PSPのアナログスティック
少し前に新しい PlayStation Portable、“PSP go” が発表された。
私が毎日見ている PC Watch でも PSP go に関する記事がいくつも掲載されている。その中で私が個人的に気になったのは、この記事の以下の部分だ。
特に、よく聞かれる不満は、PSPに操作しやすいアナログスティックがないことだった。PSPでは、スティックとはとても呼べない、アナログパッドが左側に配置されているだけ。そのため、操作がクリティカルなゲームでは、操作性が問題となることがあった。
やはり使いにくいと思っていたのは私だけではないんだなと思いつつ、ソニーが対応しないのが腹立たしい。以前の記事でも書いたことだが、なぜ PSP では外付けでコントローラーがつけられないのか、ホント不満である。
とはいえ、いくら不満を言ったところで、それで問題が解決するわけではないので、現実的な解を見つけなければならない。
PSP のアナログスティックの一番の問題は、すべりやすいことだ。すべりやすいため、確実な操作をしようと思うと、どうしても必要以上に力を入れなければならない。必要以上に力を入れれば、壊れやすくなるのも当然だ。
お店にいけば、300~500円でアナログスティックにかぶせるすべり止めが売っている。本体やゲームソフト、グリップに比べればぜんぜん安いのだが、なぜか私はそれらを買う気にならなかった。とりあえず、私は身近にあるもので対応しようと思ったのだ。
まず試したのは、“指サック” だ。紙をめくるときに、指が滑らないように指先につけるアレだ。
ところが、紙に対しては抜群のグリップ力を誇る指サックも、プラスチックに対してはたいしたグリップ力がないことがわかった。むしろ皮膚よりも滑りやすいように感じた。
次に試したのは、“両面テープ” だ。ノリの代わりに使い、紙同士を張り合わせるタイプのモノを使った。15mm幅のテープを10mmほどの長さに切って、アナログスティック上面に貼り付けた。余った部分は、アナログスティック裏面に押し込んだ。
両面テープは、予想以上に効果があった。指がまったくすべらないため、必要以上に親指に力をいれる必要がなくなり、快適にゲームができる。
だが、粘着力が 「指 > アナログスティック」 のため、プレイ後にどうしても両面テープが指に残ってしまう。プレイが終わるたびに指から両面テープをはがして、アナログスティックに張りなおす手間がかかる。
結局落ち着いたのは、「スポンジ付両面テープ」 だった。
スポンジ付両面テープの粘着力が 「アナログスティック > 指」 のため、プレイ後も両面テープがアナログスティックに張り付いたままになるため、プレイ後も面倒がない。
もっとも、十数回プレイすると、両面テープの指側の粘着質が取れてしまうため、薄い両面テープを張ってやる必要はある。それでも、薄い両面テープを直接アナログスティックに張るのとは違い、粘着力が 「スポンジ > 指」 となるため、薄い両面テープを貼り付けても、指には両面テープが残らない。
300円をケチるだけの価値があるか疑問が残るところではあるが、身近にあるモノで対応できたことで、私自身は満足している。
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