ケータイの料金プランを見直してみる (基本編)
前回は、自分のケータイの使い方を分析してみた。
私のケータイの使い方でもっとも重視すべきは 『パケット通信費』 だ。今使っている料金プランに含まれる無料通話料もほとんどパケット通信費に使っている。
前回の分析で月平均のパケット通信費は891円なので、パケットにすると約4100パケットとなる。
ちなみに今選択している料金プランは “プランSSシンプル” だ。毎月の基本料が980円に対して、無料通話料が1050円分ついている。パケットにすると、5000パケット(625KB)になる。
料金プランをもう一段高い “プランSシンプル” にすると、基本料が月1627円で+647円になるのに対して、無料通話料は+1050円分の2100円分となる。まとめ買いをするとお得になるのと似ている。今よりもリッチなケータイの使い方ができるようにも思えるが、支払い総額が増えることにかわりはない。
また、話題の “プランEシンプル” は無料通話料はついていないものの、基本料が月780円と-200円となる。さらにプランEシンプルでは、メール通信費が全て無料となり、追加料金無しで “ダブル定額スーパーライト” と同等のパケット割引サービスもついてくる。
文字や数値だとさすがにわかりにくいので、グラフにしてみた。
なお、このグラフは通話料が0円で、無料通話分をすべてパケット通信に当てたものとして計算している。通話で無料通話料を使っていれば、その分だけ プランSSシンプル と プランSシンプル のグラフは左にシフトしていく。また、プランEシンプル のグラフは上にシフトする。
① のパケット数が、私の昨年の平均月パケット数4100パケットだ。また、② は私の昨年の最大月パケット数約12000パケットだ。
このグラフから見ると、平均だけを見れば現状の プランSSシンプル が最適だということがわかる。
一方で、最大パケット数を見ると、プランSシンプル や プランEシンプル を選択した方が安くあがることがわかる。プランEシンプルであれば、メール分のパケット数を差っ引く事になるため、さらに支払額が下がるはずだ。
で、今後であるが、今後更にパケット通信を増やす予定もつもりも今のところはない。
であれば、繰越ができる無料通話分のある プランSSシンプル をこれまで通り選択して、問題なさそうだ。
とはいえ、本当にインターネットサイトやコンテンツのダウンロードを行わないのであれば、逆に プランEシンプル の基本料金780円は魅力的だ。
もともと通話料金はほとんど使わない使い方をしている。月の平均通話料は、前回書いたように53円と基本料金差200円より少ない。
今はパケットを節約するためにメールのヘッダだけを受信しているが、プランEシンプル であれば、パケットを気にすることなく常に本文も自動的に受信できる。
なにかの際に大量のサイトアクセスを行ったり、ダウンロードを行ったりしても、プランSSシンプル や プランSシンプル に比べて、はるかに少ないパケット通信費ですむ。
そう考えると、つい プランEシンプル に試しに切り替えてみたくなるが、プランEシンプル に切り替えると AU ケータイにおける最大の利便性を失うことになる。
(つづく)
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