Wiiで動画を再生してみる
前回、『写真チャンネル』 で画像表示のレスポンスのよさに感激した話をした。今回はそのつづき。
写真チャンネル の説明を読むと、画像だけでなく “動画” の再生機能も持っていることがわかる。ただし、動画なら何でも再生できるわけではなく、形式が “MotionJPEG” の動画のみが再生できる。
残念ながら私の持っているデジカメ Sanyo Xacti C4 の動画形式は “MP4” であり、じっさい最初に写真を閲覧するために SD カードを差したときは、動画は1枚も一覧に表示されなかった。
見られないとなると、せっかくだから見られるようにしたくなるのがヲタクのサガというもの。とはいえ、手持ちのソフトウェアで MotionJPEG へエンコードできるモノがなかった。
こういう場合は、とにかくググってみる。
目的のモノはすぐに見つかった。やはりだれもが欲しいと思うようなモノは、誰かが作ってくれているものである。
私が使ったのは、
という無料で使えるソフトウェアだ。
この Wii Video 9 で撮影した動画ファイルを変換して、再び SD カードに書き戻してやれば、あとは SD カードを Wii に差し込むだけで、写真チャンネルが自動的に動画ファイルも見つけて一覧に表示してくれる。
もっとも、Wii Video 9 はそれほど高画質でエンコードしてくれるわけではないし、MotionJPEG はファイルサイズが大きくなりがちな形式なので、撮影した動画をすべて Wii Video 9 で変換して保存するというのは、それほど賢い選択とは言えない気がする。
とはいえ、Wii Video 9 によるエンコード自体は、能力の低いパソコンでもそれほど時間がかからないため、見たい・見せたい動画だけ変換して Wii でみんなでワイワイ騒ぎながら鑑賞するというのは、十分にアリだと思う。
ところで、Xacti C4 で撮影する動画は、縦横比が4:3の動画だ。それに対して、その動画をみるテレビは16:9のいわゆるワイド画面だ。普通に再生すると、テレビ画面の左右に黒いすき間が出来る。しかも、Wii 自身はワイド映像としてテレビに映像を送っているため、テレビの機能ではワイド画面いっぱいに映像を写すことが出来ない。
そこで、写真チャンネルの “拡大” 機能の出番となる。動画の上下が切れて見えなくなり、拡大されるためややぼやけた感じになってしまうが、ワイド画面一杯に動画が再生されて、個人的には落ち着きがよいと感じる。
もともと撮影するときには撮したいモノを真中付近に来るように撮影するし、写真チャンネル上でも動画の映したいところを上下左右に移動できるため、拡大したから見たいものが表示出来ないということがないのもイイ。
この Wii Video 9 は指定する項目も少なく簡単に使えるソフトウェアなのだが、いかんせんユーザインタフェースがややわかりにくい。広告バナーが複数表示されて、そちらの方が目立っているため、作業のためにはどこをクリックすればよいのかわかりづらくなっている。
そこで簡単な使い方の流れを作ってみた。なお、Wii Video 9 はすでにインストール済みという前提で話を勧める。
ということで、次回につづく。
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