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2009/01/22

オバマ氏、米国大統領に就任に思う

 バラク・オバマ氏が予定通りに米国大統領に就任した。

 就任式や祝賀行事が、日本のニュースやワイドショーでもこれでもかというほど報道されている。自国の首相が決まったときよりもよっぽど盛り上がっている。

 それは、直接には関係のない日本国民の中にも、良い方向への変革と強いリーダーシップに対する憧れがあるためだろうと、私は思っている。

 これだけ大きな期待と人気をもつオバマ大統領を見て、ふと思った。

 今となっては 『史上最低の米国大統領』 と揶揄される “ブッシュ大統領” があったからこそ、オバマ氏が米国大統領になれたんだろうな、と。

 歴史に “もし” はないとよく言われるが、

  • もし、8年前にブッシュ氏ではなく、アル・ゴア氏が大統領になっていて、
  • 大統領になったアル・ゴア氏が、今と同じように地球環境に注目して政権を運営していたら。
  • フセイン潰しには、固執していなかったであろうことや、
  • 行き過ぎた金融市場主義になんらかの規制を事前にかけていたかもしれない、

等を考えると、アル・ゴア大統領の次の大統領として、オバマ氏は大統領候補として名乗りを上げることすら難しかったかもしれないな、と思った。

 8年前よりは、もちろん米国の経済や産業構造は悪くなっていただろうが、それでも最優先で “Change” と変革を求めるような動きにはなっていなかったのではないかと、私は考えている。

 なにしろ、進歩的と思われがちな米国国民だが、実は進歩的なのはニューヨークやロスアンジェルス等の、ごく一部の大都市のさらに一部の市民だ。マスコミに取り上げられやすいので大勢いるように思われがちだが、大多数の米国市民は実はとても保守的なのだ。

 だから緩やかに衰退していたとすれば、大きな変革を訴えるオバマ氏がこれほどの人気を獲得していなかっただろうと、私は考えたのだ。

 だが現実は、オバマ氏が米国大統領に選ばれた。それは、ブッシュ大統領がいたからこそ実現しことであり、私もこれでよかったと思っている一人だ。今のところは……。

 かつて日本でも私が期待した首相がいた。

 だが、結局は日本を改革ではなく改悪をしたまま辞めていった。そのツケを多くの弱い立場の人たちが、今支払っている。

 期待が大きかった分だけ、失望も大きい。

 オバマ氏が8年後(4年後?)にそうなっていないことを願うばかりだ。

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