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2009/11/24

遠近両用メガネにちょっと後悔・・・

 私は乱視の入っている近視で、中学校に入ってまもなくメガネをかけるようになった。その後何度かメガネを作り直したが、30代になってからは安定したのか、最後にメガネを作り直したのは10年ほど前だった。

 その10年前に作っためがねも、レンズのコーティングがランダムにはげおちて見づらくなった。さらに、フレームにもだいぶガタがきていた。仕方なく最近は15年ほど前に作ったメガネに戻していた。10年モノも15年モノも度数的には変わらなかったため、15年モノでも遠くを見ることについてはなんの問題もなかった。

 問題なのはメガネをかけたまま近くを見る時だ。40歳を過ぎてから急速に近くが見づらくなったのだ。特にメガネをかけたまま手元のケータイの文字が読めなくなったのが痛い。

 そのため、買い物に行った時に、単価の比較をする時や成分表示のちいさい文字を見る時は、いちいちメガネを外さなければならないのがめんどくさくてしょうがなくなった。

 そこでとうとう “遠近両用メガネ” を作ることにしたのだ。

 今回私が選んだのは “遠近両用累進レンズ” だ。いわゆる 「境目のない遠近両用メガネ」 というやつだ。境目がなければメガネで見回す際に気にならずにすむと考えたからだ。もっとも私が選ばずとも、最近は境目のないレンズが標準で、境目のあるレンズはほとんど見かけなくなったそうだ。

 メガネ屋にいって注文してから1週間。私にとって初の “遠近両用メガネ” が手元に届いた。

 結論をまず言うと、「ちょっと失敗だったかもしれない」 と少し後悔している。

 たしかに視線をおろすだけで手元のケータイや成分表示がはっきりと読める。しかもすぐ目も前に持ってこなくても、少し近づいただけで読める。この利便性は大きい。

 だが、ぼやけて見えない領域が私が想像してたよりもはるかに大きかった。はっきりとモノを見るためにはレンズの縦の中心で見なくてはならず、レンズの左右でモノを見ようとすると流れたようにぼやけるのだ。境目はたしかにないが、単焦点のレンズと比べ物にならないくらいに違和感が大きい。

 もっとも、ぼやけるとは言っても内容がなんとなくわかる程度のぼけ方なので、メガネをかけていない時と同じではない。とはいえ、どちらに目を動かしても同じようにぼけるのか、目を動かす方向ではっきり見えたりぼけたりするのでは、後者の方が違和感が大きい。

 そこで、あらためて遠近両用メガネについてググってみたところ、このようなサイトを見つけることができた。

メガネレンズの専門店 れんず屋
遠近両用推進レンズ

 実にわかり易く解説してくれている。そして、私が感じている見え方をまさにわかり易く図解してくれている。そう、レンズ下半分の左右はほとんど使えない領域になっているのだ。

 この解説を事前に知っていたら、もしかしたら遠近両用累進レンズを採用しなかっただろうか。いや、「見ると聞くとは大違い」 と言われるように、実際に体験してみないとどのくらい違和感があるのかを納得するのは難しい。結局は境目のない遠近両用累進レンズを買っていただろう。

 では、ひずみのない “二重焦点レンズ” の方が良かったかと言えば、必ずしもそうは言い切れないと思っている。

 というのも、レンズにちいさいゴミが付着しただけでも気になってしょうがないのだ。レンズの下端に位置するとはいえ、手元のモノがはっきりと見ることができるだけの大きさがあるのだ。常に目の中に入ってこないはずがない。そうすると、常に視野のどこかに大きな異物が見えている状態となり、メガネをかけている間中イライラすることになりかねない。

 ではどうすれば良かったのか?

 今から思えば、レンズの高さが短いフレームを選んで、近くを見る時はメガネの下の隙間から見るようにすれば良かったのではないかと思っている。

 レンズを小さめにすれば、レンズ端の厚みが押さえられるため、屈折率の低いレンズを選択できる。屈折率が低ければアッベ数は大きくなり、10年前に作ったメガネで最後まで慣れなかったレンズ周辺での色にじみも気にならなくなる。何より、屈折率の低いレンズは安い。

 考えて見れば、15年前のメガネは一番低いグレードのレンズで作ってもらったため、記録は残っていないが、おそらく一番屈折率が低く、特殊なコーティングがされていないと思われる。それが結果的に、色にじみが気にならずかつ表面のコーティングがはげて見づらくなるということにもならなかったのだと思った。

 高いレンズほど性能が良いレンズで見やすいと思い込んでいたし、メガネ屋も高いレンズを勧めるので、どうしても予算の許す範囲で高いレンズを買ってしまいがちになる。

 しかし、今回いろいろ調べてわかったのは、屈折率が高くて薄くて高いレンズが、必ずしも見やすいメガネにはならないということだ。

 おそらく今後は急速に老眼が進むため、早ければ2~3年後にまたメガネ、少なくともレンズを交換する必要に迫られるだろう。

 その際にはむやみに高くて薄いレンズを選ぶのではなく、可能な範囲で屈折率の低いレンズを選んで、なるべく安く上げようと今は考えている。

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コメント

遠近両用メガネがいまいちというかたには
跳ね上げメガネというのもあります。

http://opteye.net/

投稿: | 2010/09/14 12:08

こんにちは。栗のむき方の検索で来ました。

文庫本が読めない位なら老眼対策は必要でしょうね。
私は近視でコンタクトを使用しているんですが、
文庫本OK、薬の注意書きはダメです。

携帯 → 字が大きく設定出来る機種を買う。数字のフォント設定にも注意。
薬の注意書きなど → ルーペで見る。どの道ルーペは必要。
出先で小さな字を見る → デジカメで撮ってズーム(モニタ画面は3インチです)

投稿: sugiyama | 2010/10/05 14:35

sugiyama さん、こんにちは。
コメントを頂き、ありがとございます。

遠近両用メガネは、それなりに慣れてきましたが、それでもまだ違和感は残ってますね。
それでも、メガネをいちいち外さなくても、ケータイを見たり、商品の裏書を見たりできるメリットの方が大きいんで、日常的に使っています。

私もいずれはルーペを必要とする時が来るのでしょうけど、今のところはまだルーペなしでぜんぜん OK です。

投稿: マスト | 2010/10/08 08:41

始めまして
遠近両用メガネですが、バスの乗り降りやエスカレーターへの乗り降りには問題ないですか?
現在は外出時に歩行用メガネ掛け、もう一つ読書など用に近用メガネをポケットなどに入れてます。
しかし、夏場はポケットが少なくなるし、出来るだけ手ぶらで居たいので『遠近両用か…』と思案中です。怖いだろうと想像するのはバスy、エスカレーターへの乗り降りです。

投稿: 四つ目男 | 2013/06/04 19:20

私も、中近両用メガネを作ったら、メリットが無いという結論になりました。
そして、縦の短いメガネを好むようになりました。
そして、れんず屋の店舗へ行って、製作範囲ぎりぎりのメガネを作りました。

投稿: まるーべり | 2013/08/03 15:38

 本来、2本必要なところを、1本にしてやろう、というのは、横着な発想としか思えません。
 コメントに「跳ね上げ式」が紹介されていますが、昭和の頃、校長先生が壇上で跳ね上げていた光景が浮かびます。

 私は、細い縁無しメガネの真ん中を持ち上げています。(至って簡単!)

投稿: | 2014/05/16 18:13

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