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2009/01/15

HD-9008 クエン酸でフィルタ洗浄

 年が明けてから、ずっと乾燥した日が続いている。おかげで昨年に買った加湿器


ダイニチ ハイブリット式加湿器HD-9008(A)ブルー

がフル回転で活躍している。

 今住んでいるところはそれなりに日当たりが良いため、朝、日が部屋に入り始めると、部屋の温度が急速に上がっていく。すると当然、湿度は急速に下がっていく。そんなときは、HD-9008 の強力な加湿能力が本当に役に立つ。

 ところが、今朝はちょっと湿度の上がり方が遅く感じた。吹き出し口に手を当てるとほんのり暖かい。

 すぐにピンと来た。買った当初は、頻繁にフィルターの手入れをしていたのだが、ここのところちょっとサボり気味だったのだ。

 気化フィルターが入っているトレイを引き出してみると・・・。案の定、気化フィルターの一部がカチカチになっていた。しかも、気化フィルタの上部は乾燥していた。これでは、いつものように湿度が上がらないのも当然である。

 我が家では、硬度0の水を使っているのだが、軟水器といえども完璧ではない。メンテナンスが遅れると、硬度成分を除去しきれずにミネラル分が残ってしまう “硬度漏れ” を起こす。

 ここのところ頻繁に給水していたので、漏れたミネラルが析出したのだろう。

 さっそくお風呂場に気化フィルターを持っていって、シャワーで洗浄した。ぬるま湯をかけると、カチカチになっていた部分は、元のやわらかい状態に戻った。

 だがせっかくなので、クエン酸洗浄を行うことにした。

 すでにクエン酸洗浄を考えて、100円ショップで気化フィルターが丁度入るぐらいの容器を準備していた。以前に気化フィルターを洗浄した際に、手持ちのバケツでは縦にも横にも気化フィルターが収まりきらないのがわかっていたからだ。

 メーカーの指定どおりに、20gのクエン酸を3リットルのぬるま湯に溶かして、気化フィルターを漬けた。

 漬けておく間に、気化フィルタのトレイを洗っておく。トレイも少しほって置くと、内側がヌルヌルしてくる。場合によっては、赤い色がついてくる。いずれも細菌やバクテリアによるものなので、メラミンスポンジを使って、ヌルヌルも赤色もしっかりと落とす。加湿器は空気を拡散させるものなので、内部が汚染されていると部屋中が汚染されてしまう。

 さて、30分ほど気化フィルターをクエン酸に漬けた後、気化フィルターは十二分に流水でクエン酸溶液を洗い流した。

 気化フィルターの水気を軽く切ると、最初のやわらかさが戻っている。においもない。

 気化フィルターをトレイにセットして、トレイを HD-9008 にセットする。

 電源をオンにしてしばらくしてから、吹き出し口に手を上げると、いつものように涼しい風が吹き出していた。ちゃんと気化フィルターが水を含んでいるようだ。

 それから、部屋の隅においてある湿度計を見ていると、急速に湿度が上がっていく様子が確認できた。

 機械を本来の性能で動かしたいと思うならば、やはりメンテナンスは欠かせない。

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