デジカメ用USB電源ケーブルの作成 (その2)
前回の続き。
必要なパーツを買いそろえたので、早速、USB電源ケーブルの作成に取り掛かる。
ACアダプタにつながっているのデジカメにつなぐためのケーブルを、ACアダプターから 20cm の所で切断した。こんな感じ。(写真をクリックすると拡大)
デジカメに繋ぐ側の長さは 約120cm あり、ポケットの中のバッテリーからデジカメに繋ぐには十分な長さがある。
購入した USBプラグ のパーツはこんな感じ。(写真をクリックすると拡大)
左から2番目のパーツに導線を繋げる。左の黒いパーツは導線を半田付けした部分にかぶせるパーツ。真ん中がプラグの外側になるパーツで、右から2番目のパーツは、真ん中のパーツの中ほどにかぶせるパーツ。一番右は、抜き差しするためのカバーとなるパーツ。
半田付けする作業の前に、一番右のカバーをあらかじめケーブルに通しておかないと、大変なことになる。私も一度半田付けが終わった後に、カバーを通していないことに気がついて、半田付けをもう一度やり直したのは、実は秘密です。
理由はないが、導線が中で2本平行に入っているタイプのケーブルだとばかり思っていたが、むいてみてビックリ。中が + で、外が - の同軸ケーブルだった。(写真をクリックすると拡大)
束ねると意外と太くなり、USBプラグの接続端子とつりあわない。そこで、束ねた先端を少し細く刈り込んでから半田で固めた。
USBプラグの端子に半田付けした状態が、これ。(写真をクリックすると拡大)
簡単に半田付けしたように書いたが、実はテスターを使って何度も + と - を確認しながら半田付けしている。ケーブルを切断する前にACアダプターからの出力で+と-を確認して、外部バッテリーのUSB端子の+と-を確認して、USBの仕様書で端子の+と-の仕様を確認した。切断してからは、デジカメに接続する端子とむき出しになった導線を何度もテスターでつながりを確認した。
何しろ、電圧を逆に加えたらデジカメやバッテリーが壊れないとは言い切れない。そこだけは慎重に慎重を重ねて半田付けをした。
ちなみに上記のパーツにはちゃんと1~4までの番号が振ってあり、1番端子には+の導線、4番端子には-の導線を繋げばOKだ。
そして、テスターで電圧を測定してわかったことだが、ACアダプターには 4.7V と書いてあるにもかかわらず、測定値は 5.0V だった。
USB の電力供給も 5.0Vが標準なので、これで安心して外部バッテリーをつなげることができる。
後ちょっとで完成だが、もう一回続く。
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