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2009/10/05

今年の栗の皮むきは2時間 orz

 今年も栗の季節がやってきた。我が家ではこの時期毎年 “栗の渋皮煮” を作っている。

 今年も栗のお買い得を見つけて、合計2Kgほどの栗を買いこんだ。

 しかし、栗を買っただけでは渋皮煮を作れない。渋皮煮を作るためには、あの硬い栗の鬼皮を延々とむいていく作業が待っている。

 あらためて 栗の渋皮煮 のレシピをググってみると、

「中に入り込んでいる虫を、塩水につけて追い出すとよい」

という記述かあちこちで見受けられた。なるほどと思い、鬼皮をやわらかくするための水に塩を加えて、一晩置いておく。

 幸いなことに、買った栗からは虫が這い出てくることはなかった。もしかしたら、販売前に処理されていたのかもしれない。

 さらに、塩水に浮き上がってきた栗は、虫が食っていたり中が痛んだいる可能性が高いということなので、あらかじめ取り除く。

 一晩水につけて置いた栗だが、やはり鬼皮は硬い。また、2Kgという量もかなりの量になる。結局、すべての栗の鬼皮をむくのに、休み休みで2時間もかかってしまった。

 さらにそれから、重曹を使って4回ほどあく抜きをして、その後、大量の砂糖を投入しながら煮込む。作業が終わったのはその日の真夜中近くだった。

 苦労した甲斐あってか、それなりにおいしい渋皮煮ができた。お買い得の栗だったので、栗自体の甘みはそれほどでもないが、栗の味は十分であり、逆にさっぱりとした感じに仕上がった。

 塩水に浮き上がった栗も、とりあえず皮を剥いてみる。すると、たしかにほとんどの栗は、中にカビが生えていたり、虫に食われたりしていた。

 それでも、一部しか痛んでないものは、傷んだ部分だけを切り離し、残りの食べられる部分を合わせると、栗ご飯を作るには十分な量になった。そして、そのまま翌日は栗ご飯となった。

 そうして我が家の秋のイベントが終わった日に、このブログのアクセスランキングを見ると、普段はアクセスされることもない 『栗の皮むきがたいへんだった件』 という記事がトップ10に入っていた。

 「あ~、世間的にもそういう季節なんだな」

ということを感じた。

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