私が好きな映画のタイプは
きっかけはサラウンドヘッドホン MDR-DS7000 を買ったことだ。
以前にも書いたように、地上波やBSでは、5.1chサラウンド放送がほとんどないため、せっかくのサラウンドヘッドホンが、私にとって宝の持ち腐れになっていた。そこで、5.1chでのコンテンツを楽しむため、数年ぶりにDVDをレンタルすることにした。
私は基本的にSFが一番好きで、スターウォーズやスタートレックがお気に入りだ。アニメでももっぱらSF中心で、ガンダム、ボトムズ、銀河英雄伝説や攻殻機動隊などがお気に入りとなっている。
もちろんそれ以外にも良作と呼ばれるものは、ジャンルにとらわれずに見る。ロードオブザリング、ダイハードやトッツィなんかも好きだ。
今回は、お気に入りの映画評論サイトでのオススメを元に、自分が見たいと思う映画をピックアップした。そして、3週間で20本ほどの映画を見た。ほぼ1日に1本の映画を見た計算だ。
そうやって一度に多くの映画を見たら、自分の映画の好みをあらためて実感することができた。むろんあくまで私の個人的な嗜好であって、その映画の評価という話ではない。
私が気にいる映画に共通するのは、
- テンポがよくて展開が速く、同じシーンが延々と続くことがない映画
だ。ストーリーや設定といった要素も私にとっては重要な要素だが、仮にジャンルやストーリー、設定が私好みであっても、テンポが悪いだけで私はその映画を好きになれない。
スターウォーズなど展開が速すぎて下手をすると1回見ただけでは話しについていけなくほどだが、それでも私は好きだ。ロードオブザリングも上映時間が3時間以上だが、無駄なシーンが感じられないため、それだけ上映時間が長くても私には苦痛にならない。
今回借りた映画の中では ダイハード4.0、ボーン・スプレマシー、イーグル・アイ がテンポがよく、私には楽しめた。よくよく見るとどれもアクションを売りにする映画だった。スピード感が命のアクション映画で、展開が速いのはある意味当然か。
とはいえ、ボーン・スプレマシーの続編である ボーン・アルティメイタム には、むしろもたつきを感じたので、アクション映画であればかならず展開が速いということでもなさそうだ。
好きになれない映画は当然展開の遅い映画ということになる。
いまだに私の中でのワースト映画は ゼイリブ という映画だ。前半にある格闘シーンがだらだらと続くのが最大の理由だ。ストーリーや設定自体は悪くないと思えるのだが、あのだらだらシーンだけで私の評価は格段に低くなってしまう。
今回見た映画では ジャンパー や スパイダーマン3 がそのタイプだった。ジャンパーは設定が面白いと思うのに、二人の乱闘シーンがやたらと長く感じられ、それ以外の部分のテンポの悪さも含めると、上映時間は3分の2、60分ほどが適当だろうと思えた。逆に言えば、ビジネスとして上映時間を90分以上にするために無理やり無駄なシーンを盛り込んだようにも感じられた。
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私もここで文章を書いていて思うのは、いかに短く簡潔で必要にして十分な内容を持っている文章を書くのが難しいかだ。
優れた文筆家が書く文章は、短く簡潔でもはっきりと伝わる。私が自分の言いたいことを誤解なく理解してもらおうと思って書くと、どうしても文章がだらだらと長くなってしまう。
私が映像にも短く簡潔でもわかりやすいものを期待してしまうのも、そういうところから来ているのかもしれない。
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