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2009年2月の7件の記事

2009/02/26

SSDでハードディスクのバックアップを考えてみる

 ハードディスクの交換を終えた後、こんな記事が目に入った。

本田雅一の「週刊モバイル通信」
SSDの信頼性は、すでにHDDを超えている
~東芝セミコンダクター インタビュー

(PC Watch)

 作って売ろうとしている人の話なので、もちろん100%そのままを信用することはできないが、公の場でこれだけはっきり言うということは、それなりの根拠はあるのだろう。

「MLCの書き換え可能回数がSLCに比べ、1桁少ないことを問題として見ているようだが、実情は異なる。充分に対策が施されたSSDコントローラならば、SLCは通常のPC用途としてオーバークオリティ。MLCの場合でも、欠陥セルが増加し始めるまで使い続けるのは、よほどのヘビーユーザーでも、まず無いと言えるレベル」(西川氏)

 さらに、データの長期保存も期待できるという話。

「40℃の高温下で、多数の書き換えを行なって劣化したセルでも5年以上。書き換え回数が少ないフレッシュなセルなら数十年、おそらく100年以上ではないか。劣化したセルでも常温なら10年以上は確実に値を失わない。5年以上の値保持を確実に保証することを前提に開発している」(西川氏)

 ハードディスクは機械的に稼動する部分が多いため、長期間動かさずにいると稼動部分が膠着してしまい、データが読み出せなくなる場合がある。DVD系のディスクでは、記録面のアルミ層が腐食をしてしまい、意外と短時間で読めなくなる場合もあるとか。それらに比べればSSDは、バックアップ用途にも向いているということにもなる。

 SSDは静音性や低消費電力、耐衝撃性で注目を浴びることが多い。しかし、私の場合は上記の高保存性に注目して、バックアップ用途に使ってみたくなった。

 とはいえ、大容量のSSDはまだまだ超高価で、簡単に買えるものでもない。そしてまた高価なゆえに、安価な粗悪品が多く出回っているという現実もある。

一部、品質の低いSSDでのトラブルがSSDに対する不安を助長させたという面もあるかもしれない。(本田雅一)

 メモリーをハードディスクのように使うアイデアは、私がWindowsを使い始めた1991年にはすでにあった。当時は大量のDRAMを拡張スロットからはみ出すくらい詰め込んで、ハードディスクに見せかけていた。だが、電源を落とせば内容が消えるため、ハードディスクにバックアップを取りながら使うもので、容量的にもシステムしか入らないような、とても実用にはならないモノだった。

 それが20年近くたって、ようやく実用的なメモリードライブが普及し始めた。それどころかハードディスクをバックアップできるまでの高信頼性を持つまでになっている。

 ハードディスクは真空管技術ではないが、またしても半導体技術が他の技術を隅に追いやってしまうということなのかもしれない。

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2009/02/25

ハードディスクの交換、完了

 先日購入した新しいハードディスクへの交換がようやく完了した。

 自分で撮った動画やらテレビ番組から録画したものやらで結構な量がハードディスクに保存されているため、データの移行にもやはり時間がかかった。

 数年前ならばせいぜい数GB~十数GBだったものが、今や100GBを大きく超えてしまっている。うっかりミスから失ったときのショックも大きいので、バックアップを取ったり、コピー元とコピー先が間違えていないか何度も確認したりと、そちらのほうにも時間と気をずいぶん使った。

 おかげで失敗することなくデータの移行が完了して、今はほっとしている。

 ところで、新しく買ったハードディスクを当初はバックアップ用に使おうと思っていた。信頼性が高いものにバックアップをしておけば安心だと思ったのだ。しかし、よくよく考えてみたら、サーバーなどで長時間稼動しっぱなしでの高信頼性で設計されているのだから、常時稼動させるほうがよいのではないかと思い、システムドライブに使うことにした。

 今まで使っていたシステム用ディスクとデータ用ディスクの2台の合計容量よりも、新しいハードディスクは大容量のため、パーティションを2つ作成をして、1台のハードディスクを “システムドライブ” と “データドライブ” で使うことにした。

 ハードディスクの一番性能のよい部分をシステムドライブに割り当てることによって、システムのパフォーマンスをよくするためのよく使われる手を、私も使ったわけである。

 実際にシステムディスクとして使ってみると、明らかなレスポンスの向上に今はとても満足している。CPUの動作速度が1.5倍くらいになったように感じる。もちろんCPUには何の手も加えていない。

 今回私が買った SEAGATE ST3500320NS は、前回の記事でコメントをもらったように一部でリコールもどきが出た。それに同容量で比較した場合、標準的なハードディスクより価格が1.5倍ほど高いため、同じ価格なら倍の容量の標準的なハードディスクが買えてしまう。性能的にも、最新の標準的なハードディスクであれば似たような性能だろう。だから、誰にでもお勧めできるモノではない。それでも、「このハードディスクなんてどう?」 と相談されたら、「うん、いいと思うよ」 と勧めると思う。

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2009/02/20

今回は早めにハードディスクを交換

 昨年、一昨年と立て続けにハードディスクのトラブルに見舞われているため、最近は使っているハードディスクの状態にとても敏感になっている。もちろん定期的にバックアップはとっている。さらに、デジカメで撮った写真は、“ハードディスク”、“バックアップ用ハードディスク”、“DVD-RAM” と三箇所に保存するようになった。

 さて、一昨年に取り替えたハードディスクの稼働時間が1万時間を越えた。寝ている間もパソコンにいろいろと作業させているため、24時間電源が入りっぱなしになることが多い。そのために、ハードディスクの稼働時間がどうしても多くなってしまう。

 そして、稼働時間が1万時間を越えたあたりから、S.M.A.R.T の値のいくつかが明らかに劣化してきた。 「これは早めに対応を取ったほうがよいな。」 と思い、新規のハードディスクを買うことにした。

 そこで考えたのが、標準的なハードディスクではなく、耐久性を重視したタイプのハードディスクを使うことだ。

 高耐久性のハードディスクは、標準的なハードディスクに比べて、1.5倍から2倍の価格だ。それでも、“安心感” や “短期間でのハードディスクの入れ替えの手間”、“トラブルが生じたときの手間” を考えたら、試してみる価値はあると思い、今回は高耐久性のタイプを選んだ。

 具体的には、Seagate 社製の Barracuda ES.2 シリーズ “ST3500320NS” を選択した。

 実はまだハードディスクの入れ替えは行っていないのだが、とりあえず初期不良がないことを確認するために、接続をしてベンチマークテストを行ってみた。HD Tune というソフトウェアを使ってテストした。

 これが今回買った ST3500320NS のテスト結果だ。

  Hdtune_benchmark_st3500320ns2009021
(図をクリックすると拡大表示)

 転送速度の揺らぎが少なく、容量の50%ぐらいまで最大転送速度を示している。アクセスしているときの音は、小さくはないものの耳触りな音ではない。高い転送速度の割りに、CPUの優先率も低い。確かに優秀はハードディスクのようだ。

 ちなみに、今使っている二世代前の ST3320620A のテスト結果はこちらだ。

  Hdtune_benchmark_st3320620a20090219
(図をクリックすると拡大表示)

 こちらは パラレルATA による接続だ。転送速度の揺らぎが ST3500320NS に比べて大きい。揺らぎが大きいのはこのハードディスクやパラレルATAに限らず、日立のシリアルATAハードディスクでも見られたので、ハードディスクの性能が関係していると思われる。

 記録密度が上がっているおかげで、新しい ST3500320NS は特に中盤から後半にかけてのアクセスタイムが早くなっているのも嬉しい。

 このくらい性能に差があれば、システムドライブに使ったときに少なからぬ性能の向上を実感できるのではないかと、とても期待している。

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2009/02/16

さらば、RD-2000

 RD-2000とは、東芝が2000年に発売したHDDビデオレコーダーのことだ。

 RD-2000が発売された翌年に、それまでメインで使っていたVHSレコーダー壊れたため、我が家では2001年の8月にRD-2000を購入した。確か20万円ぐらいしたと思う。ちなみに、その時に壊れたVHSレコーダーは1987年に買ったビクター製だった。14年間ほぼ毎日使っても壊れなかった優れものだった。

 HDDへの長時間録画は快適そのものだった。メニューから見たい番組を一発で再生。巻き戻しもいらない。頻繁なテープの入れ替えもいらない。そして、RD-2000を使い始めてから、ビデオテープはすぐに使わなくなった。

 RD-2000を買ったときはまだVHSテープの資産もだいぶあったので、同時に安いVHSレコーダーも購入している。RD-2000のポイントで買ったものだ。(笑)  それは今でもテレビの下に設置してあるが、8年間で数えられるほどしか使われていない。

 RD-2000にはリコール問題があり、『HDDが突然動かなくなる』 というものだ。我が家のRD-2000も見事にその問題に遭遇して、無償でHDDを交換しもらった痛い経験もあった。もちろんその時に録画はしたものの見られなかった番組がいくつもあったことも、今となっては思い出だ。

 そして、3年が経った2004年にRD-2000のDVD-RAMドライブが壊れた。DVD-RAMに書き込みができなくなったのだ。HDDに問題はなかったのだが、長期間保存のためにDVD-RAMに書き出しできないと困るため、新しいHDDビデオレコーダーを買い足した。

 DVD-Videoは見られたので、RD-2000はDVDプレーヤーとして使ったり、録画したい番組が重なった時のサブ機として使っていた。

 ここ2~3年はサブの14型のブラウン管テレビにつなげて、DVDプレーヤーとして働いていたRD-2000だったが、先日とうとうHDDの寿命が来た。『HDDが認識できません』と言ってきたのだ。

 RD-2000に搭載されているHDDはAV機器用の特殊なもので、一般に売られているHDDでは置き換えができない。DVDドライブは数年前から書き込みができない。修理を頼めばおそらく数万円は取られるだろう。なにより、アナログ放送しか録画できないのに、そのアナログ放送は2年後になくなると政府は言い張っている。(本当にできるかどうかは私は疑問だが。)

 となれば、やはりRD-2000は廃棄するしかない。

 このRD-2000、最高級機として発売されただけあって、作りはとてもよい。情報表示部もFL管の多層表示だったり、操作パネル部に電動のドアがついていたりと。デザインも高級感があって私は好きなのだが、動かないのではさすがに置いておいてもしょうがない。

 RD-2000は我が家のテレビ視聴スタイルを大きく変えた思い出深い機器だ。昨年、HDDレコーダー内蔵のテレビを買ったのも、RD-2000でHDD録画の便利さを知ったからこそだ。当時20万円とかなり奮発して買ったのだが、その価値は十分にあったと思っている。

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2009/02/10

ラム肉は意外とおいしかった

 先日、カミさんの誕生日にカミさんが希望するレストランに行ってきた。ちょびっとだけ高めのレストランだ。coldsweats01  人気があるらしく、予約なしでは入れないらしい。

 メニューを見たら 『乳飲み仔羊のスペアリブ』 というのがあり、珍しかったので注文した。普段羊肉を食べることはない。

 注文のスペアリブが出てきたら、私が一口も食べないうちに、子供が全部食べてしまった。(笑)

 もともと子供用のメインディッシュとして注文したものだからそれでかまわないのだが、残さずに食べてしまったということは、よっぽどおいしかったのだろう。

 いきつけのスーパーでもラム肉を売っている。158円/100g なので、豚肉と変わらない値段だ。

 ただ、羊肉は臭みがあり、硬いというイメージがあったため、これまで買って食べることはしなかった。私が子供の頃に家で食べたジンギスカン鍋の羊肉が硬かったという記憶があったのも影響していた。

 知識としては、マンガ “美味しんぼ” で 「マトンは硬いが、ラムは柔らかい」 という記述を見ていたので、ラム肉はそれほど硬くないんだろうなとは思ったが、それでも積極的に食べようとは思わなかった。

 ところが、子供がペロッと食べてしまえるのであれば、試して見る価値があるなと思い、少量のラム肉を買ってきたのだ。

 薄切りのラム肉を焼肉のように焼いた。それだけでは夕食には足りないので、豚肉の薄切りも一緒に焼いて食べ比べることにした。

 ラム肉を焼いているときに、たしかに牛肉でも豚肉でもにおわない独特なにおいがした。ただ、私は特に嫌なにおいだとは思わなかった。人によってはこの独特なにおいだけで羊肉が食べられない人もいるようだが。

 で、豚肉と食べ比べてみると、ラム肉は思っていたよりも柔らかく、むしろ適度な歯ごたえを感じた。味も豚肉より牛肉に近い濃い味だと思った。これなら、豚肉ばかりで飽きたときのアクセントとして食べるのに丁度よいかなと思った。さすがに、日常的に食べようとは思わなかったが。

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2009/02/07

むやみな成長よりも永続的な持続性を私は選びたい

今の資本主義はもう、やめてくれ
“森の国”の思想が次の経済システムを作る

 安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)
 篠原匡(日経ビジネスオンライン記者)
  日経ビジネスオンライン [2009年2月4日]

 題材が宗教の話しなので異論のある人も多いだろうが、私にはほとんど賛同できるないようだった。むしろ、私が長いことモヤモヤと感じていたことを、明確な言葉にしてくれたと感じている。

 私も宗教を否定するつもりはないし、必要なものだと思っている。ただ、私自身は神や仏や宗教を信じていない。私は現実に自分で見聞きしたものを信じることにしている。そんな私だからこそ、上の記事になおさら賛同できるのかもしれない。

安田 マルサスは「人口論」を出した時にこう言いました。「神の命の通り、一生懸命働いていれば豊かになれるはずだ」と。「貧しい人間は神の命に背いた人間であり、罰を受けているんだ」と。

 3ページ目のこの考え方は、私が初めて目にした言葉であり、同時になぜ今の米国的資本主義が大問題だと感じるのかを教えてくれた。

 日本にも 『働かざるもの、食うべからず』 という言葉があるが、これには神といった人が介在できないモノは含まれていない。同時に過程に対する結果を表している。

 それに対して上記の言葉は、結果に対して人ではどうしようもない神を持ち出して、裕福そのものを無条件に肯定している。これではルールやモラルを無視してでも 「裕福になったものが正しい」 という価値観が生まれたとしても不思議ではない。

この市場原理主義の考え方は、大量の情報を持つ人間、つまりカネをたくさん持つ人間にとってメリットがある。社会のエリートをサポートするには都合のいい理論、支配者にとっては都合のいい理論でしょう。

 やはり3ページ目の、この部分などは、まさに私がここ数年ずっと感じてきたことだ。小泉元首相が進めた構造改革も、結局は支配者、為政者にとって都合のいいモノでしかなかった。

 4ページ目では、「日本はもともと成長よりも持続させることを大切にしてきた」 ことを説明している。私も日本はふたたび旧来の価値観に戻すべきだと思っている。「成長しなければ意味がない」 という考えの否定だ。

 以前どこかの記事で 「京都は同じ商売のやり方を続けて、何百年も続いてきたお店が何軒もある」 という内容を読んだことがあった。時代に合わせて少しずつ変えることはあっても、卸値が少しばかり安いからといって長年商売をしてきた相手を変えることはないという。そうやって数百年続けてこれたのだ。

 成長を追い求めたあげく、数十年からせいぜい百年で行き詰った金融資本主義と比べれば、どちらが社会にとって適したシステムなのかは、私にとっては明らかなように思うのだが。

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2009/02/04

ハイビジョン映像、きついな~

 先日BS放送で “エイリアン4” を放送していた。私は、エイリアン シリーズがけっこう好きでシリーズは全部観ている。“エイリアン vs プレデター” も観ている。

 さて、放送されたエイリアン4を録画してから観たのだが、エイリアン シリーズをハイビジョンで観るのは、これが初めてだ。半分期待しながら観はじめた。ちなみに、エイリアン4自体は、以前にアナログ放送で放送されたモノを21型のブラウン管で観ている。

 だが、いきなりオープニングで気持ち悪くなってしまった。オープニングでは、物語中盤で明かされるクローンの失敗作の部分部分がアップにされるのだが、中途半端にリアルなため、変に想像出来てしまいさっそく気持ち悪くなってしまったのだ。

 仕方ないので、オープニングはサクッと飛ばして、本編を観ることにした。

 初めて観るハイビジョンのエイリアン本体は、やたらと精巧に撮られており、作り物と知っていてもどうにも嫌悪感を感じてまった。

 エイリアン シリーズはSFの形を取ってはいるものの、作りはホラーでありスプラッタ映画だ。当然、人は次々に虐殺されていくし、血しぶきも飛びまくる。

 アナログ放送時代であれば解像度が低く、私の使っていたテレビの画面も小さかったため、「あっ、なんか赤いものが飛んだ」 程度で済んでいた。

 ところが、ハイビジョンで42型の大画面ともなると、血しぶきの陰影や一瞬で飛んでいく臓器のようなものの細部まで見えてしまう。

 作りモノと割り切って観ることができる人には、どーってことはないようなシーンでも、私はそこにリアルなモノを投影してしまうため、とてもではないが始めから終わりまでを休みなしで観ることはできなかった。

 結局、前半を観て、半日ほど休憩を挟んだ後、後半を観た。

 いや~、ハイビジョンのスプラッタモノがここまできついとは思わなかった。精神的にきつい。

 とりあえず、ハイビジョンではスプラッタ映画やホラー映画は絶対に観ないことにした。

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