音楽プレーヤー選び

 ポータブルメディアプレーヤーと言えば、多くの人は “iPod” を想像するのではなかろうか。何しろ、日本における iPod のシェアは、50%を超えているのだ。ワールドワイドの話をすれば、iPod のシェアは 70% を超えてしまっている。

 大昔、携帯型カセットテーププレーヤーのことをすべて “ウォークマン” と呼んでいた時代があった。ソニーがはじめて携帯型カセットテーププレーヤーを出して市場を独占したためだ。ソニー製携帯型カセットテーププレーヤーのブランドである “ウォークマン” が、一般名詞化してしまい、追随した他社の携帯型カセットテーププレーヤーも “ウォークマン” と呼ばれるようになったのだ。

 今は、ポータブルメディアプレーヤーをすべて “iPod” と呼んでもおかしくない状況だ。ソニーは面白くないだろうが。

 さて、ここからが本題。

 うちのカミさんもポータブルメディアプレーヤーを持っている。ただし、iPod ではない。

 英語大好きっ子なうちのカミさんの目的は、ABCやCNNといった英語ニュースを聞いて耳を慣らすことだ。

 少し前までは、NHK のラジオ英会話を録音して勉強していた。そのために購入して3年ほど使っていたのが、↓だ。

サン電子 トークマスターII  

 AM/FM をタイマー録音できる。NHK ラジオ講座で勉強するにはもってこい、というか、唯一のポータブルメディアプレーヤーだ。

 ところが、3年もの間、ほぼ毎日使っているうちに、とうとうバッテリーの寿命が来た。パンパンに膨らんできたのだ。

 バッテリーを交換しようとしたところ、メーカーに送り返して交換してもらうしかないということがわかった。費用も¥4,000-ほどかかるとのこと。

 「それならば、ボタンの調子も悪くなってきたことだし、別なものを買おう」 ということになった。何しろ、トークマスターII は大きい。昔のカセットテーププレーヤーほどの大きさがある。それに比べて最新のポータブルメディアプレーヤーのなんと小さいことか。

 幸い、ラジオ講座はカミさんには物足りなくなったようで、ラジオからの録音は必要なくなった。ラジオ録音がいらなくなれば、選択肢は一気に広がる・・・。

 「広がる」 と思ったのだが、カミさんが必要としている機能を考慮すると、選択肢がかなり限られることがわかった。

 カミさんが必須の機能。それは、“スピード コントロール” だ。

 英語学習をする上で、聞き取りにくい箇所の再生速度を落として聞き直すことは、かなり重要らしい。ところが、この スピード コントロール を持つポータブルメディアプレーヤーは、実はかなり限られている。

 最大派閥の iPod は、まず選択肢から外れる。第二党の ウォークマン も対象外だ。

 (次回に続く)

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2008/12/03

静音設定が入ってたのか・・・ ○| ̄|_

 某巨大掲示板の中のとあるスレッドを読んでいたら、メーカーが提供しているハードディスクの話題があった。

 「そういえば、俺もハードディスクのチェックを、最近あまりしてないな」

と思い、さっそくツールをダウンロードしてチェックしてみることにした。

 私の場合、メインとバックアップのハードディスクはHGST製なので、下のサイトからツールをダウンロードした。

HGST Support - Downloads and Utilities

 まずは、Drive Fitness Test で、ハードディスクの健全性をチェックした。問題は、ないようだ。

 次に、Feature Tool で、ハードディスクの設定を確認したところ……。システムに使っているハードディスクの Automatic Acoustic Management (=静音化設定)が、オンになっていた。
○| ̄|_

 そういえば、買って取り付けたときに、設定を変更した記憶がない。どうやら、工場出荷状態のまま使っていたようだ。
○| ̄|_

 Automatic Acoustic Management をオンにしておけば、ハードディスクがアクセスしているときの 『カリカリ』 という音がほとんどしなくなるので、パソコンは静かになる。その代わりに、データへのアクセスが遅くなるため、結果としてパソコンの動作が遅く感じられるようになる。

 実は、2~3ヶ月前に、システムの仮想メモリ(ページングファイル)をシステムドライブに変更していたのだ。以前は、システムとは別のドライブにページングファイルを設定してたのだが、空き容量の都合でシステムに移動していた。

 そして、多くのアプリケーションを同時に動かしたり、ブラウザで多くのタブを開いて、メモリを多く消費していると、どうもパソコンの動作が重たく感じられていたのだった。

 それが、システムドライブの Automatic Acoustic Management をオフにしたところ、体感的にずいぶんと軽くなったように感じられた。具体的な数字で示すことは難しいが、たしかに軽く感じられる。

 その代わり、今までほとんど聞こえなかったハードディスクの 『カリカリ』 というアクセス音は、けっこうな大きさで聞こえるようになった。

 もっとも私としては、ハードディスクのアクセス音で、「あっ、いまはまだディスクをアクセスしてるな」 ということがよくわかり、気分的に安心できる。人によっては、ハードディスクの音がうるさくて集中できない、という人もいるだろうから、あくまでも私の場合だが。

 HGSTが提供しているツールは、起動用CD-Rを作成して、ツール単独で使うしかない。

 そこで探してみたところ、Automatic Acoustic Management を Windows 上から設定できるツールがあった。

HDD Scan v3.1

 これを使って、日常的な作業をしながら Automatic Acoustic Management をオン、オフしてみると、はっきりと “体感速度” と “ディスクアクセス音” の違いを体感することができた。

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2008/12/02

我が家の洗濯せっけん使用量

 ふと、我が家の洗濯せっけんの使用量が気になって、せっけんの使用開始日を袋に書いておいた。

 そのせっけんを使い切った。すると、せっけんを一袋使うのに5ヶ月ちょっと経っていることがわかった。「洗濯せっけんは半年おき位に買ってる気がするな~」 と思っていたのも、それほど外れてはいなかったわけだ。

 一袋 3kg 入りで、だいたい二日に1回洗濯をしているので、

3000 ÷ 5 = 600
600 ÷ 15 = 40

で、だいたい1回の洗濯で、せっけんを 40g ほど使っている計算になる。

 1回の洗濯物の量は、平均すると洗濯機の水 45リットル 程度と考えると、45リットルに対する標準的なせっけん使用量は、60g とせっけんの使用方法のところに書かれてある。

 ということは、想定されているせっけんの使用量に対して、2/3 のせっけん使用量で済んでいる計算になる。

 もちろんこれは、軟水 を使用して洗濯をしているおかげだ。硬度0の超軟水を洗濯にも使っているおかげで、せっけんが石鹸カスに浪費されないために、せっけんが効率的に使われていることが、我が家でも証明されたということだろう。

 もっとも、洗濯せっけんは一袋 ¥500- ほどだ。月に換算すると ¥100- ということになる。せっけんの使用量が1.5倍になったとしても、+50円 なので、金額で言えばたいしたことはない。

 むしろ、軟水の再生のための塩に、約250円/月使っている。そちらの方がよっぽどお金がかかっている。

 とはいえ軟水は、洗濯もさることながら、お風呂での使用量の方が圧倒的に多いし、体に対して影響が大きいのもお風呂の方だ。なので、洗濯せっけんとの比較は、意味がない。

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2008/12/01

スパムメール、撤退

 1時間に何通も来るようになっていったスパムメールであったが、AU のメールフィルターの設定で、ほぼ来なくなった。

 それでも1日に1~2通は、フィルターをすり抜けて届くようだが、この程度ならば充分に許容範囲だ。

 具体的に効果があったのは、ここで説明されているドメイン認証規制” のようだ。

 実際のところ、フィルターを設定してからも、ずっとスパムメールが届き続けたので、当初は、

「なんだ、メールフィルターなんて効果ないじゃん」

と思っていたのだ。

 メールフィルターの効果がわかったのは、翌日になってからだ。メールフィルターを設定した翌日は、スパムメールがぱったりとやんだのだ。

「あれ? これって、昨日は AU のメールサーバーがおかしくなってたってこと?」

と思ったりもして、ドメイン認証規制を外してみた。

 すると、ドメイン認証規制を外したところ、半日ほどして、大量のスパムメールが届くようになった。

 どうやらドメイン認証規制は、有効に働いているようだ、ということが確認できた。

 ふたたび、ドメイン認証規制を有効にすると、やはり、半日ほどしてからスパムメールが届かなくなった。

 サーバーへの働きかけなので、設定が有効になるまでにしばらく時間がかかるのは、私にとっては理解できるのだが、やはり最初は戸惑った。

 ましてや、一般の人であれば、サーバーへの設定も、端末への設定も、区別しないで使っているはずだ。端末の設定は設定した瞬間から有効になる のに、メールフィルターの設定はなかなか有効にならないのは、一般ユーザーにしてみたら、理解しにくいのではなかろうか。

 サーバー側の設定変更については、『設定が有効になるまでに時間がかかります』 といった説明を、設定後に表示する。サーバー側の設定が変更されて有効になった時点で、『XXX の設定が有効になりました』 といったメール等での連絡が必要なのではないかと思った。

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