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2009/07/15

新しいプリンター (写真印刷編)

 私がプリンターで印刷する際に一番苦労するのは、デジカメ写真をディスプレイとほぼ同じ色で印刷することだ。

 3年前に PIXUS iP7500 を買ったあとも、ディスプレイで見た色で印刷するためにずいぶんと苦労した。

 その甲斐あってか、今回買った PIXUS MP630 では、ほとんど苦労せずに自分として許容できるプリンタードライバーの設定を見つけることができた。

 印刷テストに使ったサンプルは、日本HPのホームページに掲載されている電塾出力検査チャート(A図)だ。

 iP7500 の経験から、自分が使っている光沢用紙にキヤノン製プリンターで印刷した場合、イエローが強くなる傾向になることがわかっている。実際に上記のサンプルを印刷してみると、特に人物の肌にイエローが強く出ていた。

 そこで、プリンター ドライバー内のマゼンダの個別設定を+10とした。イエローを薄くする手もあるのだが、イエローを薄くすると他の色への影響が出やすいため、マゼンダを濃くする方法にたどり着いた。

 マッチングの色補正は、“ドライバ補正”、“ICM”、“なし” とすべて試して、今回も “ICM” が一番ディスプレイに近い色で出力された。

 あらためて、写真印刷を行っている環境の概要を書き出すと以下のようになる。

  • 液晶ディスプレイ: EIZO FlexScan S1721
    • ディスプレイ色温度: 6500K
  • ソフトウェア: PaintShopPro 7J
    • モニターのプロファイル: 5000K

 ハードウェアの色温度設定とソフトウェアの色温度設定がマッチしてないのは、わざとである。ある意味反則技なのだが、いろいろやって、これが一番モニターとプリンターの色を一致させやすいという結論に達した。

 この状態で、ドライバー/色調整の マゼンダを “+10” して、明るさを “明るく” する、マッチングの色補正は “ICM” に設定すると、ディスプレイで見えている色でプリンターが印刷するようになった。

 さらに、iP7500 の時は、画像に選択範囲があったり、PaintShopPro の 色の管理 設定で “色の校正” を指定しているだけで、印刷時の色が安定しなかった問題があった。

 それが MP630 のドライバーでは起こらなくなっていた。画像の一部を選択していようが、色の管理で 色の校正 を指定していようが、印刷時には安定して同じ色で印刷される。これだけでも、プリンタを MP630 に替えた価値があるような気がしている。

 もう一つ、iP7500 では均一に印刷する部分で、よくスジ状の色ムラがみられた。印刷する際のヘッドの動きに平行に出るスジで、巨大掲示板などでもしょっちゅう話題になる現象だ。

 そのスジ状の色ムラが、今のところ MP630 での印刷では見られない。今後出てくる可能性もあるが、今のところは印刷物に見られない。

 ただ、iP7500 の印刷結果に比べると、わずかに粒状感が粗いようにも見えるので、その辺が影響しているのかもしれないとも考えている。

 いずれにしろ、ディスプレイ上で調整した写真を、ほぼ同じような色で印刷することがかなり楽にできているので、個人的に MP630 にはとても満足している。

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