30年目にようやく見つかったものの……
今から30年前の1979年に “キャプテン・フューチャー” というアニメを NHK が放送していた。今や押しも押されぬ名監督 “宮崎駿” 氏が手がけた名作 “未来少年コナン” の後番組ということで、私は キャプテン・フューチャー もずっと見ていた。
ところが、理由は覚えていないが、なぜか最終話だけ見逃していた。最終話直前の話までは今でもはっきりと覚えているので、30年の間、その結末がずっとずっと気になっていた。
それがひょんなことから見ることができたのだった。
正月に何気に “キャプテン フューチャー 最終回” と検索してみたところ、YouTube に キャプテン・フューチャーのアニメが、大量に公開されているのがわかった。
すぐに削除されていないということは、NHK も黙認しているということなのだろうか。
いずれにしても、私にとっては30年来の心残りがなくなったので、非常に助かった。
とは言うものの、手放しでは喜べない点が二つほどあった。
一つは、私が見落としていたのは、「最終話ではなかった」 ということだ。
Wikipedia によれば、私が見逃していたのは、36話だった。キャプテン・フューチャーはその後、52話まで放送されていた。
二つ目は、見逃していた話の内容が、期待していたほどの内容ではなかったことだ。
見逃した話の直前の最後は、原住民が古くから伝わる “最終兵器” を使おうとしている、というものだった。
そして、実際に見逃していた話を見たところ、最終兵器は金属をすべて腐食してしまうバクテリアだった。前にどっかで何度も聞いたようなオチだった。orz
私の中では、星ひとつとか、銀河ひとつが吹き飛ぶような最終兵器を予想していて、それを使用する直前にキャプテン・フューチャーが阻止するというようなストーリーを期待していただけに、ずいぶんと拍子抜けしてしまった。
30年という長い年月で、期待が膨らみすぎたのかもしれない。
やり残した仕事を終わらせることができたよな達成感が得られて良かったものの、30年も心残りだったものが、この程度のものだったのかというガッカリ感もあって、うれしさも半分といったところだ。
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